◆阿部善博委員 条例化は必要なことで賛成するところだが、条例をつくって終わりではなく、劣悪な住環境や粗末な食事、生活保護費からの不当な天引きなど、貧困ビジネスの温床などと言われているところをしっかり対策していくことが大きな目的であると思う。改めて無料低額宿泊所の位置づけや本市の基本的な考え方、把握している問題、課題、今後の対策などについて伺う。 ◎遠藤地域福祉課長 無料低額宿泊所は居宅移行のための一時的な生活施設という位置づけなので、運営に際して利用者に対してどのような自立に向けた生活支援に取り組まれていくかということが一番肝要であると考えている。その部分を充実させることにより、利用者の生活環境の向上を図り、速やかな居宅移行支援ができるような体制づくりを進めていきたい。 ◆阿部善博委員 市民の関心も高いし、大変大事な取り組みだと思うので、しっかりとビジョンを明確にして、一歩一歩取り組みを進めてもらいたい。  また、第3条に暴力団排除に係る規定を入れたというのは意欲的だと思うが、暴力団排除条例をつくったときに、相手が暴力団関係者かいつの時点でどのように確認するのか、また、わかったときにどのような対応をするのかといった議論があったと思う。これまでも本市では契約書の中に相手方が暴力団関係者ではないのかといった一文を設けたり、さまざまな取り組みをしてきたと思うが、無料低額宿泊所の設置に関して取り組んできた部分があれば伺う。 ◎遠藤地域福祉課長 現在のところ、この条項がないので、特段、何か提出物を出させたといったことはない。今後は届け出の際に同意をとった上で書類を提出してもらい、しかるべきところに照会をかけた中で対応していきたい。 ◆阿部善博委員 平成23年だったか、暴力団排除条例の議論をしたときに、たしか市全般で取り組むという話があったので、もう少し早く取り組めたらよかったと思うが、これからしっかり取り組んでもらいたい。  暴力団排除条例では、この人は暴力団関係者ではないですかと通報や連絡があったら警察に照会するということで、通報がなければ、条例はつくったけれども、そのままになってしまうのではないかといった議論をしたことを覚えている。無料低額宿泊所は貧困ビジネスの温床とも言われているので、具体的にどのように取り組んでいくか非常に気になる市民も多いと思うが、具体的にどのようなことを想定しているのか。 ◎遠藤地域福祉課長 条例施行後、運営に携わる全員の名簿を提出してもらい、条例を根拠に警察に照会をかけたい。 ◆阿部善博委員 しっかり取り組んでもらいたい。 ○後田博美委員長 他に質疑はないか。(「進行」と呼ぶ者あり)  ないので、以上をもって質疑を終結する。  これより討論を行う。  討論はないか。(「進行」と呼ぶ者あり)  ないので、以上をもって討論を終結する。  これより採決に入る。  議案第136号相模原市無料低額宿泊所の設備及び運営に関する基準を定める条例については、可決することに賛成の委員の起立を求める。    〔賛成する者あり〕 ○後田博美委員長 賛成総員。  よって、議案第136号は可決すべきものであると決した。 --------------------------------------- △議案第152号 令和元年度相模原市一般会計補正予算(第4号・所管部分) ○後田博美委員長 議案第152号令和元年度相模原市一般会計補正予算の本委員会所管部分を議題とする。  提出者の提案理由の説明を求める。    〔河崎保険高齢部長、網本福祉部長、杉野こども・若者未来局次長、鈴木保健所長説明〕 ○後田博美委員長 これより質疑を行う。 ◎高橋健康福祉総務室長 扶助費については、今後も少子高齢化の進行などの要因により増加していくことが見込まれる。制度を持続確保し、福祉サービスを必要とする方に安定したサービスを提供できるよう、障害者福祉施策、高齢者福祉施策、児童福祉施策など、部門施策ごとに福祉サービスの転換を図るなど、引き続き見直しに努めていきたい。 ◆阿部善博委員 補正予算書32ページの障害者支援センター費について伺う。2台ある空調機の1つにふぐあいが生じ、利用者に作業しやすい場所に移ってもらっているということで、早急に対応しなければならないと感じている。特に設備の更新計画がない中、既に耐用年数も大幅に過ぎている。使えるものを更新するというのは確かにもったいない印象を持つが、使えるまで使おうというのもいかがなものかと感じるところである。松が丘園で行っている相談事業や自立訓練事業、就労支援等、一つ一つのサービスを充実したものにして、安全に確実にやっていく環境を継続的に整えていくことが市の一番の責務だと思う。今回、このような事態になってしまった理由や今後についてしっかり考えていくべきだと思うが、その点について伺う。 ◎芦野障害政策課長 松が丘園は市の障害福祉施策において中核的な施設と位置づけている。日々、障害者の方が100名程度利用され、政策を進める職員も頑張っているところなので、委員が言われるような環境を整えるということは重要だと思っている。今後、また利用者や職員に不便をかけることは望ましくないので、劣化状況や工事履歴といったものを十分踏まえながら、計画的に進めていきたい。 ◆阿部善博委員 飛行機もエンジンが2個あり、1個壊れても飛べるが、1個壊れるまで整備しないということはなく、壊れないようにしっかり整備をしている。また、松が丘園だけではなく、学校や図書館、公民館、市役所、区役所等の公共施設には空調設備がある。何かあったときに慌ててやると、結局、コストが高くついたり、望まない設備ができてしまい、余裕がないことはよくないと思うので、予算措置も含めて、今からこういうときにどうするのか検討していってもらいたい。  それから、ケアルームでは寝たきりで上を向いたままで利用せざるを得ない方々がいるということで、ほこりが落ちてきたりすると、肺に入ったり、肺炎などの大きな事故につながることもあると心配している。こちらは新しい空調を整備しているので今のところは安心ということだったが、エアコンということで空気の流れが生じるので、やはり同じような心配があるかと感じている。今、体育館などでバドミントン等をやるときには空気の流れを生じさせるエアコンは使えないので、壁や天井に輻射式で熱を反射していくような塗料を使うパネル式の空調など、さまざまな設備が出てきている。市内の私立小学校などでも使っていて、私も見に行ったが、風もなく、ほこりも全く立っていなかった。こうしたものについて検討等をされたことはあるのか。 ◎芦野障害政策課長 今回は検討している状況にはないと思っている。さまざまな技術が開発され、新製品ができているので、そういったものも捉えつつ、計画的に施設の環境を整えていきたい。 ◆阿部善博委員 この件だけではなく、さまざまな技術やいろいろな情報が出てきているので、アンテナを高くして、市として一番いい形ができるように取り組んでもらいたい。また、松が丘園で作業をしている方が体調を崩したりしないよう、引き続き注意してもらうとともに、なるべく早く取り組みが進むようにお願いする。