◆阿部善博委員 決算書118ページ、総務費全般で、組織づくりや職員の育成について伺う。私は、平成18年6月の定例会で、庁内活性化や人材育成に関して庁内ベンチャー制度を提案する一般質問を行い、当時の小川市長からは、今後も職員が持つ可能性や能力を最大限引き出すための取組を積極的に推進したいという力強い答弁があった。こうした姿勢や精神は、今も生きて、続いていると思う。令和3年度決算に当たって、本市の人材育成の状況、そして、今後について総括的に伺う。 ◎中嶋人材育成課長 令和3年4月に人材育成の分野を担当する参与を設置し、5月に人材育成基本方針を改定した。また、参与の設置などで助言をもらいながら、民間の視点を取り入れた研修を実施するなど、研修内容の充実を図ってきた。  また、コロナ禍で職員同士が話し合う機会が減ったという状況もあり、本年度から、少人数の座談会形式の研修あるいは職員のリクエストに応じた自己研さんセミナーなども始めた。こうした新たな取組も含めて、職員同士が話合い、学び合う機会あるいは職員が有する特技や資格など個々の強みを発揮できる機会を創出して、職員の特性に応じた人材育成と魅力ある職場づくりを進めていきたい。 ◆阿部善博委員 一朝一夕にできる取組ではないが、組織の風土を築いていく大切さがあると思う。私が民間企業を辞めたときも、新しい仕事をするためなら、どんどん転職しなさい。外でいい仕事があったら持ってきてくれ。中にいようが外にいようがそんなの関係ないから、一緒にいい仕事をどんどんやろうと言われたことを今でも覚えている。民間との違いはあるが、前向きな姿勢や活力など、本市でももっと取り入れ、新しく築いていくものは、まだまだあると思う。本市でも優秀な方が辞めるという事例も聞いているが、もっと優秀な人が入り、辞めた人ですら応援団になってくれるよう、多くの人が相模原市で働きたい、相模原市に行ってみたい、民間からも相模原市で働いたことがあるのを羨ましがられるような活力と魅力にあふれた組織づくりや人づくりを、ぜひ積極的に進めてもらいたいことを申し上げて終わる。 ○布施初子担当委員長 他に質疑はないか。(「進行」と呼ぶ者あり)  ないので、総務局、選挙管理委員会、監査委員及び人事委員会所管部分の審査を終わる。  休憩する。    午前10時48分 休憩 ---------------------------------------    午前11時10分 開議 ○布施初子担当委員長 再開する。  財政局及び会計課所管部分並びに公共用地先行取得事業特別会計、公債管理特別会計の審査に入る。  提出者の提案理由の説明を求める。    〔秋山財政担当部長、岩本財政局長説明〕 ○布施初子担当委員長 これより質疑を行う。  質疑をする際には、ページを示してもらうようお願いする。 ◆阿部善博委員 相模原市行財政構造改革プランについて、令和3年度予算の審議を行った時点で、神奈川新聞の社説に、市財政の硬直化が深刻で、これまでの行財政運営を続けると、令和27年度には累計800億円超の歳出超過が生じるというシビアな予測を踏まえて、7年間で行う初年度としてプランが進められたということで、当面、脇を締めた行財政運営が欠かせないが、令和3年度を行財政構造改革の実を上げる起点として、市の将来像を鮮明に発信する契機としてもらいたいという意見があって、議会や様々な場面でも確かにこのような議論があった。  令和3年度決算に当たって、相模原市行財政構造改革プランの取組状況と今後について、今後については、代表質問でも、第2期の作成については検討を進めている。また、プランの前提の長期財政収支の見直しについては、再開したA&Aや物価高騰、社会経済の情勢などに留意しながら今後進めていくという答弁をもらっているので、あわせて、より具体的なスケジュールを伺う。 ◎宮地財政課長 初めにプラン1期目の取組の状況だが、改革プランに基づいたものとして、既存の公共施設の見直しや事務事業の選択と集中、特定財源や地方交付税の確保、職員の意識改革などに取り組んできた。先ほど久保田委員にも答えたが、庁内においてプランの考え方が浸透してきたと考えている。また、市民の理解を広げるために、令和3年度は、4回の市民説明会の実施、また、令和3年度末の頃から、令和4年度にかけて、現在もまちかど市長室を実施して、市民から貴重な意見をもらっている。そのほか、漫画によるリーフレットも作成するなど、様々な機会を捉えて取り組んでいる。  第2期に向けて、1つは、2つの部会、歳入確保に関するものや社会保障に係る施策を検討する部会を含めて、それぞれ検討している。本年度から来年度にかけて検討を行い、長期財政収支の見直しも、1期の取組期間中ではあるが、今般の物価高騰や今回の決算を踏まえた見直しを一旦行って、今後、財政運営等々、社会経済情勢も変わってくるところがあるので、改めて財政収支を見極めて、令和6年度からの計画になるので、令和5年度中に次に向けてのプランを策定していきたい。こうしたことにより、最終的には、「潤いと活力に満ち 笑顔と希望があふれるまち さがみはら」の実現に向けて推進していきたい。