○小池義和副担当委員長 再開する。 ◎馬渡広聴広報課長 先ほどの臼井委員の質問に対するポスティングと新聞折り込みの令和5年度の予算単価の訂正をお願いする。税抜き価格で答えたので、税込み価格を答える。新聞折り込みは10.615円、ポスティングは39.05円になる。 ◆阿部善博委員 予算主要施策説明書24ページ、企画費の総合計画推進経費で伺う。成果重視の効果的、効率的な行政運営を推進するため、総合計画の施策の検証等を行うということだが、以前、川崎市で総合計画の第三者検証というので、私にも声がかかって検証してきた。そのときの方法は、事前に総合計画の説明を受けて、当日、各課の課長から、こういう計画で、こういうことをやって、こういう成果があったという説明を受ける。そして、参加した私たち委員が、これはどういうことなのか、こうしたほうがいいのではないかと、いろいろ考え方を伺って結論を出し、その結果を次の市政に生かすということだった。そのときに説明を受けたのは、市議会の委員会のような仕組みはあるが、庁内で、自分たちが立てた目標達成の検証や指摘は、どうしても説得力がなく、おざなりになってしまうといわれた。誤解があるなら誤解を解く説明をすればいいので、こうした点がしっかり行われているということを示すためにも、第三者の意見や川崎市のことを理解していない人の意見のほうがいい場合もあり、職員がかわいそうになるぐらい厳しくやっている姿を見たことがあるが、今回の予算で上がっている検証は、誰がどのような目的でどのようなことをやるのか、その結果をどうしていくのかという点を伺う。 ◎三橋政策課長 総合計画の進行管理は、相模原市総合計画進行管理実施方針に基づいて実施している。目的は、市民に分かりやすく公表するとともに、継続的な改善活動に効果的、効率的な計画の推進を図るため、外部委員10名の審議会において、総合計画における47の施策と重点テーマに関して、テーマを持って1次評価を行う。1次評価は、進行管理の中において成果指標等を設けているので、その達成が困難であるものや進捗が遅いものプラス1次評価の全ての事業から、審議会の委員から、ここは個別に議論したほうがいいという項目を合わせて、本年度は12の施策に関して審議してもらった。有識者を中心に議論してもらっているが、公募委員も4名ほど入っている。 ◆阿部善博委員 ぜひ、実のあるものにしてもらいたいし、川崎市でそういう取組に参加した経験から言わせてもらうと、すごく規模が大きくて、参加者も多かったし、内容も詳細で時間もかかった。それだけやって、初めて市民もすごく関心を持ってくれていると感じたので、そういう視点も持って、今後につなげてもらえたらと思う。本市で事業仕分に取り組んだとき、市民からたくさんの問合せをもらって、インターネットで生中継もして関心が高かったのを覚えている。そういう伝統があると思うので、ぜひ、市民に開かれた形で取組を進めてもらいたい。  次に、予算主要施策説明書22ページ、広報費のホームページについて、2月20日にアップグレードしたという記述があったが、何で2月20日なのかが気になった。1月はリンクなど様々な不自由をおかけするという記述だが、不自由をかけても問題ない時期があるはずなのに、何で今なのか。初めから2月20日をアップデート予定にしていて、この日にやって計画どおりというのと、もろもろの結果、この日にやったのでは意味が全然違うと思うが、どういう考えでこの日にやったのか。私も市民から言われてアップデートに気づいたが、前と違うので、相模原市のホームページはどこへ行ってしまったのだろうと、よく見たら、これだったという方がいた。引っ越し等でホームページを見る方も多いこの時期になぜやったのか、スケジュールに関する現状と考えを伺う。 ◎馬渡広聴広報課長 リニューアルの時期は、当初12月を予定していたが、近年、自治体に対するサイバー攻撃がある中で、リニューアルの委託事業者からセキュリティーの強化を勧められ、追加で作業した中で、予定していたスケジュールが遅れたところがあった。確かに転出転入時期間近というのは申し訳なかったが、2月20日にしたのは、年度内にいろいろ検証するところもあったので、セキュリティーの強化が終わった中で、早い段階でリニューアルしたところである。 ◆阿部善博委員 年度内というのは市役所の事情で、私もこういうことに携わっていたこともあるので遅れるのも分かるし、様々なことを考えた結果だと思うが、今、そうした場合も見越せる開発になっているので、どの部分からどのようにやっていくかなど、スケジュール管理はしっかりやって、できてからオープンではなくて、市役所として恥ずかしくないように、きちんと説明できるようにやってもらいたい。  それから、ホームページはかなり見られていると思うが、1日にどのくらいの利用があって、どういうシステムがよく見られているのかなど、把握しているところがあれば伺う。本市のホームページはこういう使われ方をしているので、今回このようにアップグレードしたというのが考え方としてあると思う。細かい数字というより、考え方として、見やすさや使いやすさというのはいいことだが、本市の特徴や、こういうところがあるのでこの部分はというのもあると思うので、そこを伺う。 ◎馬渡広聴広報課長 今回のリニューアルに当たって、今までのホームページを分析した中で、階層が幾つも重なって、探しに行くまでに深いところがあるという分析結果が出たことから、分類を見直して、見つけやすくということは考えていた。  それから、今回、ホームページのトップページを本市の都市と自然をベストミックスしている魅力が伝わるようなイメージにしているのと、相模原市をPRするために、魅力というコンテンツをトップページのタブに入れて、本市の魅力をトップページから発信できるような形にリニューアルしている。 ◆阿部善博委員 そういうことも聞きたかったが、今質問したのは、私も別のホームページを分析したときに、数年前から比較すると、極端な特徴は、市民はパソコンから見ないで、スマートフォンから見ている。私が調べたところだと、そこだけかもしれないが、8割、9割の人がスマートフォンから見ている。今のつくりで大丈夫だと思うが、スマートフォン専用部分は削除したという記述があると市民は心配する。市民目線で見ると、スマートフォンにどんどん特化していってもらいたいと思っていると感じるが、そこの対応はどのような考えでやったのか。 ◎馬渡広聴広報課長 携帯電話のページがなくなったというのは、いわゆるガラケーでも見られるような配信をしていたが、実績がほぼゼロに近くなったので、そちらの部分は廃止したという案内をしている。令和3年度に調査した中では、スマートフォンで見ている方が7割ほどいるということで、今回、スマートフォンの表示についても、縦にスクロールする方が多いのではというので、トップページの検索する部分を動かないように固定して検索機能の利便性を図ったり、スマートフォン表示での使いやすさも考えながらリニューアルしている。 ◆阿部善博委員 私は、ガラケーという発想自体がなくて、携帯電話と書いてあるのはスマートフォンのことを言っていると思ったので、大変失礼した。  それから、今までのリニューアルの話で私が一番違和感を覚えるのは、ホームページは広聴広報ではなくて、基幹システムと連動した業務システムの一部ということ、仕事をしている人にとって、市民とつながるための道具で、そこから入り込んで何をするのかをこれからやっていかなければいけなくて、基幹システムやいろいろな中の業務を、ここを入口にして、市民がゼロストップで手続が済んでしまうような考え方も世間にはある。そういう点で、これから市役所もいろいろなシステムとつなげていかなければいけないが、DXの取組などをしている中で、ホームページについても市として対応しなければいけないと思う。今はできていないが、これからはホームページで手続ができ、市役所に来所せずに完結してしまうと思う。今回、どこまでそういう視点でやったのか。使い勝手や見やすさ、安全性は必要で、よかったと思うが、そうした点がどれだけ入っているのか。 ◎馬渡広聴広報課長 パソコンやスマートフォンで市役所の手続が一遍に済むような入口については、現行あった申請手続をそのまま移行しただけで、今回、何か新しいものとしてリニューアルした部分はない。 ◆阿部善博委員 だから、担当課が違うと言ったわけである。今やっていることは分かるが、もっと広い視野で、ホームページを重視していかなければいけないのではないか、これはまた後ほど伺う。  広聴広報の部分で、ホームページの利用が上がっていくのに比べて、広報さがみはらは読まれなくなっているように感じるが、改めて認識を伺う。 ◎馬渡広聴広報課長 マイ広報さがみはらという電子媒体で読めるダウンロード数も1万7,200件ぐらいあるが、一定数、紙媒体で読む方がいると認識しているので、今後、新聞折り込みの数やアプリのダウンロード件数を両方よく見ながら考えていきたい。 ◆阿部善博委員 私も、毎回ではないが、広報さがみはらを隅々まで読んでいる。貴重な情報が多く載っており、記事を載せた人たちの話を聞くと、1回載せたら次はないと言われて、やはり、見てもらいたいと思っている。いい情報が入っているので、ぜひ、市民に広く読んでもらう工夫も必要だと思う。以前、広報さがみはらを読む会というサロンに行って、広報さがみはらをみんなに見てもらい、読み方を一緒に体験したことがある。そうしたら、ここに書いてあるのか、こういう話を知りたかったという意見がある一方、どこを見ていいかとか、こういうものだと分からなかったという意見もあった。ホームページも一緒で、ホームページを見る会というサロンで、いろいろと使い方などを体験した。いいものだから、見やすさなどもあるが、どこをどう見たらいいか、広報さがみはらにこういうことが書いてあるなどと動画に上げたり、サロンに出かけてもいいと思う。読んでもらうためのさまざまな取組は、もっとできると思う。二次元バーコードを読み取ればホームページに入れることや、ここに広報さがみはらを置きましたなど、露出の時代は終わって、何でここを読んだらいいのかを伝えなければいけないと思う。ホームページも、広報さがみはらも、どちらもいいものだと思うので、いいものだというところをもっと分かりやすく伝えてほしいが、今どういう状況で、どのような取組をしているのか。 ◎馬渡広聴広報課長 基本的に、広報さがみはらは、市政の情報を正確、的確に、年代の幅を広く捉えて、いろいろな情報をたくさん載せている。 ◆阿部善博委員 読んでもらう工夫とか、お金をかけずに汗をかいてやることもあると思う。ホームページも、広報さがみはらも見やすくなり、どんどんよくなっているので、さらに読む人が増えて、みんなで共有するなど、市民を巻き込んで取組を進めてもらいたい。  最後に、予算主要施策説明書28ページ、情報システム費の行政事務情報化経費で、行政手続のデジタル化等により、市民の利便性の向上や業務効率化を図り、自治体デジタルトランスフォーメーションを推進しますというので、基幹システムの運用や機器の維持管理を行うのは分かる。また、標準化を行うというのは当然のことで、どんどんやってほしいと思う。一方で、システムや安全性、使い勝手の面では標準化が必要だが、相模原市の特色や目指すもの、市民からの様々な声などは標準化して同じものをやるのではなく、これをどのように使っていくのかが問われていると思う。情報システムの取組の特色や目指すもの、費用を全くかけない、市民に使い勝手のいいものなど、いろいろと考えはあると思うが、改めて考えを伺う。 ◎佐伯DX推進課長 これまで相模原市の行政事務の情報化については、国から来ている仕事などを粛々とやる部分もあったと思う。市議会等でもかなり指摘をもらっている部分だが、市民がより便利にならなければいけないと思うし、デジタル社会が来る中で、デジタルを活用して市民の暮らしが格段によくならなければいけないと考えている。行政事務だけではなくて、市民が自宅でパソコンだけではなくてスマートフォンでいろいろな手続ができるのは、私も一市民として考えると当然のことだと思う。今、全国では神戸市や会津若松市など有名なところもあるので、そういったところも研究しつつ、どういった形がいいのか検討していきたい。相模原市のデジタル化を進める方針でICT総合戦略というのがあるが、令和6年度からということで、ここで見直しを始める予定で考えていたが、できれば来年度の当初予算にそういったものを見直した結果がのれるように、早期に見直しをした中で、これまでの内部事務だけではなくて、どうしたら市民がデジタルの恩恵を享受できるのかも踏まえて考えていきたい。 ◆阿部善博委員 公明党の代表質問でもあったが、市民と話をすると、市役所へ来て書類を書くのが大変で、そういうものがなくなり、簡単に手続できれば本当にありがたいという声は聞いている。他市でやっている取組も、全部がいいわけではなくて、まだ途上だと思うが、市民が一番大変なところを簡単にする、安全かつ費用などを総合的に考えた足腰の強いシステムを作る、ミスが発生しないようにするなど、いろいろな考えがあると思うが、相模原市はしっかりやっていると市民が感じられるようにやってもらいたい。今日質問したことは、全部よく頑張っているが、もっと頑張ってもらいたいと受け止めてもらいたいので、しっかり予算を使って、いいものにしてもらって、来年9月の決算議会でそれができたか見たいので、よろしくお願いする。 ◎榎本市長公室長 先ほど阿部委員からホームページの関係で質問があったことに対して答える。確かに、社会経済情勢が非常に変化する中で、市民ニーズも多様化している。特にデジタルトランスフォーメーションを推進する本市としては、ホームページを市民とより近い関係に持っていく必要があると思っているので、今後、庁内で検証を行った上で、ホームページの在り方についても見直していきたい。 ◆阿部善博委員 職員健康管理費について伺う。休業、退職に至った場合、周りの職員の負担が大きくなり、次の健康への影響など、負の循環になると聞いている。職員のメンタルヘルスの状況と、負の循環を発生させないための対策を伺う。 ◎秋山職員厚生課長 令和4年度の教職員を除く30日以上の長期病気休業職員者数は、令和5年1月末現在、181人である。そのうち、メンタル疾患による休業者は131人、身体疾患による休業者は50人となっている。こういった状況の中、休業に至る職員の所属の体制フォローについては、健康管理面から言うと、各所属長等の面談を実施するなど、今どういうところが課題になっているのか、産業医や臨床心理士と面談を行って、現状の課題など、相談を実施している。 ◆阿部善博委員 民間では、これまでの組織に縛られる部分から、いろいろと自由度の高い働き方も出てきているようなので、職員の個性も生かして、組織として生き生きと仕事ができる相模原市役所を目指してもらいたい。 ○小池義和副担当委員長 質疑の途中だが、休憩する。    午後2時02分 休憩 ---------------------------------------    午後2時25分 開議 ○小池義和副担当委員長 再開する。 ◆阿部善博委員 財政局の相模原市行財政構造改革プランについて1点伺う。相模原南市民ホールの廃止の説明会は、市民局からの説明だけだったが、市民が多く受け止めたのは、これまでもいろいろなところで議論されているが、相模原南市民ホールの廃止の方向性を市民局から聞くのではなくて、行財政構造改革プランの話ではないかというので、説明は財政局から来るべきではないかと。市民だからこういう言い方はしないが、意見としてはいまだに非常に多い。今も市民局に説明に回ってもらっているが、市民が文化に触れてもらいたい、でも、相模原南市民ホールは要らないという説明に非常に違和感を覚えている。総合計画に位置づけられた事業で、担当課が説明に行くこともあるし、細かい話で現場の部門が説明するのは分かるが、行財政構造改革プランでこれだけ大きく位置づけられている話を担当部署が説明するだけというのは、不親切で、説得力がないのではないかという声が大きい。せめて一緒に説明に行くなど、納得してもらうために、財政部門としてそうした行動も必要ではないかと思うが、見解を伺う。 ◎岩本財政局長 相模原市行財政構造改革プランについて、説明会での話や意見等、私どもでも聞いている。行財政構造改革プランに載せている部分について、プランの説明自体は、市長公室でも話があったとおり、まちかど市長室や説明会で、プランについての全体の説明はしていたつもりである。そこで方向性を定めたものということでプランは示してあるので、具体的なものについては、所管での考え方もいろいろあるので、当初から所管でやっていくと定めていた。ただ、相模原南市民ホールの説明自体は、確かに説明会の経過を見ていると、お金がないというところを前面に押し出していた部分があり、不親切で、説得力がないという声があったというのも聞いている。文化施設の集約化に着眼して、このプランに載せていこうと提示していたので、今回の説明は市民局がやっている。ただ、説明していく中で、説明が分かりにくい部分があれば共同でやっていくことも考えている。今後、分かりやすい説明やプラン、ほかにもこれからやっていかなければいけないところがたくさんあり、そこは全庁を挙げてやっていくところなので、財政局、市長公室も含めてやっていきたいと思っている。 ◆阿部善博委員 結局、どこの自治体でも、事業部門と財政部門のせめぎ合いがある。この仕事のために予算を取りたいというところと、それは全体的に見て必要ない、何とか抑えたい、効率的にできないか、ほかのほうが優先だというものが常にある。相模原南市民ホールはなくしてはいけないという市民の声が大きいところ、行財政構造改革プランに明記があり、お金がないからできないと言われて、やはり、市民は納得できないし、むしろ、あなたたち、頑張りなさいと言われているのが現状だと思う。  市役所の中では、これまでもずっとそうだが、政策部門、事業部門と財政部門と緊張感がかなりあり、バランスが難しい中で総合的な判断があると思うが、今、市民からすると、財政部門が行財政構造改革プランで位置づけたのだからこうしなさいという方が勝っているように見えてしまっている。そういう声に対して、よい市政にするため、事業部門、政策分門、財政部門と様々なせめぎ合いがある中で、市長や副市長はしっかりと判断してやっているという説明が足りないのではないかと思う。そこをお金がないというのではなくて、市民に納得いく形で、様々な手続や議論を経て決定しているということを示してほしいが、大川副市長にぜひとも考えを伺いたい。 ◎大川副市長 相模原南市民ホールの説明会などでは、財政が厳しいというところが前面に出ていると受け止められたことと思う。相模原市行財政構造改革プランについて、いろいろな場で説明してきたが、市としてこういうことを目指してやっているというところが市民に理解してもらえない部分もあろうかと思うので、そちらの説明をしっかりしていくことと、今回、相模原南市民ホールにおいては、文化施設を公共施設の集約化も含めて、市の考えをきちんと理解してもらう必要があると思っている。それに当たって、各部局がばらばらに説明することがないように、市役所内部でもよく議論して、市の考え方をきちんと一つにして、市民に分かりやすく、市役所内部での議論も含め、お知らせしていくことで、市の考え方を理解してもらえると思っているので、今後も引き続き、どのようにしたら市民に理解してもらえるかに意を用いていきたい。 ◆阿部善博委員 市民は、関わっている現場の部門や区役所、よく分かってくれている職員を応援したいと思ったり、また、財政部門の事情など、様々なものがあると思うが、結局は市役所という組織と市民との信頼関係だと思うので、それができるように、様々な組織の中で、職員がそれぞれの役割、立場で頑張ってくれている中で出てきたということが伝わることが一番大事だと思うので、そうした意識でやってもらいたい。