◆阿部善博委員 銀河アリーナの廃止については、この委員会でも、またこれまでも様々な議論があったことは承知している。この議案が出てくる段階で、また、この議案について説明が行われる段階では、市民の皆さんにとっては、どんな民間企業がどんな新しい施設を検討しているかという話もセットであるべきではないかというお話をたくさん聞いている。民間によるアイススケート施設の建設、運営を任せるという方向性は理解できるし、そういうものがこれからの時代は必要だと思うが、銀河アリーナの廃止後に、結局、手を挙げる民間企業は現れないのではないかと市民の方も危惧しつつ、そういう結果になったら困る。でも、そうなってしまうのではないかという感覚があるという声を聞いている。  市長自らのトップセールスで、民間企業へ積極的に働きかけている、何としてでもこのスケート文化を守るという姿勢が市民に伝わっているのか。また、そのためには、受け身ではなく、相手企業はこうだった、調査したらこうだった、そういうことではなく、このスケート場を市内に維持するためには、どういうサービスや優遇措置、例えば、これから期間が残されていないので、用地を確保しておいて、それを多少交渉が延びても有効に活用できるようにするとか、様々な手法が考えられるのではないか。特に、市長には、本気の取組が市民に求められている。市の取組状況について改めて伺う。 ◎宮地スポーツ施設課長 アイススケート場の整備ができる企業は限られていることから、そうした企業と意見交換を密にしながら、実現に向けて取り組んでいく。用地の関係である。民間アイススケート場の運営に当たっては、場所は重要な要素の一つと捉えているので、今後適切な用地の検討を進めていく。優遇措置についても、他の事例を調査し、アイススケート場の実現に向け、どのような方策を取ることができるのか検討していく。 ◆阿部善博委員 今やっていることはもっと早くからやっておくべきだったのではないかという声はたくさん聞いていると思うが、ただ、今からでも決して遅くなく、しっかりやっていけば、こうした文化を継続することができると信じている。しっかりした取組を求めておく。 ○鈴木秀成委員長 他に質疑はないか。(「進行」と呼ぶ者あり)  ないので、以上をもって質疑を終結する。  これより討論を行う。 ◆阿部善博委員 自民党の会派から賛成の立場で討論を行う。  初めに、銀河アリーナが本市のアイススケート文化の発展に果たしてきた役割は大きく、未来を担う子供たちのために行われてきたスケート教室や、オリンピックに出場するような一流のアスリート選手を輩出してきたなど、廃止により本市のアイススケート文化が途切れてしまうことが決してないように強く求めておく。  民設民営の方針は、昨今の財政事情から理解できるところではあるが、新しいアイススケート施設の実現に向けては相応の困難も想定されている。市長を先頭にした相模原のスケート文化を守る、さらに発展させるという強い意志の下、力強いリーダーシップで、市民サービスを相模原の市民を犠牲にすることなく進める構造改革、市民の文化をさらに発展させる構造改革の実現となるよう求める。銀河アリーナのゲンゴロウを模したと言われるかわいらしい姿は多くの市民に愛されている。今も夢を与え続けている。今回の廃止が夢を奪うのではなく、さらに夢が膨らんでいくような相模原市政を求め、賛成の討論とさせていただく。 ◆阿部善博委員 我が会派の萩生田委員から質問があったが、この件については、最初に損害に対する保険金が支払われ、本市が瑕疵を認めて賠償するということで、2つの保険が全く違う論理でお金が動く話である。市民の皆さんが、昨今の中古自動車屋さんとか、損害保険の不正とか、様々な報道を受け、この議案については金額が大きいのでこうして議案で出てきているが、本市で、毎回専決として様々な事案が、保険金が支払われている現状がある中で、保険会社が持ってきた金額、言い分を本市としてしっかり検証しているのか、今問われている議案でもあると考えている。  これは区役所に聞くのではなく、市のしかるべき部署としての対応だが、保険会社を丸々信用しているわけではないというか、市としてのチェックはしっかりしていると思うが、市民から頂いているお金を保険金として支払いながら、そして、保険だからいいのではなく、しっかりと市の責任とか事案について検証する体制を改めて確認する姿勢とか、これまでもそうしているということであれば、そのことを市民にも示していく必要があると考える。本市ではどのような取組になっているのか。 ◎石井副市長 御質問の内容が多岐というか、広範囲にわたるので、財政を所管している立場で私から御答弁を申し上げる。それぞれの損害賠償等については、それぞれの事案に対し、保険会社で査定し、支払い等が行われることは御承知のところと思う。本件にかかわらず、それぞれの事案についての確認は、それぞれ所管で慎重を極めて行っている。  ただ、保険会社から出てきた査定に対し、セカンドオピニオン的な意見を求めるところまでは実際には行っていない。あくまでも、市の職員として経験の中でお話を聞いて、保険会社の御説明に納得がいく、あるいは納得がいかないときには、他の事例を含めて確認する形で対応しているのが実情である。今、委員からもお話があったので、また、社会的に保険の在り方が問われている状況であるので、そうした点については、今後どのようにしていくかも含め、私ども、財政のほうで検証、検討してみたいと思っている。