◆阿部善博委員 まず、公正な選考について確認したい。市体育館がグループに加わったということだが、実際に現地を訪ねてみると、細かい管理はけやき会館に行ってくださいと張り出されていた。同じ管理者とはいえ、募集時、市体育館は単独であったということで、その辺についてどう整理されていたのか、また、これからどうなるかという部分について確認したい。 ◎八木スポーツ課長 市体育館については、総合体育館と北総合体育館とはスケールが違ったので、最初と2期目の指定管理については単独で募集をした。しかし、小さい施設が1つで募集しても、なかなか企業の方が応募されないということだったので、総合体育館、北総合体育館、市体育館、北公園スポーツ広場の4つを合わせてグループ化した。 ◆阿部善博委員 前回、平成20年の文教委員会でもグループ化の議論の中で性質の違いという話があり、市体育館は貸し館的な要素が多く、一方、総合体育館は教育的な要素や事業を行っているといった要素があり、そうした違いがあるので、それを踏まえて選考委員を変えているとの答弁があった。今回、グループ化されたことで、そうした両方の要素を加味しなければならないと思う。そうした点から、今回、選考委員はどのような感じで変わったのか。また、1名欠席されたということだが、その方が担っていた役割をどうフォローされたのか、あわせて伺う。 ◎八木スポーツ課長 まず、選考委員についてだが、前回のときは体育館のみということだったので、スポーツ関係者に選考委員をやってもらったが、今回はグループ化し、北公園も含めての選考だったので、公園関係の専門家に加わってもらった。それから、5名の選考委員のうち、1名が体調を崩して欠席された。日程調整できればよかったが、なかなか調整できない中で4名でやらせてもらった。なお、選考委員の方に了承いただいて選考委員会を開催した。欠席した方の役割だが、出席者は行政側がスポーツ関係、公園関係の職員で、そのほか公認会計士と有識者という形で、全体を含めてフォローをした。 ◆阿部善博委員 前回の文教委員会で得点にばらつきがあることに対して、スポーツ振興審議会関係の方は利用する立場で点数をつけ、公認会計士の方は財務諸表や貸借対照表に重点を置いて点数をつけ、委員の中で分担して視点を変えてチェックしているので、当然、ばらつきはあるけれども、総合的に全体の点数で評価したという答弁があった。今回、公認会計士の方が欠席されたということは、その点でプロとしての視点がちょっと欠けているのではないかと心配な思いもある。ことしのモニタリングを見ると、総合水泳場と市体育館は繰り入れを行っているということで非常に心配だと思うが、審議のときに質問やフォローはあったのか。 ◎八木スポーツ課長 公認会計士の方には出席いただき、会計収支については審査をしてもらった。欠席した委員はスポーツ推進審議会から選ばれた代表者である。 ◆阿部善博委員 勝手に公認会計士の方が欠席したと受けとめてしまい、申しわけない。そうなると、スポーツ団体の利用者の視点が欠けていたのではないかということで、利便性向上だとかニーズに適切に合っているのかどうか心配になる。きのうも北総合体育館に行ったが、かなり利用者が多く、みんなで譲り合ってとは言うけれども、難しさもあると思った。そうした課題に適切に対応していかなければならないということは意見として申し上げておく。  それから、指定管理者になったことで事業計画に盛り込まれた提案事業も多々あると思う。市民利用の向上という点に関しては、17年の議論でもアンケートをとってほしいといった議論があり、実際に例えば小学生のフットサル大会を行ったとか、グリーンプールの無料開放日を設けたとか、そういったものが実績として上がってきた。今回も市民の皆さんはやはりそういう点が一番気になると思うが、どのようなものが事業計画に盛り込まれたのか。 ◎八木スポーツ課長 今回新しく提案された事業だが、1つは総合体育館の受け付けがある。今までは窓口に来てもらったり、電話での受け付けを行っていたが、利用者の利便性を考え、インターネットからの予約が可能になる。もう1つは総合体育館の食堂の多目的利用ということでフィットネスやヨガを行うことについて提案されている。それから利用時間の分割ということで、午後を2分割にするということも提案されている。これについては条例改正が伴うので、今後検討が必要かと考えている。 ◆阿部善博委員 一番最初の指定期間は3年だったが、その後、5年になった。最初の段階でいろいろな事業計画の提案が出てくると思うが、5年間の中で利用者の声を受けて、さらにこういうことをやってみたいといったいろいろな声が出てくると思う。大きいものについては、その都度、教育委員会と協議しながら決めていきますというふうに書いてあったと思うが、そうした取り組みをしているのかどうか伺う。 ◎八木スポーツ課長 館の主催事業といったものは市民の方も期待されていると思っており、例えば総合体育館ではフットサルの大会、北総合体育館ではドッチボールの大会という形で、館独自で大会を催している。それから、外部からの大きな大会の誘致というものも考えている。例えば、大学のバレーボールの大会や町田のチームによるフットサルの大会等、いろいろなところと連携し、市民の方の見るスポーツという形でも体育館を利用してもらうことを考えている。 ◆阿部善博委員 5年間任せるということで、最初はいろいろ出てくるけれども、だんだんなくなっていくのではないかと心配される市民の方もいたので、ぜひいろいろな事業をやっていくような仕組みを構造的につくってもらいたい。  それから、ちょっと戻って選考について伺う。法令等の遵守については前回もその前も議論があった。前回、法令等の遵守の得点が低いのはどうなんだ、法令が守れないのか、法令を守るのは当たり前じゃないかと市民は思っているという指摘に対して、検討していくという答弁があった。選考基準を見ると、例えばコンプライアンスの取り組みをしているかとか障害者を何人雇用しているかといった法律が基準だが、コンプライアンスの取り組み内容の充実度とか細かいことを言うと確かにそのとおりなのかもしれないが、市全体の話でもあり、今回もまた議論があるが、改めて今回はどのように変わったのか伺う。 ◎八木スポーツ課長 法令等の遵守は16点満点中13点であり、市が要求した基準点である8点をクリアし、プラス5点ということなので、前向きに進んでいると解釈している。 ◆阿部善博委員 以前も法令等の遵守については各委員で意見が違ったり、いろいろな見方ができるというのではなく、法令等を遵守していればA評価なのか、C評価なのかということを明確にした上で意見交換をしていけばよかったというふうに答弁されていたので、それであれば、もっと明確になっているのではないかと思うわけである。今回のところは進んでいるということで理解はするが、やはりもっと明確にすべきところは明確にしてもらいたいと思うので、意見として述べておく。  それから、市民の利便性向上という部分で、プリペイドカードについては北の丘プールと市民文化センターとグリーンプールが共通で使われていて、前回の議論でもっと他の施設に広げることはできないのかという質問があり、検討したいというような答弁があった。市がやっていればいろいろなことをどんどん広げていけるが、指定管理者制度になるとサービスがどんどん変わり、よかったものがなくなってしまうのではないかという意見も出されているわけだが、その辺の考え方や経緯を伺う。 ◎八木スポーツ課長 同じ指定管理者であればそこら辺の対応ができると思うが、違う団体であれば会計の問題等があるので、そこら辺については今後の課題とさせてもらいたい。 ◆阿部善博委員 個々の建物ごとに違うという部分ももちろんあると思うが、市において市民ニーズの高い部分については検討していってもらいたい。  それから、行政財産の目的外使用について伺う。自動販売機については、指定管理者が設置しない場合は市のほうで別途設置するということになっている。昨今、例えば防災用に自動販売機を設置したり、AEDをあわせて設置したり、独自に安いものを設置したり、10%が寄附になるものを設置したり、社協が事業の一環として設置したり、さまざまなものを設置していると思う。市全体としての考え方も整理しなければならないと思うが、考え方を確認する。 ◎八木スポーツ課長 AEDの必要性については十分承知しており、うちのほうでもグリーンプールに3台、総合体育館に1台、北総合体育館に1台、市体育館に1台設置している。また、委員のお話のとおり、AEDつきの自動販売機というのも効果的と感じており、現在、総合体育館に2台設置されている。今後はほかの施設におけるAEDつきの自動販売機の設置について、指定管理者と協議し、指導していきたい。 ◆阿部善博委員 公正な選考を行い、費用負担を下げて市民サービスを向上させていくという目的を少しずつ進めていかなければならないが、一番大事なのは議論にもあったように安全な運用や管理が行われることである。指定管理者の管理が行き届かなかったり、そこに市の職員がいれば気づくはずのことを気づかずに対処がおくれてしまったりするようなことがあってはならないと思う。だからだめということではなく、きちんと安全管理ができているということを証明していく、示していくことが大事だと思う。毎月報告を受けているのはわかるが、やはり市として現場を見ながら、きちんと安全管理していくことが大事だと思うが、現状について伺う。 ◎八木スポーツ課長 スポーツ課においても施設ごとに担当者を設けており、機会あるごとに施設を回り、状況を見ながら指定管理者から相談を受けている状況である。定期的ではないが、外に出る機会があれば施設を回り、施設の状況や利用の状況等を確認している。 ◆阿部善博委員 利用状況等をしっかり見ているということなので、そちらは継続していってもらいたいと思う。また、至るところに雨漏りの天井がある状況というのは、やはり安全管理上も心配な部分がある。指定管理者の担当だとしても、やはり市に管理責任があるということなので、これからも事故等が絶対にないように努めてもらいたいと意見として述べておく。 ○中村知成委員長 議案第140号平成25年度相模原市一般会計補正予算の本委員会所管部分を議題とする。  提出者の提案理由の説明を求める。    〔小野澤生涯学習部長説明〕 ○中村知成委員長 これより質疑を行う。 ◆阿部善博委員 博物館費500万円については電気代、ガス代等の増加に伴うものという説明だったが、それだけでこんなに高額になるのかという声もあると思うので、内訳等について説明してもらいたい。 ◎菊地原博物館長 今回の増額の内訳だが、電気料金が約170万円、ガス料金が360万円、それに水道料金を調整して約500万円としたものである。博物館については冷温水機を使って空調しているが、冷温水機を沸かしたり冷ましたりするのはガスで行い、それを送るのは電気で行っている。ガスの燃料費で285万円の増が予想されており、それが主なものとなっている。原油の輸入に際し、為替等を価格に反映させる燃料費調整制度というものがあるが、その影響が予想外に大きかった。また、博物館の3階の収蔵庫には約21万4,000点の収蔵品があり、室温20度から25度、湿度50%で24時間空調を稼働し、貴重な資料を保存している。その関係で、このような金額になっている。