◆阿部善博委員 初めに、決算特別委員会総務分科会の決算審査に当たって、副市長に総括的に伺いたいが、令和3年度決算の議論に当たって、予算のとき、マイナスシーリングがあり、新事業の凍結など、緊縮した財政運営を敷くという話があった。一方で、コロナ禍により市民が疲弊しているという話はこれまでもずっとしてきたが、必要な事業はまだまだあるのではないかという議論もしていると思う。まさに今のように経済が厳しいときに財政を締めるのではなくて、しっかりと財政出動した施策を講じる必要があるという要求が、市民、また、議会でもあった。  よその自治体の首長から聞いた話だが、首長になって、一番気づいたのが、役所の中には、財政部門をつかさどっている部署と、企画や事業を持っていたり、実務をしている職員がいて、首長がどちらかに軸足を置いた施策を展開したり、そういう姿勢を見せると、重きを置かれているほうは非常に張り切っていいが、いずれ反動が出て、財政を所管する部門と事業を所管する部門は絶対偏っては駄目だということで、新しく本村市長が誕生した本市はどうかと振り返ってみたが、やはり、財政を所管する部門に重きが置かれているのではないかという印象を持っている。  経済が厳しいという状況もあったが、事業の実施と財政のバランスを取りながら、様々な施策を必要性や有効性などを考え、丁寧に予算を組んだ。そのときにも議論があったが、マイナスシーリングにしてしまったり、新事業の凍結になってしまうと、どうしても一律的だったり、枠にはまってしまうので、個々の事業をしっかりと見極めて、市民に必要なもの、そうではないもの、そうした議論が、各部署単位ではなくて、全庁的に俯瞰できる立場の人が見ていかないと、どうしても、この後、マイナスの影響というか、ゆがみが出てきて、そのバランスを取るために市政運営が厳しくなってしまうのではないかという危惧を持っている。  今回の決算に当たって、庁内の事業の実施や財政のバランス、そうした視点で見たときに、どういう見解を持っているのか、総括的な点を副市長に伺う。 ◎隠田副市長 昨年度の決算を振り返ると、本会議でも理由を多々説明したが、多額な実質収支が出ている状況である。しかしながら、決算を見てもらうと、市税は減少しているし、扶助費も増加しているので、今後の少子高齢化の進展も相まって、厳しい財政状況であることは変わっていないのではないかという感じを持っている。引き続き、相模原市行財政構造改革プラン等を着実に推進して、将来的に、持続可能で、必要な施策をきちんと打てる行財政の体質改善を進めていかなければいけないと思っている。  翻って、昨年度、当初予算は非常に厳しい査定の中で行われ、BCPを組んだことにより、事業を一部縮小、凍結したこともあった。しかしながら、議会の協力も得て、度重なる補正予算を組ませてもらい、職員一丸となって新型コロナウイルス感染症に関する様々な課題に対応し、その結果として、昨年、それから一昨年、過去に例を見ない決算額になったと認識している。  今後も、やはり収支均衡というのは財政の基本なので、これをしっかり踏まえつつ、特定財源の確保や、あるいはここで積ませてもらった基金の効果的な活用、また、今年度について言えば、例年以上の剰余金が出ているので、こうしたものをしっかり活用して、現状、市民が必要としている施策は何かということを厳選した中で、寄り添った対応に努めていきたい。 ◆阿部善博委員 相模原市行財政構造改革プランも、この決算では、ちょうど1年目のスタートだったと思う。これから、決算特別委員会、他の分科会も含めて、各事業に関して様々な議論があると思うので、議会はもちろん、市民からも、必要な施策など、市長も対話の市政とうたっていたと思うので、ぜひとも必要なところがより効果的に行われるように、我々議会としてもそうした視点で取り組んでいきたいので、背中を押す部分とブレーキをかける部分があると思うが、その点だけは言っておく。  続いて、コンプライアンスとか、その調製上、不手際がないかなど、そうした視点でも決算の審査が行われる。5月末に出納閉鎖が行われてから、様々な手順を経て、この決算の調書が出てくるが、その手続がなかなか分からない、見えていない部分があると思う。出納閉鎖までに4月以降に出てきた支払いや請求等、また、その後出てくるものなど、結構、様々なものがあると思う。前年度に関係するお金の出し入れの確定や会計管理者による決算の調製、また、決裁などをどうしているのか。市長は、いつ頃、どういう段階で、この確認をしているのか。また、市長の決算資料の作成とか、そういうものの後に監査委員の審査依頼はいつで、どのような手順で行われているのかなど、様々あると思う。そういう手続や手順、決裁を経て議会に出されてきていると思うので、改めて、決算の調製について、どのような形で証書類を確認したり、手続を踏んでいるのかを確認したい。 ◎笹野会計課長 まず、決算の調製について説明する。毎年5月末日をもって出納整理期間が終了すると、会計課では、財務会計システムを使って集計作業を行う。この作業を行うことで、全庁の各課に5月末時点の収支の状況をお知らせするという流れになる。それに基づいて、各課は各自の事業の決算額の確認を行う。  5月末日をもって出納閉鎖とはなるが、事業によっては、5月末に収入したものが金融機関を通して市に着金するのが6月に入ってしまうなど、実際の収入年度と、本来収入するべき年度が異なる場合などがあるので、振替という形の作業をする期間を出納整理後1週間程度設けており、そういった作業を経た上で、最終的に決算を確定する。  こういった必要な作業が終了した後に、決算額を確定して、歳入歳出決算書や実質収支に関する調書など、決算に係る証書類を整理して、地方自治法に基づいて市長に提出する。本年度は、6月30日に一連の書類を提出している。 ◎川村監査委員事務局長兼次長 監査委員による決算審査についてである。本年は7月1日に監査委員への審査依頼があった。決算審査における視点だが、一般会計及び特別会計の歳入歳出決算の審査を例に言うと、法令違反については、法令で定める様式により作成されているかという形式的な視点に加えて、違法または不当な収入、支出はないか等の視点、また、適正な執行については、予算額に比べて多額の不用額を生じているものがないか、あった場合、その理由は何か。予備費充用の理由、手続が適正であるかなどの視点を持って審査を行っている。 ◆阿部善博委員 分かった、結構である。 ○布施初子担当委員長 他に質疑はないか。(「進行」と呼ぶ者あり)  ないので、一般会計歳入のうち、市税から交通安全対策特別交付金まで、総務費国庫補助金の特定防衛施設周辺整備調整交付金及び新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金、総務費県補助金の市町村移譲事務交付金及びホストタウン等新型コロナウイルス感染症対策補助金、利子及び配当金の財政調整基金、寄附金積立基金、相模川ダム周辺地域振興基金及び公共施設保全等基金、総務費寄附金の寄附金積立基金寄附金、土地取得基金繰入金から用品調達基金繰入金まで、寄附金積立基金繰入金、繰越金から市預金利子まで、宝くじ収入、臨時財政対策債の審査を終わる。  一般会計歳出及び関連する歳入の審査に入る。  議会局所管部分の審査に入る。  提出者の提案理由の説明を求める。    〔前田議会局次長兼政策調査課長説明〕 ○布施初子担当委員長 これより質疑を行う。  質疑はないか。(「進行」と呼ぶ者あり)  ないので、議会局所管部分の審査を終わる。  休憩する。    午後2時13分 休憩 ---------------------------------------    午後2時35分 開議 ○布施初子担当委員長 再開する。  危機管理局及び消防局所管部分の審査に入る。  提出者の提案理由の説明を求める。    〔小野副危機管理監併消防部長、石原警防部長説明〕 ○布施初子担当委員長 これより質疑を行う。  質疑をする際には、ページを示してもらうようお願いする。 ◆阿部善博委員 決算書132ページ、防災対策費から伺う。令和3年度、危機管理局は様々な取組があったと思う。決算についてどのように総括しているのか。 ◎鈴木危機管理局長兼危機管理監 令和3年度は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響がある中で、いつ起こるか分からない災害に備えて、防災対策をはじめ、避難所対策や防災資機材の整備などに注力してきた。  主な取組では、防災対策の普及啓発については、災害対策基本法の改正に伴い改訂した防災ガイドマップの全戸配布を行うとともに、マイ・タイムラインの作成を促進してきた。  また、市民の迅速かつ適切な避難行動につながるよう、市のホームページで公開しているさがみはら防災マップから、避難所の開設状況及び混雑状況をリアルタイムに確認できるように改善した。  コロナ禍における避難所等の感染症対策としては、消毒液や防護服などの感染症対策資機材を各避難所等に備蓄したほか、分散避難を目的に、市内6か所の小中学校の屋内運動場に空調設備を設置した。  また、4月に改定した避難所運営マニュアルを避難所運営協議会や自治会などに配布し、現在、地域の防災対策に活用してもらっている。  訓練については、総合防災訓練は令和2年度に引き続き開催することができなかったが、台風や線状降水帯の発生による記録的な大雨に備え、相模川周辺の福祉施設等を対象に、風水害を想定した訓練などを実施した。  令和3年度は、1年を通じて、感染症拡大の影響により、一種の災害とも言えるような状況下であったが、これまで言ったとおり、防災対策の歩みは止めることなく、各種事業を執行することができたと考えている。  近年は、これまでに経験がないような大雨など、激甚化する自然災害が増加している傾向にあり、火山対策や国民保護対策など、危機管理の範囲も広くなってきている。今後も、こうした災害から市民の生命、財産を守るための対策を適時適切に講じていくことで、災害に強いまちづくりに取り組んでいく。 ◆阿部善博委員 現在もコロナ禍が続いていて、既に災害の最中のような部分もあるが、いつ大きな地震や風水害がやってきてもおかしくない状況なので、しっかり取組を進めてもらいたい。  同じページの防災対策推進事業で、昨日、本年の防災訓練が行われて、私も防災専門員をしているので大野南地区の防災訓練に参加したが、風水害の訓練が、なかなかないように感じる。こちらの状況について伺う。 ◎渡辺緊急対策課長 風水害の訓練は、非常に難しいところはあるが、令和3年度の実績としては、城山ダムの緊急放流を想定して、相模川流域の洪水浸水想定区域にある要配慮利用施設、高齢者等の施設になるが、対象の24施設の方々に声をかけて、時間は2時間ぐらいだが、3日間にわたって開催し、全体で22施設の方に参加してもらい、高齢者が何人も滞在している施設の避難をどうしたらいいかなど、図上訓練を行った。  また、令和2年、3年はできなかったが、過去においては、中山間地域の風水害対応ということで、孤立対策の訓練などを行っている。 ◆阿部善博委員 同じところの項目で関連があるので、防災訓練実施事業の決算額で、令和2年度の決算額と比較して380万円増加し、前年比200%の伸び率となっている部分の要因を伺う。 ◎渡辺緊急対策課長 2年に一度、九都県市で防災の会議があるが、訓練の負担金があって、図上訓練の経費が400万円になるが、これが2年に一度、負担があるということで、令和2年度はこの400万円の負担はなかったが、令和3年度は図上訓練分の400万円の負担があったということで、決算額が昨年に比べて2倍ほどになった。 ◆阿部善博委員 防災訓練に関しては、昨年度、また、その前も行われなかったということだが、昨日、市で行われたもの、また、私が参加したところの市民の声などを聞いて、やはり一番感じたのは、1年、2年空くだけで、ノウハウや様々なものが失われてしまっていて、大野南だと、事務局を務めた区役所の皆さんは負担がすごくて、よく頑張ってもらったと思うが、地域の中で自治会長が替わるなど、様々な世代交代があって、テントの立て方一つも結構苦労するところが見えて、継続してやることは大事だと思った。先ほど防災マイスターの話もあったが、やはり非常に意味があると思うので、ぜひとも地域や市内の人材を育成して、会場を見渡すと、皆さんが言われているのが、若い人がいてくれるといいなという声があったので、なるべく若い人がたくさん参加できるような仕掛けも行ってもらいたい。  あわせて、防災訓練に参加できない場合など、家庭に防災ガイドブックがあると思うが、防災対策普及啓発推進事業で、さがみはら防災ガイドブックは6年ぶりの全面改訂で、全戸配布ということだが、作成部数から配布の状況、あわせて、目的と主な改訂の内容について伺う。 ◎佐野危機管理課長 防災ガイドブックは38万部作成して、そのうちの約35万部を配布した。市民や市内の事業者に日頃から防災に関する知識を深めてもらい、いざ災害があったときの準備をしてもらうということで、実際に災害が発生した際に適切な行動を取るということで、自身や家族の身を守ることを目的に作成した。全面改訂に当たって、令和3年5月に災害対策基本法の一部が改正され、避難情報等が変更になったということで、新たな避難情報や、昨今、新型コロナウイルス感染症の感染が拡大する中で、複合災害への対策などを踏まえた防災に関する情報について、感染症対策にも通じる分散避難の考え方、昨今の災害を踏まえた早めの避難の重要性のほか、マイ・タイムラインの作成方法あるいは記入用のシートを追加するなどが主な内容である。 ◆阿部善博委員 私も防災マイスターの1期生だが、呼ばれて防災講話などをするときに、防災ガイドブックをできるだけ必要部数持っていったり、自宅に持っている方には用意してもらって、名前をつけてもらったり、記入してあるかなど、いろいろ使わせてもらって非常に好評だが、防災訓練と連動していないようなことも結構あると思うので、その辺、有効に活用してもらいたいし、改めて、市民には、冊子以外でも利用できることを周知し、様々な手段で有効に使ってもらえたらと思う。  また、防災訓練、避難訓練のときは、要配慮者がいるので、利用施設における避難確保計画なども、常に状況を把握しておかないといけないと思うが、本市の要配慮者利用施設の数と避難確保計画の作成状況を伺う。 ◎佐野危機管理課長 本年8月末現在、洪水浸水想定区域または土砂災害警戒区域内に位置している要配慮者利用施設は190施設あり、全ての施設において避難確保計画が作成されている。 ◆阿部善博委員 昨年7月に水防法、土砂災害防止法が一部改正されて、要配慮者利用施設の訓練実施結果の市への報告が義務化されたということだが、報告状況はどのようになっているか。 ◎佐野危機管理課長 この訓練は、原則、1年に1回以上行ってもらい、その結果を市に報告することになっているが、7月15日時点で、192施設中128施設から訓練実施結果報告書の提出があった。今後、施設の所管部門と危機管理部門と連携して、未提出の施設に対して催促を行うとともに、提出された訓練結果報告書を基に、必要に応じて施設への助言など、避難確保計画の実効性の確保に努めていきたい。 ◆阿部善博委員 結果が未提出の施設もあると思うが、市の対応を伺う。 ◎佐野危機管理課長 施設の所管課と連携して、法律の趣旨や訓練の重要性について改めて理解してもらえるように説明等を行う中で、報告書の提出を促していきたい。 ◆阿部善博委員 小さな自治会単位で様々な訓練も行われていて、市民局に関わる部分もあると思うが、配付された小型ポンプの取扱いや、消火栓を開けてみるなど、いろいろなことをしている。消防団に入っていると情報が入ってくるが、最近、消火栓の中に圧力計が付いていて、弁になっており、使い勝手が違っているところもあるようだが、この状況を地元の方々があまり知らないこともある。そういう情報も、庁内、また、市民と共有しないといけないと思う。状況が分かったら伺いたいが、いかがか。 ◎三澤警防課長 自主防災隊については、地域を守るというところで非常に大切だと思われる。ただ、委員が言われるように、その知識がないと危険性も伴う。確かに、圧力計があって勝手が違うところもある。これに関しては、今後、今までと違うものがどこにあるのかを把握して、市民に周知するよう検討していきたい。 ◆阿部善博委員 ハザードマップの件も、予算のときに審議があったと思う。県で基礎調査を公表して、急傾斜地の崩壊に係る土砂災害特別警戒区域が239区域あったものが650区域に増えていたり、土砂災害を含めた洪水ハザードマップが追加で作成されるが、いつ配布されるのかという質問に対して、市内全域で11万部弱を令和4年3月末には配布を完了したいという話や、GPS機能を防災マップに追加して、他の都市より有効な情報提供をしたいという答弁をもらっている。決算なので予算のときの議論を確認したいと思うが、状況が分かったら伺う。 ◎佐野危機管理課長 今回の土砂災害ハザードマップの周知等に係る経過だが、昨年5月25日に、神奈川県から、土砂災害警戒区域の見直しがあり、追加指定等があった。  追加指定後、昨年6月、市のさがみはら防災マップの電子地図上に、そのデータを反映した。また、本年3月7日から、約10万8,000部を配付した。 ◆阿部善博委員 決算書208ページ、常備消防活動費の救急活動費について、本年8月21日現在で、救急出動が2万6,701件、前年比4,149件増加ということで非常に大変な状況だが、令和3年度も同じような状況で、大変だったと聞いている。消防もそうだが、昨日、隊員の方々と話をしたら、日勤の方でも、朝おはようと会い、朝礼を行い、出動して、次に会ったのは翌日になってしまったなど、そんな毎日だというお話を聞いている。やはり、人をもっと増やしたり、予算をつけるなど、どんどんしていかなければいけないと思うが、現場の状況と抜本的な対策について考えを伺う。 ◎水野消防総務課長 今般の新型コロナウイルス感染症第7波には、急激な救急需要の増加があった。この間、非常用救急車を活用し、臨時救急隊を編成するなど、部隊数を一時的に増隊して対応した。また、効率的に出場できるように、救急多発地域へ移動配備を行ったり、搬送先の医療機関で再出場準備を行うなど、時間の短縮にも努めてきた。  ただ、そうは言っても、隊員一人一人の労務管理上の心配もある。24時間の交代制であり、時間外、それから休憩時間という時間の区分けが非常に難しい業種で、その中での多発は、個人の職員にとっても、大変、疲労が大きくなるものと考える。救急車を運転する職員を途中で交代させるなど、労務管理を徹底して、けがや事故が少しでも少なくなるようにしていきたい。また、将来設計の需要を鑑みて、部隊の増強等について判断していきたい。 ◆阿部善博委員 隊員や職員の皆さんは、すごく頑張ってもらっている。泥酔している方が暴れたり、私も消防団のときに実際目にしたことがあったが、お昼を買おうとしたら、あの人たちはさぼっているみたいなことを言われたり、交通の運転で通報されたり、あり得ないようなこともある。隊員や職員の皆さんは、大変嫌な思いをしても、それどころではないので、そんなことは言わないでやっていると思うが、もし何か状況を聞いて把握していることがあれば伺う。 ◎野口救急課長 救急隊の市民対応については、プロの救急隊員として、しっかりと対応している。救急隊がお店で栄養補給することは、コンビニエンスストアというのはないが、搬送先の医療機関で水分や栄養を補給させてもらったり、水分が取れなかったら、近くの分署などに寄って補給している。また、市民にも理解してもらえるように、広報さがみはらなどで、売店を利用することがあるという広報をしている。 ◆阿部善博委員 消防団もそうだが、救急隊の皆さんも、本当の活動でない苦労はなるべくしなくていいように、また、市を挙げて、そういうところで無理をしていると続かないので、しっかりとした体制ができるように全体で支えられるように、市民周知もしっかりしてもらいたい。 ◎水野消防総務課長 答弁の訂正をしたい。先ほど松永委員の質問の中で消防吏員を775名と言ったが、これは令和4年4月1日現在の数字で、現在は773名となっている。 ○布施初子担当委員長 他に質疑はないか。(「進行」と呼ぶ者あり)  ないので、危機管理局及び消防局所管部分の審査を終わる。  休憩する。    午後3時48分 休憩 ---------------------------------------    午後4時10分 開議 ○布施初子担当委員長 再開する。  市長公室所管部分の審査に入る。  提出者の提案理由の説明を求める。    〔高林総合政策・少子化対策担当部長、佐々木SDGs・シビックプライド推進担当部長説明〕 ○布施初子担当委員長 これより質疑を行う。  質疑をする際には、ページを示してもらうようお願いする。 ◆阿部善博委員 決算書130ページ、情報システム費、情報システム業務費の行政事務情報化経費について、改めて減額分の説明をお願いするとともに、令和4年度予算をしっかり組んで、様々なシステムを総合的に取り組んでいると思うが、基幹システムの運用や機器等の維持管理も含めて、令和3年度が終わった状況、それから、今までの状況を総括的に伺う。 ◎佐伯DX推進課長 行政事務情報化経費だが、パソコンやプリンターの設置やネットワークの管理の中で、不用額については、特にネットワークの関係で、テレワークでの通信機能の不用額だったり、庁内の出先機関が全部で270か所程度あり、そちらの通信費の関係で余剰が出てしまった。あとは、パソコンをリースする際の入札の執行残があって不用額が出たものである。 ◆阿部善博委員 行政のIT化を推進して、効率化や新しい生活様式に対応したインフラの整備など、様々なうたい文句もあった。基幹システムの中身を変えたり、大きな変更で額も非常に大きいと思うので、業務効率化など、職員が大変になるのではなくて、これによって業務がやりやすくなったり、市民の利便性が向上したり、そういう部分が問われていると思う。相模原市はこれからどんどんそういうことをやっていくというメッセージが必要だと思う。今、取組の途上だと思うが、大きなお金をかけて、また、国やよその自治体は全部ライバルだからしっかりやっていかなければいけないが、そうした点で状況を伺う。 ◎佐伯DX推進課長 失礼した。DXということで、RPAと呼ばれる業務の効率化を図るものについて、庁内に募集をかけて、どういったものができるかを随時、追加して、やらせてもらっている。  また、昨年度、実証実験をして、文字起こしのツール、市役所の業務は会議録など、文字を起こさなければいけないので、できる限り自動でできるように、何が最適かというソフトを評価して、今年度、ぜひ入れさせてもらいたいということで、今進めている。  あと、市民の皆様という面では、窓口で手数料を支払う際のキャッシュレスなど、まだ10か所程度で一部ではあるが、この評価をして、職員も当然だが、市民も小銭を使わなくなるなど効率的になるように、また、市としても、小銭を計算する業務も減ってくるので、そういった部分の効率化が図れると考えている。  あと、電子申請、特に私どもが進めているところだが、市民が自宅で申請できるようにすることで、市民の利便性は向上し、職員も、受け付ける際に電子データで処理出来るので、そういった部分での効率化が図れると考えている。 ◆阿部善博委員 行政はよく後追いというか、よその自治体でやっているのを見てから安全に施策を展開すると言われていたが、ここの部分は先にやったほうが絶対得で、民間への注目だとか、やはり、利便性は最新の技術が良い。後追いしてやったときにはその技術がなくなっていたりするので、職員の皆さんは、ぜひとも積極的に頑張ってもらいたい。  続いて、決算書126ページ、企画費のSDGs推進事業について、事業全体で約742万円の決算ということだが、さがみはらSDGsパートナー関連の決算が幾らなのか、また、使途や取組の状況を伺う。 ◎二瓶みんなのSDGs推進課長 決算額のうち、さがみはらSDGsパートナー関連の決算は約280万円となっている。主な使途としては、パートナーとして登録する際に、さがみはら津久井産材を使用した木製の登録証盾、ピンバッチ、さがみはらSDGsパートナーのステッカーの作成費用、特設サイト上に設置したパートナーが自由に情報を発信できる掲示板の制作費用、パートナー交流会の開催に要した費用等となっている。 ◆阿部善博委員 さがみはらSDGsパートナーの登録数は現在も増えている。まずは形だけでもいいことだが、次は中身が問われてくると思う。パートナーの皆さんがどのように連携を強化していくのか、体制をつくっていくのかという部分も議論があったと思うが、そちらの状況を伺う。 ◎二瓶みんなのSDGs推進課長 これまでも、ウクライナからの避難民への支援あるいは学生服の回収ボックスの設置のお願いなど、市や地域が抱える課題などをパートナーの皆様に発信して、協力を呼びかけてきた。このような取組を継続していくことにより、それぞれのパートナーが持つ強みを様々な課題解決につなげていけるよう努めていきたい。 ◆阿部善博委員 続いて、SDGsのところでは、ちょうど予算のときの議論で、我が会派からも質疑があって、そのときは、開設しているSDGsの特設サイトが話題になっていたときだったので、理解促進のために市民だけではなくて職員向けに周知したいとか、さがみはらSDGsパートナーとして登録してもらった自治会連合会などと連携して普及啓発したいという答弁もあった。自治会連合会と協力することで、回覧板や地域情報紙など、様々な形で周知が進むのではないかという議論だったが、状況を伺う。 ◎二瓶みんなのSDGs推進課長 今、様々な団体から、SDGsについて、私どもの職員に講義をお願いしたいという話ももらっており、例えば自治会や団体の皆さんに、こちらの活動について、いろいろPRする場を設けている。SNSあるいは「SDGs One by One」といったホームページを活用して、皆さんに広く連携のお願いをしている。また、職員にも、PRというか、SDGsの推進について、理解が大分深まってきていると思われるが、今年度も、いろいろな場面を通して取り組んでいくことをお願いしている。 ◆阿部善博委員 やはり、実効性が問われるところだと思うので、実効性が上がる形で、また、皆さんの声に応えながら進めてもらえたらと思う。  次に、決算書122ページ、広報費の広報紙等発行費で伺う。我が会派が予算時の議論で声の広報、点字広報に関して、もっと利用者が増えてほしいという意見を述べたところ、声の広報を希望する方の人数に増減があって、40人程度増加を見込んでいるということだったが、あまり数に変化は見られなかったと思う。声の広報、点字広報は母数に比べて利用者が少ないという議論があったが、状況を伺う。 ◎馬渡広聴広報課長 声の広報や点字広報は、特に申込者が増えている状況ではない。 ◆阿部善博委員 要らないということではなくて、知らなかったという声があるので、ぜひとも有効に活用してもらいたい。私は点字も体験したことがあるし、声の広報も録音させてもらったことがあるが、大事なことだと思うので、よろしくお願いする。  あわせて、広報さがみはらのリニューアルについて、これも予算のときの議論だが、1日号が16ページ、15日号が12ページだったものを、決算のときには、1日号も15日号も12ページとすると。見やすいということで中面は黒と青だったのをフルカラーにして、写真や図表を用いて市政情報を分かりやすく伝えるように工夫、編集して発行していきたいという話だった。少し事情が変わったり、変更があったと思うが、決算なので、どのような状況だったのか伺う。 ◎馬渡広聴広報課長 広報さがみはらのリニューアルについては、契約も随意契約になっており、今年度の4月に、本年8月15日号からの新しい業者を決めるプロポーザルを行い、プロポーザルの仕様の中で、リニューアル、さらに見やすいものになるようにという考えで取り組んできた。 ◆阿部善博委員 予算の議論だと、令和4年度には新しい形で、ページを絞ったり、色や図表など変更があるということだった。もちろん、方向転換はあっても仕方ないし、前向きにやってもらっていると受け止めるが、細かい言葉が議論の中であったりすると、これは方向転換したのかなど、予算と決算の相違はそういうところにあるのかなど問われると思うので、そこのところはしっかりやってもらいたい。  あわせて、ホームページのリニューアルの議論もあったが、予算の議論のとき、令和2年度の時点で、ホームページには1万2,000ページがある。ファイル容量が多くて、階層が深い。その状況を踏まえて、デザインの再構築やリニューアル後のホームページの全体的な再設計を行うということで、令和4年度に新ホームページを公開したいということで、そのためのデータの移行やデザインの最終調整、サーバの入替えを予定しているのが令和3年度という話だったが、その状況はどうなっているのか。 ◎馬渡広聴広報課長 ホームページのリニューアルだが、サーバの入替えなどは、今年度の予定で進めている。 ◆阿部善博委員 議会での議論なので、状況の変化など、予算から変わっていくものは、しっかり管理してもらいたい。このときの説明で、我が会派や議員が議会で認識したものと少しずれもあるかもしれないし、また、実際は心構えだったものを具体的にイメージしてしまったということもあると思う。市民も見ている議論なので、そごがないように、また、ホームページは大事な部分だと思うので、しっかりとスケジュールや内容を把握してもらえたらと思う。  最後に、決算書138ページ、コールセンター運営経費について伺う。これも予算の議論のときに、利用状況で、メールが1,000件、電話が11万1,000件、ファクスは30件と見込んでいるという答弁をもらっており、決算主要施策成果説明書47ページの利用実績を見ると、ほぼ同じ数字で、このとおりだと思うが、一方で、そのときに議論のあったAIチャットによるやり取りで実際にコールセンターの利用が軽減されるなど、そこまでは至っていないということだったが、AIスタッフの総合案内サービスも始めていくということで様々答弁があったが、AIチャットによるコールセンター機能の現状はどうなっているのか。 ◎馬渡広聴広報課長 AIチャットボットサービスの利用状況は、委託業者から毎月提供されているアクセス数や質問のログにより把握している。 ◆阿部善博委員 当時の広聴広報課長との議論の中で、令和3年10月の契約更新に向けて、コールセンターの在り方について、市ホームページで公開しているFAQやAIスタッフの総合案内サービス、オペレーター業務の連携等について検討していきたいということだったので、そうした機能が盛り込まれたのか、今どうなっているかを確認したかったので、もう一度お願いできるか。 ◎馬渡広聴広報課長 失礼した。コールセンターとの連携はまだないが、AIチャットボットサービスは24時間の対応で、令和3年度のアクセス件数を見ると、全体の4割程度が市役所の閉庁時間や土日となっているので、連携とまでは至ってはいないが、一定の効果はあるものと考えている。 ◆阿部善博委員 対話の市政を掲げる市長が頑張っており、対話というのは、一対一もあれば、様々な市民の状況に合わせて、いろいろな機能を使った情報のやり取りもあるので、広聴広報機能は、これからもっと大事になると思う。応援しているので、ぜひ頑張ってほしい。 ○布施初子担当委員長 他に質疑はないか。(「進行」と呼ぶ者あり)  ないので、市長公室所管部分の審査を終わる。  お諮りする。本日の審査はこの程度にとどめたいと思うが、これに異議ないか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○布施初子担当委員長 異議ないので、そのように取り計らう。  次回の分科会は、9月6日午前9時30分より第2委員会室において開会する。  以上をもって本日の分科会を閉会する。    午後5時30分 閉会