◆阿部善博委員 予算書の30ページの文化振興費の文化芸術発表活動活性化事業費、それから、同じページの市民生活総務費の市民協働推進事業、また、その他の事業も同じだが、コロナには新型コロナウイルスの感染拡大の取組、これはもう大前提として十分注意していただかなくてはいけない。これまでコロナウイルスに対する自粛のような形で市民活動が非常に制限される中で、今、市民の皆さんが気づいていることが改めて、当たり前のように行っていた文化芸術活動や市民活動が自分たちの生活に物すごく大きな意味を持っていたことにやはり気づき始めているときだと思う。  違う話になってしまうが、コロナの自粛で、お葬式を出せなかった方のお話を聞いた。やはりこういう時期なので、お葬式を出せないということで、そのまま済ませてしまったが、後からだんだんそうしたお別れの儀式がすごく意味を持っていたと気づいたというお話を聞いて、どんな形でもいいからやっておけばよかったというお話を聞いた。趣旨が違うが、いろいろな文化活動や芸術活動もそれぞれが気づいていないかもしれないけれども、自分たちの豊かな暮らし、人と人とのつながり、潤い、様々な意味を持っていて、そこを支援することがこの事業の一番大事なことだと思っている。  市のほうで、国の予算も使ってこうした支援をやっていく非常に大事な活動で、また、コロナに配慮して、インターネットや様々なツールや技術を使って行うことも大変重要だと思うが、とりわけ文化芸術活動などは様々な感性を生活の中に持ち込んだり、技術や、技や、いろいろなものを継承したり、我々日本人だからこそできるようなこともある。いろいろな意味を持っていた。それを継続してもらうところも、市のほうでそういう考えを持たないと、心配しているのは、ただ支援してしまうと、こういう事業でこういう動画が上がったではもったいないと考えている。  市民がこうしたコロナの状況下にあっても、豊かに健康に楽しくいい生活を送れるために、市はこうした事業をやるのだと私は思うので、こうした市民活動、文化芸術活動の意義や在り方、様々なもの、市民へのメッセージ性も必要だと思っているので、改めて市の考え方をここで伺う。 ◎鈴木文化振興課長 考え方について、委員御指摘のとおり、まず文化芸術活動に関して申し上げると、市としては生活の中に心の豊かさ、潤いを与える重要な意義を持つ活動と認識しており、豊かな市民生活を送る上では、文化活動あるいは市民活動を併せて、いずれにしても、必須なものと考えている。  昨今のコロナの状況下の中で、なかなかフェース・トゥ・フェース、対面での様々な活動が制限されている中で、今、ウェブ上での発表や活動、意見交換、そうしたものにかなりフォーカスが当てられている状況と認識している。  そもそも文化活動も含めて様々な活動については、いろいろな手段があり得るんだろうと思っており、今回、フォーカスされているウェブ上のものも含めて、そうした多様な活動の在り方、そうしたものが保証されているのが健全な状況という認識をしているところである。  そうした中で、今後引き続き市民生活がより豊かなものになるよう、文化も含めた様々なところで、様々な手段で、多様な活動が保証されるようなところを目指し、引き続き推進していきたいと考えている。 ◆阿部善博委員 ぜひそのような形で進めてもらいたい。市民の皆さんはやはり、やりたいからどうぞと、こちらも言っているわけではないと思うが、市民の皆さんにコロナに十分注意しながら活動をしっかり行ってくださいと言っても、なかなか自分たちでこれはできない難しさがあると思う。コロナにかかったらどうしようと、皆さん、やはり大きく心配しているところなので、市民の皆さんもいろいろな知恵があると思うが、市のほうでも優秀な職員の皆さんはたくさんいるわけだから、知恵を絞って、一緒に相模原らしいよい文化がこれからも育つように、引き続き支援に努めてもらいたい。 ○臼井貴彦委員長 他に質疑はないか。(「進行」と呼ぶ者あり)  ないので、市民局所管部分に係る一般会計補正予算の質疑を終結する。  休憩する。    午前10時27分 休憩 ---------------------------------------    午前10時50分 開議 ○臼井貴彦委員長 再開する。  教育局所管部分に係る一般会計補正予算の審査に入る。  提出者の提案理由の説明を求める。    〔細川学校教育部長、大貫生涯学習部長説明〕 ○臼井貴彦委員長 これより質疑を行う。 ◆阿部善博委員 GIGAスクール構想に向けた取組について、今回、前倒しの取組になることは非常に子供たちのためにもなり、いいことである、本市として前向きな取組と思っている。一方で、懸念事項として、これは全国でいろいろな取組があるので、よく議員で情報交換すると、GIGAスクール構想は、総論賛成で、各論反対のところがあって、具体的に、一体どのようなことをして、どのような効果が見込まれるかが非常に大事であり、やれ、やれとは言うのだが、何をやるのかがどこでも問われている。  これまでも本市では、先生の多忙化や様々な問題がある中で、このGIGAスクール構想で、果たして先生方の負担は少しずつなくなっていくのか。また、子供たちの学びは深まるのか。そうした声に応えていくこともセットだと思っている。今回、GIGAスクール構想の前進、推進に当たっては、平時にこの取組をするだけでも大変な混乱や心配、そこに応えていくことが求められている。コロナで学校に来れない子供たちも次年度に学習内容を繰り越せないから、オンライン学習で保障しようと、一見、意欲的な感じがするが、先ほど議論があったように、学びの場というのは、ただ問題を解くだけではなくて、その場で小学校の1年生から6年生まで、中学校1年生から3年生まで、それぞれが学校の中で過ごすことで、先生と、また、友達と、いろいろな人たちと学んでいくことが一番大事であって、それがコロナの影響で、本来学んでいるはずのことを学んでいない子供たちが今、現れてきてしまっている。それをただ次の年に繰り越して、学習内容としてやれば、子供たちは何カ月間の遅れで済むのかというと、そうではなくて、そのときにしかできないことを学校でやっていた。それを先生方は何とかしてやりたいと。そういうような現状がある中で、このタブレットをどのように位置づけて、何をやるのだということが具体的に出てこないと、やはり前倒しした意味がなくなってしまって、結局、急がば回れで、ゆっくりやればよかったではないかということになってしまわないかという懸念がある。  走りながら考えたり、モデル校でというのもあると思うが、タブレットが向いていて、劇的に効果を上げる部分もあると思う。そうした部分は積極的に活用しつつ、そうでない部分もこれに覆い被せるのではなくて、そうではないところとうまく切り分けて、向いている先生、向いていない先生、向いている子供、向いていない子供、いろいろあると思う。そうしたところをしっかりと現場と連携を取って、むしろ教育委員会のほうで事前に最大限の準備をしても、まだやはり足りないと思う。  その辺をやることが今、求められていることだと思う。現状の問題点、子供たちの学びが遅れてしまっていること、これは本市にとっても、学校教育にとっても、非常に今後大きな心配をしている部分である。その現状とそれをどう補っていくのか。また、GIGAスクール構想でイノベーションと言っている部分だが、どう位置づけて活用していくのか。その辺のところをしっかりとした考えがないといけないと思うので、改めて確認したいと思うので、よろしくお願いする。 ◎淺倉教育センター所長 本委員会の冒頭のところで御説明させていただいたように、GIGAスクール本体の目的として子供たちの学びをより進めていく。個に応じた学びと、それぞれが深い学びをするためにつながり合っていくということ。この本流に当たる部分というのは、本来なら次年度からしっかりとしたスケジュールで進めるところではあったが、この状況の中なので、現在、6月から再開した授業の中で、やはり、教員のほうでもう一度計画を練り直している。感染防止に努めながらも教師とのしっかりした対話だったり、正しい評価の下に子供がやりがいを持って学習に臨むなど、仲間と一緒に学べるという喜びを感じる中で、お互いの意見を言い合ったり、よさを認め合ったりという学びがやっと始まっている中なので、今後もICTがそれをどう補佐できるかというところだと思う。  仮に休校となった場合も、今、続けようと思っている授業を少しでも続けるためにどういう貢献ができるのかということで進めていく。タブレットPCを使った学習のイメージというのがどうしても個別にドリルを取り組むようなイメージは確かにあるが、それ以外でもお互いの意見がすぐに表示しやすいといった効果も大変ある。  以前だったら1つの写真を見て、例えば教室の風景を撮った写真の中で、どこにコンピューターが使われているのか、みんなで印をつけてみようとやった後は、どこにつけたかを一人一人確認しないと、全体の状況がなかなかつかめないが、こういうときにタブレットを活用すると、みんなが、全員が印をつけているところが強く、写真を重ねるような表示ができるものだから、すぐにここに注目している人が多いということで、議論を深める時間を十分に確保できるとか、本来の学びの目的を達成するツールとして、使える場面が増えてくる。  そうした個別の活用、それから、学級としての学びを深める活用として使える場面をやはり教育委員会としても例示していきながら増やしていることで、それを推進できる教員が各校にいるというのが相模原の強みである。校内でのOJTを活用したもの。やはり同じ校内にできる人が多いということは大変、何倍ものスピードでそれが広まっていくことなので、そういったところで、この推進できることになった環境を進めていきたいと考えている。 ◆阿部善博委員 社会の中ではもう既に情報端末、携帯電話も、パソコンも、タブレットも持って、皆さん、普通に生活しているので、学校の分野でも、今、ないということ自体がもうそれは遅れていることだと思う。自然に教育の場でもこうした情報端末を活用して、生活が便利に豊かになったように、教育の世界もまた変えていってもらいたい。私はこの議会に来たとき、20年弱前、いろいろと相模原は情報教育の先進という言葉も使われて、新聞に載っていたようなこともあったと思う。ぜひともそういう風土を子供たちのため、また、先生が本当に子供たちと向き合って、すばらしい教育ができるように、こうしたツールがせっかくあるわけだから、ぜひとも有効に活用していただきたい。 ○臼井貴彦委員長 他に質疑はないか。(「進行」と呼ぶ者あり)  ないので、教育局所管部分に係る一般会計補正予算の審査を終結する。  これより討論を行う。  討論はないか。(「進行」と呼ぶ者あり)  ないので、以上をもって討論を終結する。  これより採決に入る。  議案第82号令和2年度相模原市一般会計補正予算の本委員会所管部分は、可決することに賛成の委員の起立を求める。    〔賛成する者あり〕 ○臼井貴彦委員長 賛成総員。  よって、議案第82号は可決すべきものであると決した。  以上で本委員会の審査は終了した。  お諮りする。委員会審査報告書の作成については、委員長に一任願いたいと思うが、これに異議ないか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○臼井貴彦委員長 異議ないので、一任願う。  以上をもって市民文教委員会を閉会する。    午後1時38分 閉会