平成28年  6月 全員協議会 全員協議会会議録 平成28年6月10日 開会 午前11時15分 閉会 午後0時34分 出席議員 羽生田 学  竹腰早苗   田所健太郎  石川 達   小林丈人 南波秀樹   宮崎雄一郎  渡部俊明   山口美津夫  鈴木晃地 長谷川くみ子 山下伸一郎  松永千賀子  小田貴久   臼井貴彦 後田博美   小野 弘   石川将誠   古内 明   寺田弘子 長友義樹   野元好美   五十嵐千代  桜井はるな  関根雅吾郎 鈴木秀成   西家克己   久保田浩孝  大崎秀治   小野沢耕一 阿部善博   中村昌治   須田 毅   森 繁之   栗原 大 岸浪孝志   大沢洋子   江成直士   金子豊貴男  栄 裕明 加藤明徳   米山定克   沼倉孝太   稲垣 稔   久保田義則 山岸一雄 欠席議員 なし 理事者 加山市長 小星副市長 梅沢副市長 古賀副市長 森都市建設局長 小川同局理事 荻野まちづくり計画部長 渡邉都市計画課長 杉野交通政策課長 井熊リニア駅周辺まちづくり課長 大矢リニア事業対策課長 片岡相模原駅周辺まちづくり課長 河崎総務法制課長 芦野同課担当課長 事務局 石井議会局長 小峰同局次長兼政策調査課長 沼田同課担当課長 若林議会総務課長 小宮議事課長 竹下同課総括副主幹 金井同課副主幹 中島同課主査 多田同課主任 案件 相模原市都市計画マスタープラン及び相模原市総合都市交通計画の一部改定(案)について 相模原市広域交流拠点整備計画(案)について 傍聴者 あり 署名 議長 阿部善博    午前11時15分 開会 ○阿部善博議長 ただいまから全員協議会を開会する。  出席議員は46名で定足数に達している。  最初に、本日の全員協議会の案件について、市長から発言の申し出があるのでお願いする。 ◎加山市長 本日は、相模原市都市計画マスタープラン及び相模原市総合都市交通計画の一部改定案と相模原市広域交流拠点整備計画案について説明したく、お願いしたものである。  初めに、相模原市都市計画マスタープラン及び相模原市総合都市交通計画の一部改定案についてだが、本市では都市づくりの総合的、体系的な方針である都市計画マスタープランを平成22年3月に策定し、さらなる交通体系の充実に取り組むため、平成24年3月に総合都市交通計画を策定した。これらの計画では、橋本、相模原両駅周辺を一体的な広域交流拠点エリアとして位置づけており、このたびリニア中央新幹線神奈川県駅の設置計画の公表や相模総合補給廠の一部返還など、本市を取り巻く社会状況等の変化を踏まえ、一部改定を行うものである。  次に、相模原市広域交流拠点整備計画案についてだが、この整備計画については、平成28年3月の広域交流拠点整備計画検討委員会からの答申を尊重し、橋本、相模原両駅周辺における整備の基本的な考え方を定め、今後のまちづくりを推進するため策定するものである。橋本、相模原両駅周辺については、本市の持つ大きなポテンシャルを生かし、首都圏南西部全体の成長の源泉となる、未来を拓くさがみはら新都心の形成に向け、50年、100年先を見据えたまちづくりを推進していきたい。  これらの計画については、今後、説明会やパブリックコメントでの市民の皆様の御意見などを踏まえ、8月を目標として策定等をしていきたいと考えている。  具体的な内容については、担当の局長より説明するので、よろしくお願いする。 --------------------------------------- △相模原市都市計画マスタープラン及び相模原市総合都市交通計画の一部改定(案)について  △相模原市広域交流拠点整備計画(案)について  ○阿部善博議長 日程1相模原市都市計画マスタープラン及び相模原市総合都市交通計画の一部改定(案)について、日程2相模原市広域交流拠点整備計画(案)について、以上2件は関連があるので一括議題とする。  説明をお願いする。 ◎森都市建設局長 それでは、相模原市都市計画マスタープラン及び相模原市総合都市交通計画の一部改定案、相模原市広域交流拠点整備計画案について説明する。  初めに、都市計画マスタープラン及び総合都市交通計画の一部改定案についてだが、資料1、相模原市都市計画マスタープラン一部改定版(案)、資料2、相模原市総合都市交通計画一部改定版(案)が改定の内容である。右上に全員協議会資料と書かれた資料をごらんいただきたい。  1の一部改定の背景と目的だが、本市では、現行計画に基づき、相模総合補給廠の返還に向けた取り組みやリニア中央新幹線神奈川県駅の誘致にあわせ、平成24年2月から市民や交通事業者などとともに広域交流拠点基本計画の策定などの取り組みを進めてきた。今回は、その後のリニア中央新幹線神奈川県駅設置計画の公表や相模総合補給廠の一部返還など本市を取り巻く変化を踏まえ、都市計画マスタープラン及び総合都市交通計画に一部改定版を追加するものである。  次に、2の計画の位置付けだが、本市の都市づくりの総合的、体系的な方針である都市計画マスタープラン及びその関連計画である総合都市交通計画について一部改定するもので、改定項目を別冊として取りまとめ、現行計画と一体として構成するものとしている。  裏面をごらんいただきたい。3の一部改定の対象区域については、橋本駅及び相模原駅周辺のエリアとしている。なお、その他の区域については、次期全面改定のスケジュールに合わせて見直すこととしている。  次に、4の計画の目標期間だが、現行計画とあわせ、都市計画マスタープランは平成31年度まで、総合都市交通計画は平成33年度までとする。  次に、5の主な改定項目とその内容だが、資料1、都市計画マスタープラン一部改定版広域交流拠点編(案)をごらんいただきたい。2回お開きいただき、一番左側の3ページ、7の改定の内容だが、赤字で記載しているのが今回改定する部分である。都市計画マスタープランの都市力を高める都市づくりの方針、(1)「首都圏南西部における広域交流拠点」の形成について、未来を拓くさがみはら新都心の形成に向け、リニア中央新幹線、小田急多摩線の延伸構想を踏まえ、アクセス性の高い立地特性など、広域交流拠点の特性を追加するものである。  次に、①橋本駅周辺の整備促進については、産業の活力と賑わいがあふれる交流拠点の実現に向け、リニア中央新幹線の整備や圏央道相模原インターチェンジとの近接性を生かした交流ゲートについての考え方などを追加するものである。  見開きの一番右側、4ページをごらんいただきたい。②相模原駅周辺の整備促進については、安心とゆとりのある文化・行政が集積する中枢業務拠点の実現に向け、広域防災拠点機能の導入や小田急多摩線の新駅の検討などを追加するものである。  次に、見開きの中央、5ページの広域交流拠点の都市づくり方針図だが、土地利用の考え方など、赤字で記載している部分やオレンジ色のマルで示している構想路線等を追加するものである。  続いて、資料2、総合都市交通計画一部改定版(案)の4ページをごらんいただきたい。現行計画のうち、幹線道路ネットワークについて改定するもので、図の中央やや右の黄色の部分が今回の改定部分である。  詳細については、都市計画マスタープランの方針図を1枚にまとめた参考資料①をごらんいただきたい。なお、現行の都市計画マスタープランとの新旧対照を参考資料②としてお配りしているので、あわせてごらんいただきたい。  まず、土地利用等について御説明する。黒い四角枠の①から④について、①の橋本駅南口周辺や③の相模原駅北口周辺を土地利用を促進する地区とするなど、都市計画マスタープランに新たに土地利用に関する項目などを追加するものである。  次に、関連する道路だが、緑色の枠の⑤から⑫について、相模原インターチェンジ方面から橋本駅へのアクセス道路として⑥の仮称大西大通り線や多摩方面との連携を担う⑫宮下横山台線の拡幅などの構想路線を都市計画マスタープランに追加するとともに、総合都市交通計画に交通ネットワーク上の幹線道路として位置づけるものである。  以上が都市計画マスタープラン及び総合都市交通計画の一部改定案である。  次に、広域交流拠点整備計画案について説明する。  説明の前に、まことに申しわけないが、お配りした資料に誤りがあったので、2枚目に添付している正誤表のとおり訂正させてもらう。大変申しわけない。  この計画の概要については、右上に全員協議会資料と書かれている相模原市広域交流拠点整備計画(案)についてにまとめているので、そちらをごらんいただきたい。  2の広域交流拠点整備計画の位置付けだが、先ほど説明した都市計画マスタープランの下位計画として位置づけており、平成26年度に策定した広域交流拠点都市推進戦略及び広域交流拠点基本計画を踏まえたものである。  3の広域交流拠点整備計画の構成だが、第1章で整備計画の策定の目的など、第2章で橋本駅周辺地区整備計画を、第3章で相模原駅周辺地区整備計画を、第4章で広域交流拠点整備計画の推進に向けた取り組みの考え方などを示している。  裏面をごらんいただきたい。4のこれまでの経過及び今後のスケジュールだが、平成26年度に広域交流拠点整備計画検討委員会を発足し、橋本、相模原両地区の小委員会などを経て、検討委員会から3月にいただいた答申をもとに、市として整備計画を取りまとめたところである。今後のスケジュールについては、後ほど別紙で説明する。  続いて、資料1の1ページをごらんいただきたい。橋本駅周辺地区整備計画について説明する。橋本駅周辺における整備計画の対象地域だが、現在の橋本駅とリニア駅を中心とした都市再生緊急整備地域の赤い線のエリアに北口地区や緑区役所がある橋本都市拠点地区エリアを加えた薄紫の線のエリアを対象地域としている。このうち、相原高校を中心とした駅南口地区を重点的な検討が必要な地区として優先的にまちづくりを進めていく。  2ページをごらんいただきたい。南口地区における機能配置の考え方と土地利用計画だが、桃色で示している広域交流ゾーンについては、さまざまな方面からのアクセスに配慮した配置とし、駅前広場、イベントスペースなどの土地利用、オレンジ色で示している複合都市機能ゾーンについては、在来線、リニア中央新幹線のいずれからもアクセス可能な配置とし、オフィス、商業、飲食、福祉などの土地利用、紫色で示しているものづくり産業交流ゾーンについては、リニア中央新幹線駅に近接し、周辺の産業用地からも利用しやすいエリアへの配置とし、展示場、会議室などの土地利用を図っていく。  3ページをごらんいただきたい。駅前空間機能配置方針だが、駅前空間に求められる機能を交通結節機能、回遊機能、交流機能、環境機能、防災機能の5つにまとめ、配置方針を示したものが本図である。中でも、現在1日20万人以上の乗降客数があるターミナル駅として、災害時において帰宅困難者などを受け入れる防災機能や環境機能などを重視し、リニア駅上部空間や沿道空間等を利用して、これらの機能を配置していく。  4ページをごらんいただきたい。駅前広場の配置案だが、在来線への乗りかえ利便性や駅前東側の広域交流ゾーンの区画を大きな規模で確保できることを考慮し、交流・賑わい軸の西側に配置する方向で技術的な検証や関係機関との協議を行っていく。  5ページをごらんいただきたい。段階的な整備だが、平成39年のリニア開業を一つの目途として、これまでを短期・中期、それ以降を長期としている。短期・中期としては、平成39年までに優先的にまちづくりを行うエリアにおいて、駅前広場、広域連携軸の一部として国道16号から駅前広場へのアクセス道路、新都心連携軸の一部としてアリオ橋本付近から駅前広場へのアクセス道路、交流・賑わい軸として橋本駅南北の回遊的な通路を中心に整備していく。長期としては、優先的にまちづくりを行うエリアの整備波及効果を踏まえ、計画的に市街地形成の促進を図っていく。  6ページをごらんいただきたい。京王線駅舎の移設検討だが、京王線駅舎の移設については、リニア駅と在来線間や在来線同士の乗りかえ利便性の向上、駅周辺地区のにぎわい形成など、広域交流拠点にふさわしいターミナル機能の強化において、その必要性は高いものと考え、また、答申附帯意見及び交通政策審議会答申も考慮し、今後、京王線駅舎の移設を前提に具体的な検討を行い、駅移設や駅・まち一体のまちづくりの推進に向け、関係機関の役割分担などについて協議、調整を進めていく。  7ページをごらんいただきたい。橋本駅周辺地区の将来のまちの姿としてイメージを示している。  以上が橋本駅周辺地区整備計画である。  8ページをごらんいただきたい。相模原駅周辺地区整備計画について説明する。  相模原駅周辺地区については、赤い実線で囲まれた約660ヘクタールの区域を対象としている。このうち、相模総合補給廠一部返還地の約17ヘクタールについては、新市街地の形成により、地区全体の起爆剤としての役割が期待されることから、優先的な整備の検討を行ったところである。  9ページをごらんいただきたい。土地利用計画だが、駅北口地区における導入機能の配置の考え方や駅南口地区の既存の機能との連携を踏まえ、駅前広場を中心とした環状に機能の帯が展開する配置方針を検討する。  10ページをごらんいただきたい。JR横浜線の連続立体交差化の前後の機能配置パターンであり、左がJR横浜線の連続立体交差化前、右が交差化後である。駅北側に整備する南北道路と駅南側のさがみ夢大通りを接続した機能を配置している。今後、交通管理者である神奈川県警やバス、鉄道事業者などと協議し、来街者の利便性に配慮した駅前空間の配置を決定していくものと考えている。  11ページをごらんいただきたい。段階的な整備だが、短期においては、東西道路、南北道路の暫定整備にあわせ、駅北口の駅前広場の暫定整備を進めていく。中期については、リニア中央新幹線の開業、また、小田急多摩線の延伸を見据え、東西道路、南北道路の本整備、小田急多摩線の延伸に合わせた新駅及び駅北口の駅前広場の整備、駅北口地区における新市街地の形成などの整備に向けて取り組んでいく。長期については、リニア中央新幹線の大阪までの開業予定である平成57年を目途とし、JR横浜線の連続立体交差化や相模総合補給廠の全面返還を見据え、駅前広場の本整備や駅南北の一体のまちづくりを進めていく。  12ページをごらんいただきたい。最後に、相模原駅周辺地区の将来のまちの姿としてイメージを示している。  以上が相模原駅周辺地区整備計画である。  13ページをごらんいただきたい。今後のスケジュールだが、6月15日から7月22日までパブリックコメントを行い、その期間中に、これらの計画について住民説明会を開催する予定である。その後、いただいた御意見をもとに、8月を目途として計画を改定、策定していく。  以上で、相模原市都市計画マスタープラン及び相模原市総合都市交通計画の一部改定案、相模原市広域交流拠点整備計画案についての説明を終わる。 ○阿部善博議長 ただいまの説明について、質疑、発言があったらお願いする。 ◆古内明議員 今、広域交流拠点整備計画案について説明をいただいた。整備計画策定後に個別の事業ごとに事業費を示していくという答弁をいただいた経過があるが、整備計画であることからやはり一定の事業費を示してもらう必要があると思う。可能な範囲で結構なので、事業費について示してもらいたい。 ◎森都市建設局長 ただいま整備計画で示した事業の中には、民間との費用負担があるものや、あるいは整備事業の内容によっては市の負担額が大きく左右されるものも含まれている。したがって、現段階で全体事業費を明らかにすることはできないが、橋本駅南口で予定している土地区画整理事業と市が直接整備を予定している関連道路整備事業の事業費についてお答えすると、全体で約600億円、必要となる一般財源は約150億円と想定している。ただし、道路整備をする場合、移転を余儀なくされる建物について、建物補償や工作物あるいは動産移転の補償等の補償費を積み上げなければならないが、まだそういった作業に入っていないので、全体の補償費は見えていない。そうした中で、今までの経験値から申し上げると、土地区画整理事業と関連道路整備事業で約600億円、必要となる一般財源は約150億円と想定している。 ◆古内明議員 事業費は約600億円、そのうち一財が約150億円という回答だったが、全体ではなくて、例えば橋本、相模原のエリアごとの内訳は出るか。 ◎森都市建設局長 橋本駅周辺地区については、土地区画整理事業と道路整備事業で約400億円、必要となる一般財源は約100億円と想定している。それから、相模原駅周辺地区については、道路整備事業で約200億円、必要となる一般財源は約50億円と想定している。 ◆古内明議員 引き続き事業実施に向けた検討を重ねてもらうことが大変重要だと思うし、市の財政への影響が極力少なくなるように努めてもらいたい。財政負担としては決して少ない額ではないので、将来を見据えてしっかりと進めていかなければならないと思う。  また、住民説明会についてはパブリックコメントの期間中に開催するということで、より多くの方に計画への関心を持ってもらえるのではないかと思う。ただ、可能であれば、複数回、複数の場所で開催するなど、さまざまな方が参加しやすい環境を整えることが望ましいと考える。そこで、住民説明会の概要について伺う。 ◎小川都市建設局理事 住民説明会については、議員からお話があったとおり、より多くの方々に御参加いただけるよう、パブリックコメントの期間中に2日予定している。1日目は7月13日水曜日の19時から相模原市民会館、2日目は7月16日土曜日の19時から杜のホールはしもとでの開催を予定している。加えて、橋本、相模原両駅周辺の皆様に対しては、まちづくり会議などの場でも説明を行っていきたい。今後とも多くの市民の皆様に御理解いただけるよう努めていきたい。 ◆古内明議員 この近辺だと、東海道新幹線開業に当たって、横浜線とクロスするということで昭和39年に新横浜駅ができたわけだが、約50年過ぎた今でも工事が続いており、橋本や相模原の駅周辺まちづくりというのも、本当に長くかかる事業かと思う。そういった意味においても、やはり地元住民の方には懇切丁寧に説明し、また、どのぐらいかかるというのもはっきり出ないと思うが、最終段階が見えてくる中でそのあたりもしっかり示してもらいたい。 ◆関根雅吾郎議員 まだ細かいことはわかっていないということだが、リニア開業を見込む中で、どのような課題があるのか。 ◎森都市建設局長 課題というといろいろあろうかと思うが、リニアの駅が開業するときに、どこまで基盤を整えることができるかということが一つある。当然、在来線との乗りかえということになれば、それ相応のインフラを整備していかなければならず、それはやはり行政としての責務だろうと思っている。そうはいっても、平成39年までに全てができるわけではなく、取り急ぎ整備を行うが、まずは市民の方々は日々、電車、バスを使って乗りかえをしているわけなので、それらが円滑に行くインフラ整備が我々の責務の一番の課題だろうと思っている。 ◆関根雅吾郎議員 ということは、平成39年にリニアの駅だけできて、上屋はないということもあり得るわけだが、駅だけを整備するのか、同時に上屋も整備するのか。 ◎森都市建設局長 リニアの駅の築造はJR東海が行い、我々は在来線との乗りかえや、有効に土地が使えるように土地区画整理事業を予定しているわけである。それらは同時並行でやっていくが、現場の取り合いもあり、どこまでできるかということについては我々も最大の関心事ではあるが、責務を全うしていきたい。 ◆関根雅吾郎議員 リニアの駅はJR東海、上屋は市がつくっていくのだろうが、リニアの開業に合わせて上屋も同時にやらなければならないのか疑問だが、なぜ一緒にするのか。 ◎小川都市建設局理事 当然、リニアの駅ができると、今以上に多くの人が利用される。そういったことで考えると、駅前広場も整備しなければならないし、アクセスする道路についてもあわせて整備していかなければならない。やはりリニアの駅だけできればいいということではなく、それに関連するインフラについてもあわせて整備する必要があると考えている。 ◆関根雅吾郎議員 整備する必要があるという理由がよくわからない。駅ができれば乗れるのではないかと思うが、なぜ上屋の整備も一緒に進めなければならないのか、その理由を伺う。 ◎小川都市建設局理事 これは橋本駅に限ったわけではなく、例えば鉄道等のインフラが整備されるところは、それに合わせて関連となる駅前広場や道路整備をやっている。新横浜駅についても、新幹線の駅だけができたわけではなく、それに合わせて土地区画整理事業で基盤を整えているところである。また、横浜のみなとみらいでも地下鉄の整備に合わせて上屋のインフラ整備をしている。やはり鉄道だけできればいいということではなく、当然、それに合わせて必要となる基盤は整えていく必要があると思っている。 ◆関根雅吾郎議員 橋本と相模原の整備は同時進行するのか、それともどちらかを先に行うのか。 ◎森都市建設局長 整備、あるいはその前提となる条件については、今、整理をしたところである。これは市の内部だけで全てが解決するわけではなくて、いろいろ対外的な協議、調整が必要になる。結果的に同時にフィニッシュするということになればベストだが、スケジュールが多少ずれたりすることもあろうかと思う。 ◆関根雅吾郎議員 なぜ同時期になればベストなのか。別にどちらかが早くて、どちらかが遅くてもいいと思うが、同時期にやるほど財政に余裕はあるのか。 ◎森都市建設局長 今般、全体の整備計画について御説明したが、今後、個別具体に民間も含めていろいろな関係機関等と協議をしていく。したがって、今の入り口の段階でどちらが先、どちらが後ということはなかなか言えないという意味であって、結果的におのずと多少のスケジュールのずれは出てくる可能性はあると思っている。 ◆関根雅吾郎議員 京王線駅舎の移設という話があったが、移設費用は全て京王電鉄が持つのか。 ◎森都市建設局長 京王電鉄の輸送力増強については我々も強く申し上げており、移設を前提に協議をしている。駅舎そのものの移設だけではなく、それに関連する商業施設や平面レベルの客のたまりだとか、それに附帯して市民が直接恩恵を受けられるようなものについても、当然、協議の対象にしていくので、費用負担については今後の協議の結果によるということである。 ◆関根雅吾郎議員 移設費用も移設も決まっていないという理解でよろしいのか。 ◎森都市建設局長 京王電鉄とは移設を前提とした協議を盛んに詰めているところである。 ◆関根雅吾郎議員 大きい話なので、優先順位を決めなければならないと思う。もちろん、かなりの財政負担もかかるので、なかなか一遍にというわけには行かないと思うが、市民が何を一番に求めているのかというのを十分見て事業を進めてもらいたい。 ◆長谷川くみ子議員 最初に、今、600億円と出てきたが、先日行われた都市計画審議会ではそういった説明がなかったように思うが、それはなぜなのか。それから、先ほどこの600億円の内訳については土地区画整理事業と関連道路整備事業と言われたが、資料1の5ページの橋本駅周辺地区整備計画のアの整備内容に対応するお金と考えていいのか。そして、11ページの相模原駅周辺地区整備計画のアの短期に対応するお金なのか、また、イの中期も含まれているのか。 ◎小川都市建設局理事 5ページの整備内容でいうと、駅前広場やアクセス道路については先ほどの600億円の中に含まれている。ただ、自由通路等については、関係機関との役割分担等についてこれから協議をしていくということで、そういったものについては含まれていない。 ◎森都市建設局長 さきの都市計画審議会のお話が出たが、事業費についてはあらあらというか、おおよそこのくらいが想定されるのかなというレベルであり、都市計画審議会の中できちんと議論すべき整理がまだなされていないと思っている。そうはいっても、どのくらいなのかということでお答えしたのが先ほど言った金額であり、当然、個別具体の詳細設計や調査をして額が確定していくものだと思っているので、あえて都市計画審議会の中で議論するということにはなじまないものと思っている。 ◆長谷川くみ子議員 なじまないというのはちょっと違和感を持つが、これからパブコメにあわせて住民説明会を2カ所で行われるということだが、こちらのほうでは財源とおおよその想定できる事業費については出されるのか。 ◎小川都市建設局理事 住民説明会等で質問いただいたときには、本日説明した内容と同じように説明したい。 ◆長谷川くみ子議員 それは最初から資料に書き込むのではなく、あくまで質問があれば答えるということなのか。 ◎小川都市建設局理事 今回示した事業費については、市が直接整備する土地区画整理事業や道路整備事業に係るものである。整備計画で示した事業の中には、民間との費用負担だとか整備手法により市の負担額が変動してくるものもある。また、市が行う事業についてもまだまだ精査が必要で、幅が振れる可能性もあるので、これについて、例えば整備計画と一緒に示すということはまだしないで、御質問があったときには、先ほど説明した内容について説明していきたい。 ◆長谷川くみ子議員 今回、都市計画マスタープランの改定ということで、さきの都市計画審議会でも議題になっていたと承知している。今回の全員協議会での説明、この後の住民説明会、パブコメを経た上でこれを確定させていこうということだと思う。財源、それから事業内容--例えば京王線の駅舎の移設であるとか連続立体交差化といったJRや京王電鉄といった相手方のあることについては、はっきり言って、まだわからないということだと思う。それをもってして、都市計画マスタープランの変更という形で今回改定を加えることは果たしてどうなのか。また、上位計画である新・相模原市総合計画との整合はどうしていくのか。 ◎森都市建設局長 都市計画マスタープランの変更について都市計画審議会で議論する際に、全体事業費を示すことはない。今までも当麻の区画整理事業や相模原町田の道路の4車線化等、いろいろな内容について、専門家の皆さんにも入っていただき、まちづくりの方向性についてどうなのかという視点で議論をいただいている。その際、事業費が幾らかかるということよりも、都市の骨格としてのあり方、あるいは面的な開発のあり方、それから他の用途地域とのあり方といった視点で議論いただいており、そのような形で都市計画審議会を進めるものだと思っている。  それから、総合計画については、当然、それぞれ実施計画をローリングしている。その中で、財政推計でしっかり対応できるのかどうかという議論も当然ついて回るので、そこについても整合はとれていると我々は思っている。 ◆長谷川くみ子議員 今回、金額的にも将来のまちの姿に対しても大きな変更をもたらす計画であるからこそ、都市計画マスタープランの一部改定という形で御用意されたと思う。この間の都市計画審議会もそういう審議会だったと思っているが、そうではないのか。それから、上位計画である総合計画には、これは一切反映されないのか、関係ないのか。 ◎荻野まちづくり計画部長 まず、総合計画に反映されていないのかという件だが、既に市は広域交流拠点都市を目指すというような大枠は示されている。そのまちづくり計画部門がこちらの都市計画マスタープランということになっており、総合計画の中では明確な市の方向が示されているので、明らかに整合はとれていると考えている。また、今回影響がある範囲は橋本駅、相模原駅が中心だが、例えばリニアの駅位置については、従前の都市計画マスタープランでは、まだどこに来るかわかっていなかった。これが最近わかってきたため、これは都市に与えるインパクトが大きいということで、これを確定しつつ、関連するまちづくりや道路も含めてきちんと都市の基盤として位置づけるということでやっている。そういった意味では、一部改定ということになっている。 ◆長谷川くみ子議員 事業費の全体像については、これまで都市計画審議会では議論していないし、先ほど局長も示してこなかったと言われた。そのあり方そのものも、そこにとらわれなくてもいいのではないかと思うし、これだけの大きな変更を考えているということについては、都市計画審議会の中においても今後示していく必要があるのではないかということは意見として申し上げておく。  それから、既に総合計画と整合性がとられていると言われたが、私はそうではないのではないかという疑念を持っている。と同時に、都市計画マスタープランにこれだけの変更を加え、今後、具体化される中で総合計画を上書きしていくことになると思う。結果的には、広域交流拠点整備計画検討委員会の答申から、都市計画マスタープランが変更され、そこから上位計画である総合計画を改定していくことになっていくのではないか。そうしたあり方がどうなのかとても危惧していることを申し上げておく。 ◆松永千賀子議員 3月議会の代表質問等々で質問した時点では、事業費や市の負担割合、とりわけ大きな影響になるだろうと想定される鉄道事業者の意思決定というのがなされていなかった。先ほど、京王線についても協議中という話であり、横浜線の連続立体交差化もそうだが、大きな幅での変動があるかと思われる。この時点で600億円という数字を出してきたというのは、恐らくこの年度で総合計画後期実施計画を策定していかなければならないからではないかと思うが、ここで非常に幅のある数字を出さざるを得なかった背景を伺う。 ◎森都市建設局長 あえてここで何か作為的な意味があって数字を出したということではない。今までも議会等の質疑の中で、一体全体どのぐらいかかるのかという質問はいただいていたのは我々も十分承知している。今回、パブリックコメントを行って、2地区の整備のあり方、それからそれを支える関連道路について、きちんと計画として取りまとめをして、まだまだ詰まっていないところもあるが、事業をやっていくスタートに立ちたいということである。ついては、市が責任を持って行う土地区画整理事業や関連道路整備事業については、官民の役割分担ということではないので、ある一定の経験値の中ではじくとこのくらいになると想定したということで、後期実施計画云々ということではない。誤解のないようにお願いしたい。 ◆松永千賀子議員 しかし、こうした数字が出されたということは、変動があるにしても、後期実施計画の中で向こう3年間、あるいは新しい総合計画の中で4年後と位置づけられ、市の歳入歳出に関係なく組み立てられていくのかなと思っている。先ほど事業費は600億円で一般財源は150億円という話があったが、このリニアの関連でいうと、国の国土形成計画やスーパー・メガリージョンで位置づけられているわけである。例えば国が合併を推進してきたときには合併特例債みたいな優遇措置もあったわけだが、今回、国の計画に位置づけられているプロジェクトでいうと、こういった事業費に対する国の補助金、交付金等の特段の措置はあるのか。 ◎森都市建設局長 区画整理事業あるいは街路事業を行うときには、社会資本整備総合交付金という制度があるが、今回、首都圏広域地方計画の中で首都圏南西部の国際都市群の創出プロジェクトということで位置づけてもらった。先ほど御指摘があったスーパー・メガリージョンの話もある。そういった位置づけがあるプロジェクトについては、他の一般的な交付金とは別に手厚い交付をいただきたいということは国のほうに強く申し上げているし、国も重く受けとめてもらっているかと思う。ここで結論は申し上げられないが、やはり首都圏を牽引するいろいろなプロジェクトが広域地方計画に位置づけられたので、我々とするとその一翼を担うということから、国のほうには強く要望していきたい。 ◆松永千賀子議員 市として要望は出しているけれども、国の結論はまだ出ていないということを確認した。  それから、やはり鉄道関係の市の負担というのはとても大きいと思うが、JR横浜線の連続立体交差化については、地下にするのか、高架にするのかで事業費に大きな開きがあると思う。これは恐らくまだ決まっていないということだと思うが、まちのあり方としても、絵の描き方としても随分違ってくると思う。今までは地下を想定してつくっているように思っているが、事業費のかかわりもあるので確認しておきたい。 ◎小川都市建設局理事 JR横浜線の連続立体交差化については、まさに議員御指摘のとおり、地下にするのか高架にするのかというのはまだ決まっていない。どのような構造になるのか、また、事業費についても、これから計算していくという状況である。また、土地利用についてだが、特に地下か高架かで大きく変わるということはないのかと思っている。今回、資料の10ページに駅前空間の機能配置パターンということで、連続立体交差化の前後の姿を示しているが、基本的に鉄道が上になるのか下になるのかによって変わってくるエリアはないと思っている。いずれにしても、これから具体的に検討していきたい。 ◆松永千賀子議員 そうすると、京王線の駅舎移設や横浜線の連続立体交差化については協議進行中ということで、事業費も市の負担分もわからないということなので、この600億円には入っていないということでよろしいのか。--はい。  それから、区画整理事業という手法をとるということだが、市施行で行う区画整理事業ということなのか。 ◎小川都市建設局理事 区画整理事業の事業主体については、現在、URにお願いする方向で調整しているところである。 ◆松永千賀子議員 これも協議中ということで、決定ではないということなのか。--はい。  この事業は面積も広大で、関係団体も多く、大きな課題がたくさんある。2027年の開通ということであと十数年しかない中、本当に間に合わせられるのかと個人的には思っている。市の財政が厳しいという話をしている中で、市民の皆さんが夢を見るということでいい部分もあるが、人口減少や高齢化といった非常に厳しい局面に入っていくときに、リニアが開通したときの経済波及効果というのは市独自では出しておらず、たしか期成同盟会等で1時間に5本通るということを想定して出した数字だけだったかと思う。その後、市として責任を持って、より詳細な経済波及効果や分析は出しているのか。 ◎小川都市建設局理事 今回の広域交流拠点の整備については、非常に息の長い、時間のかかるものである。ただ、今後事業を具体的に検討するに当たっては、個々に考えるのではなく、やはり導入する都市機能や土地利用、インフラ整備の全体像について大まかにでも整理をした上で、整備の考え方を方針として定めておくことが必要ではないかと考えている。個々の事業の具体化については、本日御指摘いただいた事業による経済波及効果、B/C、また、都市開発に伴って固定資産税や都市計画税の税収も見込めるので、そういった歳入の見込みについても留意しながら、今後、具体的に検討していきたい。 ◆金子豊貴男議員 最初に財政について確認しておきたいが、600億円のうち、橋本駅周辺が400億円、相模原駅周辺が200億円で、一財が150億円と50億円という話があった。当然、今後変更があり得るわけだが、大体、下限額がそのくらいということなのか、できたら言質をとりたいと思う。 ◎森都市建設局長 今までいろいろな路線をやってきた経験値から言うと、おおむねこのくらいの事業費がかかるという見込みである。ただ、用地については大体の見込みが出るわけだが、補償については、かたい建物なのか木造なのかによっても違うし、専用住宅なのかお店なのかによっても違うので、マイナスにも振れるしプラスにも振れる。おおむねこのくらいの金額は想定しておかなければならないという数字である。 ◆金子豊貴男議員 この辺が下限だとは絶対言わないと思っているが、相模総合補給廠の跡地の用地費についてはもともと計算のしようがないので、これに関しては入っていないと考えている。資料の12ページに相模原駅周辺の将来イメージが出ているが、一部返還地の15ヘクタールは都市計画上、白地、無指定の土地であり、この絵を見ると、ちょっと詰まり過ぎている。今後変更の可能性があると書いてあるが、これだけ密なものは無理ではないかと思っている。その点についての見解と、今後、この15ヘクタールについてはどのような指定をしていくつもりなのか伺う。 ◎小川都市建設局理事 このイメージ図が非常に悪いという御指摘であったかと思う。まさに注意書きで書いてあるとおり、あくまでもこれはイメージなので、今後、跡地利用や施設配置等を検討していく中で、高さ等は変わってくると思っている。現状の都市計画の用途では白地になっているが、当然、そういった検討にあわせて都市計画の変更といった手続も出てくるかと思っている。 ◎荻野まちづくり計画部長 土地利用の話が出たのでお答えする。参考資料①をごらんいただくと、今、議員から御指摘いただいた相模原駅の相模総合補給廠の返還の15ヘクタールと橋本駅の相原高校のあたりは同じ色で塗ってあるかと思う。都市計画的には、こちらについては土地利用を促進する地区ということで考えている。もうちょっと具体的に申し上げると、商業地、かつ、高度利用を図る地区であると考えているので、今後、容積率も含めて検討していく。 ◆金子豊貴男議員 商業地域、かつ高度利用を図るというお答えだが、このイメージは少し書き過ぎなのではないかと思う。これでは高度利用を図った土地でも、ちょっと無理があるのではないか。市民の要望としては自然を残した公園や空き地といった声がたくさん出ているわけである。この絵にはそういうことが全く反映されておらず、商業地域というイメージだけになっている。今後変更の可能性があるということは、変更の可能性がないということも言えるわけなので、この絵は少しやり過ぎなのではないかということを意見として申し上げておく。 ◆野元好美議員 議員として都市計画審議会に参加させてもらった立場でもあるので、この機会に申し上げておきたいこともあって発言させてもらう。  広域交流拠点整備計画について2つの委員会で検討し、まとまった答申をもとにつくられた広域交流拠点整備計画案が都市計画審議会で示された。都市計画マスタープランの改定に当たっては、将来の人口推計や市全体への影響、この2つの拠点をつくることによって、周辺部の地域も含めて相模原市全体でどのようなまちづくりをしていくのかという視点も含めて、しっかりと都市計画審議会の中で議論した上で決めていくべきではないかと発言した。それにはさまざまなデータも必要である。人口推計、財政への影響、それから周辺部とこの拠点間の交通網等の整備といった一切の情報提供もないまま、この整備計画が出された。私はそのような発言をした中で、全くそういった方向性での議論がなかったがために、1人だったと思うが、反対した。平成31年度の都市計画マスタープランの改定以前に、あえてここで都市計画マスタープランを改定していくという背景には、それまでに都市計画決定が伴うからというような説明を聞いたが、それならば、平成31年度の都市計画マスタープランの改定以前に必要な部分をきちんと抽出して、それを都計審に諮るというのが順序立って必要なことではないかとも思っている。将来的な像を見せるのは間違いではないと思うが、その部分が明確になっていないのにここまでつくり込んだ整備計画をここで決めていくというのは、市財政への影響等も含めて、また、まちづくりの全体の方向性という点でも強い懸念を持つものである。都市計画審議会では専門家の意見も聞いて都市計画マスタープランが決まったと言われるが、欠席された学識経験者もおり、皆さんの御意見を聞くまでもなく、他の議案もあり、そして委嘱式等もあった中で、短時間で決定されたということについては、ぜひ議員の皆さんにもお伝えしておきたい。  また、その場において、今回書き込んでいる内容について、委員の中から、この事業については実現はないだろうというような発言があったものも含まれているという状況にある。本来、整備計画というのはきちんとしたスケジュール、優先順位、総事業費、各個別事業費を書き記したものという理解でいた。しかしながら、今回は整備計画という名前ではありながら、まだまだ基本構想といったようなイメージの段階であると思っている。したがって、スケジュール感や優先順位、それから今後の進め方、市財政への影響といったものをどの時点で市民あるいは議会に明らかにされようとしていくのか、イメージでもって市民の方にパブコメをとっても、感想は述べることはできても、きちんとした御意見を述べていくのは至難のわざであろうと思っている。今、申し上げたような視点について、これからどのように進めていかれるのかお聞きしたいところである。  また、市全体のまちづくりという視点でも、市民に対してこの示し方というのはどうなのかと思っている。このことが市財政、市全体のまちづくりにどう影響していくのかという市全体のあり方があって、市民も意見を言っていけるのではないか。一部の地区計画とは重みが全く違うということについて、皆さんはどのように考えておられるのかということも含めて御答弁いただきたい。 ◎森都市建設局長 我々も今般、整備計画という名前で議員の皆様に御説明するには十分な内容にはなっていないという感じを非常に強く持っている。ただ、市が一義的に責任を持って整備をする道路整備事業、あるいは先ほどUR都市機構の話も出たが、土地区画整理事業については、基本的に市が責任をとるものである。それ以外のものについては、市に応分の負担は出るかもしれないが、極力、民間の方々の活力を使っていきたい。先ほどお話があった京王線の駅舎の移設についても、当然、鉄道事業者としての責務を果たしてもらいたいと思っているし、それ以外の上物等については民間活力を使って、市の財政に多大な影響を与えないように極力努めるべきだと思っている。  それと、まち全体のつくり方についてだが、橋本と相模原については立地適性から言うと都市機能誘導区域ということで、高度な都市機能を集積していこうということである。そのことによって、他の地域への影響はないとは言わないが、当然、住宅地との関係、あるいはそれを支える道路や交通の円滑な処理については、最大の注意を払ってやっていかなければならないと思っている。今後、大規模事業評価、あるいは都市計画説明会といった場面に進んでいくわけで、その段階でどこまで詰まっているのかというのは、今、全ては約束できないが、一つずつ真摯に関係する者と詰めて、その内容についてを少しでも明らかにしながら、市民の方々の合意形成に努めていきたい。 ◆野元好美議員 今、大規模事業評価という言葉も出たが、これが都計審でも認められた、全協でも話があって、パブコメもして意見が何件あった、これで決まりますと整備計画が決まっていく。そうすると、それぞれのここに載せられた事業というのは動いていく。大規模事業評価というのは、一つの事業について評価していくということなので、この全体の広域交流拠点に係る総事業という部分での視点というのはなかなか難しいと理解している。  それから、パブコメを行うということだが、この整備計画の中で市としてやらなければならない事業は何なのか、これからまだ協議等を含めて続いていくので示せないものもたくさんあると思う。先ほどアクセス道路という話等も出ていたが、市として広域交流拠点整備計画の中で主体となってやらなければならないものは何なのか、民間や鉄道事業者等々とこれから話し合っていく部分はどこなのか、そういったものが色分けされていないと、意見も言いにくいだろうし、わからないと思う。また、相手があることだからという話もあったが、それは分担の部分であるならば、こういう事業についてはこんな事業費がかかるという事例を挙げることはできるのではないかと思う。例えばJR横浜線の連続立体交差化についても、橋本駅の駅舎移設についてもそうである。数字を示すとひとり歩きするということですごく恐れているというのもわかるが、全体がイメージできなければ、相模原市にとって大きな事業が私たちのこれからの生活にどう影響していくのか、こういうところはぜひ進めてほしいとか、このことを生かすんだったら、この地区ではこんなことをという御意見も出せないと思う。その辺をわかりやすく提示していくというのも行政としての責任ではないかとも思うので、ぜひお願いしたい。 ◆加藤明徳議員 この計画を見ると、道路については市内を唯一縦断する国道16号が起点となり、そこに幹線道路が集中しているが、現状を見ると、16号は今でも渋滞が慢性化しており、こうした整備をすることによって、車がさらに集中してくるのではないか。あるいは鉄道にしても、JR横浜線という一つの路線の中に東海道新幹線とリニアの駅ができるが、現状を見ると、横浜線も8両編成で非常に混雑し、各ホームも非常に狭く混雑している。横浜線の連続立体交差化以外の問題で、輸送力増強として10両編成が可能なのかなど、そうした問題を解決し、さらに利便性を向上させ、この地域を利用する方がふえてくる、あるいは企業が来るために、市の計画を超えた中での周辺全体のことを考える議論の場というのはこれまであったのか、あるいは今後、そういうことを議論する場が必要ではないかと思うが、この1点だけ確認したい。 ◎小川都市建設局理事 まず、16号については、まさに議員御指摘のとおり、当然、影響が出てくるところである。これについては、今、相武国道事務所と交通量の変動を含めていろいろと詳細な研究をやっているところである。16号への負荷はどの程度になるのか、それに対してどう対応していったらいいのかというところについても、関係する相武国道事務所としっかりとやっていきたい。また、JR横浜線については、個人的なことで恐縮だが、私も4月に着任し、通勤で使っているが、非常に混んでいると実感したところである。これまでもJR東日本に対して輸送力増強について要望しているところだが、当然、相模原、橋本両駅の拠点整備を行うと、利用者の増も見込まれるわけである。これについても、引き続きJR東日本としっかりと調整していきたい。 ○阿部善博議長 他に質疑、発言はないか。(「進行」と呼ぶ者あり)  ないので、以上で本件を終わる。  以上をもって全員協議会を閉会する。    午後0時34分 閉会