◆阿部善博委員 これまでの一連の新型コロナウイルス感染症の対策を見ると、現場の職員は大変よく頑張っていると思う。しかし、まだ終息の見通しがつかない状況であり、現場の職員の安全確保や仕事の継続性を維持していくためには、組織として体制をしっかり整えて支えていく必要があると考えている。今回の議案をはじめ、これからも市民の生命と生活を守るための大切な施策が順次出てくるが、例えば市民への周知やいろいろな申請受け付け、関連する事務作業が増大していくのではないかと懸念している。他部署からの応援等もあると思うが、現場の負担がこれ以上増えないよう、やるべき仕事がしっかりとできるよう、市役所一丸となって取り組むため、市の取組姿勢や具体的な取組を確認してもらいたいと思う。また、市民からマスクがない、子供の行き場がない、公園に行きたいなど、様々な声がたくさん届いていると思う。外出自粛ということで、市民同士の情報交換もできない中、市としてもしっかりと市民の現状を把握して対応していかなければならないと思うが、どのような考えで対応していくのか。 ◎隠田副市長 市の職員については、BCPを発動することにより、極力、少ない人員で事務をこなしていくという大きな方針がある。一方で、健康福祉局、あるいは今後、経済部門においては職員の事務作業が必要となる現状もある。そういった必要な部門に資源を集中して対応していきたい。また、市民の様々な要望は受けざるを得ないので、例えば経済対策については新たにコールセンターのようなものの設置を検討したり、あるいはLINE等のアプリを十分活用して対応を進めていきたい。 ◆阿部善博委員 一番大事なことは、市民をしっかり守って、安心して暮らしていける相模原をつくっていくことである。そのための市の役割というのは非常に大きいと思うので、現場が疲弊してしまわないようにしっかり取り組んでもらいたい。また、新型コロナウイルス感染症の対策だけを考えれば、一歩も出歩かないということが一番大事だが、一方で経済や様々なまちの課題もあるので、全体で一番いい形で取り組めるように、みんなで力を合わせて、知恵を出し合って取り組んでもらえるようお願いする。 ◆阿部善博委員 新型コロナウイルス感染症については補正予算で様々な施策が盛り込まれているが、速やかに対応してもらっていることは非常にありがたい。そうした中で、限られた財源やリソースを有効に活用していくという観点は非常に大切だと思う。  先日、市長から4月28日に次亜塩素酸水を配布するという話を伺った。非常に唐突な印象を受けたが、28日からの配布ということであれば、土日を除くと、もう1日しかないと受け止めている。詳細が分からない状況の中で、市民や職員、様々な関係者に不安や混乱を与えないか心配している。  次亜塩素酸水には、例えば強酸性電解水であったり、弱酸性であったり、微酸性であったり、様々な種類があって、その種類によって効果が違っており、用途が限定されている。まだ国でも検証段階で、どのように扱うかということの説明すら難しいものではないかと考えている。そうした中で、大和市や海老名市、鹿島市、最近では水戸市などでも配布が開始され、大変喜ばれたという話は聞いているが、非常に多くの人が殺到してクラスターが発生するのではないか。また、どのように職員の安全を守るのかといった不安の声が出ているのではないか。市民を守るためのこうした行為がかえって不安や混乱、また、新たな問題を発生させるようなことがあってはならないと考えている。市の庁内会議等で十分な議論を行った上で、誰もが納得し、十分な市民周知が行われてからでないと、問合せが殺到したり、様々な混乱が起きることが想定される。そうした中で、28日からの開始については一考を求めたい。また、様々な取組を行っている中で、一つのこうした取組も有効性をしっかり判断しながら、市民に説明しながら行えればいいと思うが、現状ではそうなっていないのではないかと感じているが、市としての考えを伺う。 ◎仙波健康福祉総務室長 新型コロナウイルス感染症については、その治療方法をはじめ、まだ不明確な点が数多くある。さらに、限られた方しかPCR検査を受けることができない状況下にあり、いまだ全国的に感染者が増加し続けており、残念なことに日々、死亡者も増えて、多くの市民が不安を抱え続けている。また、緊急事態宣言が出されてから2週間以上が経過しており、市民の不安感を解消していくということも感染拡大の予防とともに急務であると考えている。  こうした中、効果の高いアルコール消毒液については、現在、入手困難な状況が続いており、さらに不安感が高まっている。次亜塩素酸水については、国においても殺菌効果が期待できるということで、既にその有効性についての評価作業を急ピッチで進めているところであり、そういった効果が期待できる次亜塩素酸水を配布することは、不安感を抱えている市民の不安を解消する効果が極めて高いと考えている。配布に際して、改めて正しい感染予防策をお伝えし、感染予防の意識をさらに高めてもらう啓発を行うことは感染拡大の予防に大いに資することになることから、この配布については実施したいと考えている。市内9か所において、市民に例えば500ミリリットルのペットボトルなどの空き容器を持参してもらい配布することを考えている。配布場所において感染拡大が起こることがあってはならないものと認識しているので、市民の利便性とともに、密閉状態をできるだけ避けるとの観点から配布場所の選定作業を進めてきている。また、配布時において会場整備を適切に行うことで、密接な状況がつくられないよう、できるだけの配慮を行っていきたい。 ◆阿部善博委員 例えば会場一つとっても、総合事務所や合同庁舎では非常に混雑が予想される。また、相模原ギオンスタジアムも入っているが、相模原麻溝公園の駐車場は使用しない方針も出されていたと思う。アルコール消毒液等が入手困難という話もあったが、次亜塩素酸水がアルコール消毒液の代役を担ってくれるのかどうかというのはまだ疑問があるのではないかと思う。殺菌効果はあるけれども、用途が限定されるということであれば、アルコールのかわりに使えるものではないと思っている。市民が、除菌効果が期待できる次亜塩素酸水を配布するという言葉を聞いたときに、アルコールのかわりとして使えるという受け止めが普通だと思う。でも、実際にはそうではないというところがある訳なので、そこは丁寧に説明し、誤解を与えないようにといっても、なかなか難しいと思う。そうした点を拙速にならないよう、丁寧にやるべきだと思う。少しでも市民の不安を取り除けるようにするというのはそのとおりだが、やはりそのためにはできることを少しずつでもやっていくということが大事である。補正予算の事業も含めて、一つ一つの取組をしっかりやっていくことが市民との信頼関係につながって、それこそが不安を取り除くことになると思うので、これからも拙速な対応ではなく、市民理解を得ながら、きちんとみんなで取り組めるような施策を打ってもらえるように申し上げておく。 ◎八鍬疾病対策課長 先ほど五十嵐委員から帰国者・接触者外来が各区にあるかといった質問を頂いた。現在、中央区にはない状況である。こちらの病院については非公開としている。ここでPCR検査のための検体の採取をする訳だが、検体の採取はここに限ったものではなく、各病院やクリニックでも行っている。 ○後田博美委員長 他に質疑はないか。(「進行」と呼ぶ者あり)  ないので、以上をもって一般会計補正予算の本委員会所管部分の質疑を終結する。  これより討論を行う。  討論はないか。(「進行」と呼ぶ者あり)  ないので、以上をもって討論を終結する。  これより採決に入る。  議案第68号令和2年度相模原市一般会計補正予算の本委員会所管部分は、可決することに賛成の委員の起立を求める。    〔賛成する者あり〕 ○後田博美委員長 賛成総員。  よって、議案第68号は可決すべきものであると決した。 --------------------------------------- △議案第69号 令和2年度相模原市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号) ○後田博美委員長 議案第69号令和2年度相模原市国民健康保険事業特別会計補正予算を議題とする。  提出者の提案理由の説明を求める。    〔高橋生活福祉部長説明〕 ○後田博美委員長 これより質疑を行う。  質疑はないか。(「進行」と呼ぶ者あり)  ないので、以上をもって質疑を終結する。  これより討論を行う。  討論はないか。(「進行」と呼ぶ者あり)  ないので、以上をもって討論を終結する。  これより採決に入る。  議案第69号令和2年度相模原市国民健康保険事業特別会計補正予算は、可決することに賛成の委員の起立を求める。    〔賛成する者あり〕 ○後田博美委員長 賛成総員。  よって、議案第69号は可決すべきものであると決した。  以上で本委員会の審査は終了した。  お諮りする。委員会審査報告書の作成については、委員長に一任願いたいと思うが、これに異議ないか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○後田博美委員長 異議ないので、一任願う。  以上をもって民生委員会を閉会する。    午後0時13分 閉会