◎小林教育局長 陳情第8号移動図書館「みどり号」の復活を求めることについてに関して、現状等を説明する。  移動図書館「みどり号」については、当時、市内図書館が市民会館内に設置された1館のみであったことから、市民の皆様に広く図書館サービスを提供するために昭和47年8月に運行を開始した。ピーク時の昭和53年度には、貸出し冊数が約22万9,000冊、延べ約6万8,000人の御利用があった。そして、運行開始後、昭和49年11月に、現在の市立図書館、昭和54年4月に、相武台分館、平成2年1月に、相模大野図書館が開館し、各公民館の図書室も順次開室したことから、「みどり号」の利用は年々減少し、車両の老朽化を機に、平成10年3月に運行を廃止した。  なお、最終年度の利用状況は、貸出し冊数が約1万冊、延べ貸出者数は約2,400人であった。現在、本市には図書館が3館、分館が1館あり、これらの図書館と25の公民館等の図書室、視覚障害者情報センター、ソレイユさがみ情報コーナー、総合学習センターをオンラインシステムや放送網で結び、市内32施設のどこからでも貸出や返却、取寄せなどが行える図書館ネットワークを構築している。  また、図書館では、個人貸出のほか、小中学校や児童関係施設、社会福祉施設などを対象に団体貸出も行っている。  以上、陳情第8号に関する現状等を御説明した。 ○臼井貴彦委員長 これより質疑を行う。 ◆阿部善博委員 「みどり号」という名前を見て、私も小学生の頃、南大野小学校だったが、月2回ぐらい校庭に入ってくるのを楽しみに待っていて、利用した記憶がよみがえり、親近感を覚えた陳情ではあるが、現実問題として、ただいま説明があったように、公民館や、図書館が整備され、利用者が減ったり、車両の老朽化などの問題もあったという話を伺った。  陳情の取扱いについては、現実的な話というところで、「みどり号」自体に対する思いや、これはみんな大好きで思い出があったというのは、市民の多くの方がそういう思いを持っていると思う。なかなか現実的にもう一度「みどり号」を走らせようとなると、有効性や、以前あったような運行は難しいという説明だった。  1点だけお伺いしたい。当時は放課後に校庭の中に入ってきた記憶がある。現在そのような形で、学校が終わってから放課後にこうした移動図書館が入ってくることで、学校の施設として対応、当時は特に学校の地域利用はそんなになかったと思うが、校庭に入ってきてということが可能なのかどうかお伺いしたい。 ◎篠原学校教育課長 現状においては、校庭内は車両の乗入れ等は御遠慮いただいている。現在、放課後デイサービス等の迎えの車などがあるが、できるだけ校庭には入らないようにというところで、ちょうど下校の時間と重なることがあるので、児童生徒の安全を確保する上で、校庭などへの乗入れについては、例えば救急車や消防車、緊急の場合を除き、入らないような形でお願いしている。 ◆阿部善博委員 陳情者の方の「みどり号」へのお気持ちや、理由、陳情内容を5つ書かれている。どれも「みどり号」に託しているが、本市、また、今の社会に対する問題に対して、一つの提言をしていただいていると感じている。陳情の扱いとしては、我が会派としては、不採択、現実問題として、陳情の趣旨を採択することは難しいと思う。お気持ちのほうはよく酌んで、また、様々な形で対処していかなければいけないということを表明して、扱いとしては採決していただければと思う。採決はしていただくが、我が会派としては、現実的な対応として、不採択の意向である。