令和 7年  3月 議会運営委員会 議会運営委員会会議録 令和7年3月12日 開会 午前9時30分 閉会 午前10時23分 出席者 委員  岩井 大   榎本揚助   折笠正治  大八木 聡  五十嵐千代  南波秀樹 ▲後田博美  ◯渡部俊明  桜井はるな  鈴木秀成   寺田弘子 議員 議長 古内 明  副議長 大崎秀治 オブザーバー 小林たかみち 欠席者 なし 説明のための出席者  今宮ゆうき議員、山口 恒議員、こさわ隆宏議員  三須城太郎議員、関根雅吾郎議員、森 繁之議員 事務局職員 増田議会局長 坪井同局次長兼政策調査課長 秋山議会総務課長 鈴木議事課長 草薙同課総括副主幹 田所同課副主幹 吉田同課主査 内山政策調査課総括副主幹 会議に付した事件 議提議案第3号 相模原市議会議員定数及び各選挙区選出議員数に関する条例の一部を改正する条例について 協議事項 令和6年相模原市議会定例会令和7年3月定例会議の運営について 傍聴者 なし 署名 委員長  渡部俊明    午前9時30分 開会 ○渡部俊明委員長 ただいまから議会運営委員会を開会する。  出席委員は11名で定足数に達している。  これより審査に入る。 --------------------------------------- △議提議案第3号 相模原市議会議員定数及び各選挙区選出議員数に関する条例の一部を改正する条例について ○渡部俊明委員長 議提議案第3号相模原市議会議員定数及び各選挙区選出議員数に関する条例の一部を改正する条例についてを議題とする。  提出者の提案理由の補足説明があったら、お願いする。 ◆関根雅吾郎議員 本会議で説明したとおりなので、補足することはない。 ○渡部俊明委員長 これより質疑を行う。 ◆折笠正治委員 まず前提として、私どもの会派も、議員定数削減に関して、必ずしも反対というわけではなく、様々な要因を加味しつつ、慎重な検討が必要ではないかという認識から、今回提案された議案に対して、何点か確認を含めてお尋ねする。  1点目は、今回、人口100万人未満の他の政令指定都市と比較した際に、相模原市の議員1人当たりの市民数が多いことを指摘されているが、人口規模や議員1人当たりの市民数が議論の一要素となることは、他の自治体でも見られていることとして承知している。  しかしながら、5年ごとに国勢調査が実施されており、直近では2020年に行われていることから、本年、調査が行われると承知しており、この調査結果が、各自治体が議員定数や各区への配分を見直す際の重要なデータとして活用されるのが一般的だと思われるが、今回、この時期に議提議案の提出に至った経緯を改めて伺う。また、十分にデータが反映されていると考えているのか、お尋ねする。 ◆関根雅吾郎議員 相模原市行財政構造改革プランの最終年度であり、市民に応分の負担をかけてきているが、我々議員は何も身を切っていないという思いから、議員自らにも、それなりに負担を課さなければいけない。この話は以前から議会運営委員会でされてきて、選挙が終わってすぐにこういう議案を出したいという提案があったが、そのまま2年たってしまった。そろそろ出さないと選挙前になってしまうので、今のタイミングになった。  また、国勢調査だが、相模原市の人口は、そんなに伸びていないし、減ってもいない。他市もそこまで減っていない中で、微差だし、国勢調査を待たなくてもいいのではないかという思いから、この時期に提出した。 ◆折笠正治委員 提案の理由に行政効率の向上とあったが、議員定数の削減がどのように結びつくと考えているのか。 ◆こさわ隆宏議員 まずは、何よりも財政負担の軽減が喫緊の課題であると考えている。また、議員数に比例して発生する経費、人件費や政務活動費なども含むが、これらの削減により、財政の健全化を図ることができると考えている。  それから、昨今のDX、デジタル技術の活用などにより、行政と議会と市民皆様との連携や情報交換などが円滑になる中で、従来の議員定数の規模を維持する必要性は、相対的に低下していると考える。  これらの観点から、議員定数の削減は、行政効率の向上に寄与するものと考えている。 ◆折笠正治委員 議員定数の削減により、各議員が担う委員会活動や議会運営の負担が増加し、結果として、議会運営の効率が低下する可能性もあるのではないかと危惧している。特に議員数が減少することで、委員会構成や審議の負担が偏る懸念もあるが、これらにどのように対応する考えなのか。 ◆今宮ゆうき議員 委員会活動や定数などは議会運営委員会で話し合われるべきものだと認識しているが、本市より予算規模の大きい自治体、例えば静岡市や浜松市など、本市議会よりも少数で設置している例が複数あり、その点は本市でも参考にできるのではないかと考えている。 ◆折笠正治委員 先ほど、議員定数の削減により、議員1人の負担が増加すると述べたが、市民対話、行政監視などの議員活動が低下する懸念もあると思う。そのため、議員の調査、研究活動を支える政務活動費の増額や使途の見直しも、同時に検討していく必要があると考えるが、この点について、どのように考えているのか。 ◆三須城太郎議員 本市は現在、議員1人当たりの人口は約1万5,000人で、多いところでは4万3,000人を超えている市もあるが、そのような市でも適切な議会運営が行われているので、市民対応や行政監視の質が低下しないように、我々議員一人一人が能力向上に努めていくことが、本来、議員としてあるべき姿ではないかと思う。そして、それは市民が望んでいることと理解している。  政務活動費の増額、使途見直しの必要性については、今後、議会運営委員会や代表者会議等で慎重に議論を進め、協議していくことがふさわしいと考えている。 ◆折笠正治委員 仮に議員定数が削減された場合、これまで以上に厳しい選挙戦が見込まれるのではないかと思う。さきの統一地方選挙において、自分だけよければいいという、公職選挙法に触れるような選挙戦が繰り広げられたと、他の議員からも聞いている。こうした点について、選挙管理委員会の体制強化や候補者の遵法意識の向上なども併せて検討していく必要があると思うが、その点はどう考えているか。 ◆森繁之議員 選挙は基本的に公職選挙法にのっとって選挙管理委員会が適切に判断するべきものと思っている。本市でも前々回の選挙では抽選ということがあったが、引き続き、選挙については、定数が何人であろうと、公職選挙法にのっとって、選挙管理委員会が適切に判断して行うべきものと思っている。確かに激化することは承知しているが、我々議員の間で、選挙の内容について議論すべきものではないと思っている。 ◆五十嵐千代委員 相模原市の各区は、それぞれ地理的、社会的特性が異なる。各区一律に1名減という提案だが、市民の多様な意見を十分に反映できるのか、また、行政サービスの公平性についてどのような影響を与えるかということに関して、この提案を出すに当たってどのように検証したのか、具体的な検証方法を伺う。 ◆関根雅吾郎議員 各区1人というのは、政令市平均を考えると、今の相模原市の規模だと30人ぐらいまで減らさなければいけないが、16人減というのは市民にかなり影響を与えるのではないかと思うので、まずは議会改革の議論の第一歩として、各区1人が妥当なのではないかと話し合った。  地域に与える影響というが、緑区の津久井など、合併前の議員の人口を考えると、かなり減っているという話も聞くが、我々議員は、緑区にいるから緑区のことだけをしていればいいわけではなくて、私は大沢だが、大沢のことだけをやっていればいいわけではなくて、地区の代表ではないと思っている。相模原市全体のことを担っていくので、どこの地域の課題がどうのというのではなくて、市議会全体でそういうところを見ていかなければいけないと思っている。検証はしていないが、そのような思いでいる。 ◆榎本揚助委員 今のところ、私も理解が難しかったが、先ほど、令和2年度に行われた国勢調査を基にしているという話があって、令和7年度には国勢調査が行われるので、そうしたデータの反映という答弁はもらった。  今回は、令和2年度のデータをあくまでも参考資料で出していると思うが、例えば、相模原市の議員1人当たりの人口の平均数が1万5,772人と出ていて、緑区は1万5,473人に1人、中央区は1万6,110人に1人、南区は1万5,634人に1人となっている。人口100万人以下の政令指定都市における議員定数の状況等を鑑みて、今回1名ずつ減らすわけだが、そうすると、緑区は1万7,020人に1人、中央区は1万7,117人に1人、南区は1万6,553人に1人ということで、平均が1万6,871人となって、この場合、人口100万人以下の政令指定都市における議員定数の状況の平均が少し改善されるという中で、さらに、今のこの数値を見ると、要は、各区で開きがない。たしか1.5以上開いてはいけないというルールだったと思うが、今回、そのようなことを全部、シミュレーション、検証しながら提出しているという理解でいいのか、イエスかノーで構わない。 ◆関根雅吾郎議員 定数の議論に関しては検証している。 ◆大八木聡委員 先ほど折笠委員から定数減の議論があって、会派として検討すべきというところは同じ見解だが、人口割あるいは財政再建にかなり優先度を置いて議論しているのではないかという中で、先ほど五十嵐委員からも話があったが、本当に市民の声をしっかりと反映できる議会の体制ができているのかというところについて、検証したのか、していないのか、はっきり分からないところがあるように受け止めている。  具体的に、例えば緑区においては、ここで区制施行から15年、合併からも15年以上たっているが、まだ旧町を単位とした商工会や観光協会があり、また、それぞれの団体の皆さんが、地域特性を生かして、今なお区政の推進にも大きく寄与している実態があると思う。それぞれの人たちは誇りを持ってやっていて、決して区の一体感を損なう活動をしているわけではなくて、それぞれに区を盛り上げるために、そして歴史ある旧町の伝統を守り、地域の人たちの絆、誇りを保ちながら活動していると認識している。そのような背景を単純に区の人口だけで数値を割り当てていいものかは議論があってしかるべきだが、恐らく、今の話だと、そこの検討はしていないと思う。正直、そこをもっとじっくり議論してほしいというのがある。  今、観光協会と商工会の話をしたが、地域に根差した旧町を単位とした団体は、まだ、ほかにもある。そのような方々にも意見聴取をしたり、現状、緑区には11人の議員がいるが、地域ファーストを掲げて当選している方もいたり、合併を経て15年以上経っているが、一律に言い切っていいものか。私も旧町のいろいろなところに足を運ぶし、南区や中央区の方からも相談を受けて対応している。もちろん関根議員が言われたとおり、市政全般のことをするのが議員というのは全くそのとおりだが、それでもなお、まだ旧町に根差したものが様々ある中で、その議論、検討は深くした上で、納得感を持ったところで進めたいというのが正直なところである。それを議会の都合、特に定数、人口割の話、他市との比較あるいは財政再建という理由をもって進めていくには、もう少し深掘りしてほしい。そもそも議員の在り方、先ほど森議員が、選挙の話はこの場でするものではないのではないかと言われたが、やはり選挙も公正に行われる必要があって、そのようなところもセットで議員定数を考えていかないと、緑区で言えば、例えば橋本エリアや大沢エリアは人が多いから、そこに候補者や候補予定者が集中する可能性もある。現状、緑区の中においても、津久井の水源地域について、私もまだまだ勉強不足だが、理解が至っていない議員もいると思う。まして全市的な話をしたときに、水源環境保全税の話では、県に対して市長も動いたが、では、議員全員がそこまで十分に理解して、緑区の水と緑、津久井の水と緑を守るための取組ができたかというと、正直、不十分だったと思っているし、私も力不足だった。そのような議論をしっかりとした上で検討してもらいたい。議員定数の削減について議論することは全く否定しないし、むしろ求められているとは思っているが、しっかりと深掘りした議論、今の数値の根拠あるいは検証は、まだまだ十分でないのではないかと強く感じている。そこについて、どのように検討したか、もう一度、検討しているのであれば聞かせてほしい。 ◆関根雅吾郎議員 まず、検証していないというところだが、議員が1人削減された場合どのようになるのかについては、検証できない。どうやってするのか分からないので、検証していない。各区1人減らした場合、どのような影響を受けるかは、減らしてみなければ分からないというのも出てくる。現に、今、中央区は1人減っているが、何か問題はあるか。ないと思う。前回も南区は1人減っていたが、どうやって検証するのか分からないので、検証はできていない。  各地域の商工会議所や観光協会の話も出たが、津久井は商工会が、城山を含まなければ3つあるが、そこの代表者が1人出なければ意見を吸い上げられないのか。そうではないと思う。議員45人がそこに出向いて、いろいろ話を聞いてくればいいだけの話ではないか。そこに住んでいなければ駄目なのか。検証はできていないが、ますます、地域の声をいろいろ吸い上げて、議会に反映していきたいと思っている。一つ一つの細かいところまで考えていたら、では何人なら適正なのかという話をしているだけで随分時間が経ってしまうし、その議論だけが議員の仕事だと思っていないので、まずは、ここで1人ずつ減らさないかと言っている。それをいろいろな検証をして、どうなるか分からないからと言われても、まずは各区1人ずつ減らして議会改革をしていくという姿勢を見せようと思って、今回出している。それをまだ議論が進んでいないからと言われても、我々はそのような思いでやっている。 ○渡部俊明委員長 関根議員、質問に対する答弁を。 ◆関根雅吾郎議員 質問は長くても良くて、答弁が長いと駄目なのか。多分、大八木委員のほうが長い、私のほうがまだ短い。 ○渡部俊明委員長 長い短いではない。 ◆関根雅吾郎議員 何が駄目なのか、答弁が長いのか。 ○渡部俊明委員長 明確に答弁してくれということである。 ◆関根雅吾郎議員 きれいな言葉を使って話すのが苦手なものだから、明確に話せなくて申し訳ない。検証はできていないが、では、どこまで検証すれば、どこまで議論を深めれば減らせるのか。本当に減らす気があっての議論ならいいが、減らす気もないのに議論をいつまで続けたって減らないから、市民はそんなのは認めない。なので、今回出させてもらった。 ◆森繁之議員 申し訳ない、若干補足する。  先ほど津久井地域の話があったが、現職の議員は、それぞれの選挙区で非常に努力して当選してきているのは承知しているし、現状、津久井地域在住、出身の議員がいない、少ないというのであれば問題だと思うが、緑区全体でも、比率でいくと、比較的、津久井地域の方が多いので、地域の特性に応じた意見聴取は十分できているのではないかという検証は議論の中であった。ただ、今後、選挙が激化して、先ほど大八木委員からもあったように、橋本、大沢地区の方々がたくさん出てくる可能性もなきにしもあらずだが、これは選挙なので、してみないと分からない。関根議員が言ったように、そのような議論をいつまでしていても結論が出ないので、ここで市民の求める行政改革、議員は多過ぎるのではないかということに我々としては少しでも応えていきたい、そんな思いでの提案なので、ぜひ、よろしくお願いする。 ◆大八木聡委員 考え方を確認したものなので、検証の中身まで尋ねたつもりはないが、そのような背景で提案したことは分かった。 ○渡部俊明委員長 他に質疑はないか。(「進行」と呼ぶ者あり)  ないので、以上をもって質疑を終結する。  これより討論を行う。 ◆寺田弘子委員 議提議案第3号に反対の立場から討論する。  本年は国勢調査の行われる年である。この結果によって、各自治体の議員定数や各区への議員の配分を見直すものと考えている。  次に、今、質疑応答を聞いていたが、やはり考え方が安易過ぎると感じた。現状について、検証できない、議論していない状況で定数削減を提案することは、議論の余地もなくしてしまうと今のやり取りで感じた。何よりも議論が足りていないことを指摘する。  議員定数の見直しに、議員の数だけではなく、周辺の課題もしっかりと議論する必要があると思う。議員は、小さな声や多様な市民の声、また、地域の特性やニーズ等を把握して議会に届けていく、そして市政に反映させるという責務を担っていると思う。  議員活動を支える財政について答えもあったが、議員活動を支える政務活動費は、政令指定都市20市中、最低である。多様な声を届けるためには、様々な年齢の議員、男性、女性議員の比率、各委員会の定数、政務活動費はもちろんのこと、議会事務局の業務量、また、指定都市移行後15年の各区、各地域の状況、そのようなところを議員が議論していかなくては、議員定数というところまでたどり着けないと考えている。  また、議員定数を削減することは、議員の多様性が失われ、少数の意見が埋もれてしまうという懸念がある。また、議員活動や議会活動よりも選挙活動を優先する議員が増えるとの指摘もあり、議会の質の低下や議会機能の不全が懸念される。  以上の理由から、本議案に対する反対討論とする。 ◆桜井はるな委員 議員定数削減というのは、十四、五年ぐらい前、本村市長が結構、言われてきたと思う。実際に何かいいことがあったかというと、正直、分からない。現状、残った国会議員で国が幸せになったかというと、石破首相が高額医療の削減などを言われて、撤回だ何だのともめていて、幸せにつながっているのかというと、103万円の壁も含めて、全然分からない。よくなったようにも見えない。定数削減がいいのか悪いのか、正直、私は検討も要らないし、現に削減したとしても、よくなっていないという実感だけはある。  議論して結果が出るか分からないが、本村市長が行財政構造改革で議員を半分にと言ったら、皆さん、猛反対するだろう。つまり、トランプ大統領のように、要らないと独断的にやって、それに反対すれば、戦いの構造がはっきり分かってくるし、いいのか悪いのかがはっきり分かるので、正直、この程度のものでは私は無意味だと思うので反対である。 ◆岩井大委員 賛成の立場から討論する。  今、まだ議論が熟していない、もっと検討すべきことがあるのではないかという話があったが、日本維新の会は、令和5年9月に議員定数削減を提案して、昨年3月まで議会運営委員会の場で議論していこうという声かけをして、さがみみらいなどからは前向きな提案ももらっていたが、ほかの会派からは、こうしていこうという提案をなかなかもらえなくて、最終的には議会運営委員会での検討を打ち切って、賛同してもらえる方を募って、議提議案を提出しようということにした。我々としては、令和5年9月から議論はしてきたつもりで、これで短いと言われると、これ以上やりようがないと思っている。  平成26年に議員定数削減の議論をしたと思うが、そのときは平成26年8月から10月までの議論で決めている。そこの期間を見ても、決して短いものではないと考えているので、改めて、議提議案に賛成したい。 ◆榎本揚助委員 賛成の立場で討論する。  今、岩井委員からあったが、議員定数の削減については、議会運営委員会で7回ぐらい協議の時間があったが、この場では全く議論されなかった。それで議論が足らないというのはどういうことだと率直に思った。  その際に、例えば、定数は報酬の件とセットで議論するという意見もあったが、そういったところも無視して、報酬は引き上げた。正直、定数削減の議論を一緒にするのではないかと思っていたので、我々は、このタイミングで提出者が提案されたのも非常に理解できる。要は、議会運営委員会の場で報酬の引上げを考えるのだったら、定数削減も含めて、いろいろ議論しなければいけない、そういう話合いがここで行われた。なぜ、そういうところを度外視しているのかが、まず、分からない。協議の時間はきちんと用意できていた。  あと、もう少し勉強してもらいたいと思うが、国勢調査に基づいていない、令和7年度の国勢調査を待たなければいけないような話をしていたと思うが、議員定数というのは、人口何人だったらマル、何人以下だったらバツといったものはない。今回出てきているのはあくまでも参考資料だから、定数は何人であるべきかというのは自治体が決めることである。だから、議会運営委員会で7回も協議の場を取ったが、そのとき、誰からも意見が出なかった。今になって、国勢調査のデータの反映や根拠がどうのなど、そもそも議員定数というのはそのようなことで決める話ではない。だから、議論すべきだった。  その中でも、相模原市の場合は、平均値よりかなり多く、現状の議員定数が上回っているのを、行財政構造改革を進めてきた中で、市民負担も増えているから、議会側も応分の負担を取らなければいけないという提出の内容については、誠に納得できる。  ただ、私は、若干まだ少ないと思う。先ほど緑区の話も出ていたが、きちんと民意を吸い上げることができるのか、確かに重要な点である。その点の検証というのは難しいと思う。例えば、合併前の旧津久井郡の時代には4つの町があった。4つの町には、それぞれ首長も、さらには議員もいた。今の何倍いたのか。では、今、その数が必要なのか。いや、そうではないということで合併し、政令市になり、そして定数も決めてきた。では、区割りの再編をするのか、私もこの問いかけをしたことがあるが、行政側のいろいろな判断というものもあるだろう。  その中で、例えば本庁から離れた地域の声をいかに聞くのかというのは、議員の資質、能力の向上の話だと思う。そこは大八木委員などは納得してもらえるものだと思うが、例えば私のいる地域は、地区単位で言うと星が丘という地域だが、議員は4人いる。4人はあまりにも多過ぎるのではないか、では減らすか、そうはならない。なぜなら、これは有権者が判断している。そのような中で、きちっとシミュレーションをしながら、各区の議員数にばらつきが出ないように今回設定しているというのは、私は大変評価している。その中で1名減らしていく。少ないが、その中できちっと民意を代弁できる議員が当選していく、有権者がそれを選ぶというのが選挙の鉄則だと思うので、定数削減については、言いたいことはたくさんあるが、長くなるのでやめるが、そのような理由を踏まえても、今回の3人では少なすぎると思う。半分かどうかは分からない、しかし、1つの基準として、政令指定都市の平均が、相模原市では15から16の削減というのであれば、そこを1つ目標に掲げてもいいのではないか。  今、全国の地方議会の議員の数は多過ぎる、国会議員も多過ぎるという話はある。しかも、これは定数のことではないが、今、これだけ物価上昇、生活苦、大変な思いをしている中で、相模原市議会は報酬を上げている。報酬は総務委員会で多数で可決されたと伺っている。それはいいのに、定数のところは議論がずっと必要ということも私は理解できない。  その意味で、総人件費を削減していこうという中で、今回、3つだが、まずは総人件費も減らさなければいけないということも踏まえて提出していることについては大いに賛同している。  以上、討論とする。 ◆南波秀樹委員 私たちの会派は反対の立場になるが、考え方を述べる。  地方自治法では、最小の経費で最大の効果を上げることが求められている。市民皆様の貴重な税金を財源としている以上、市職員だけでなく、私たち議員も率先して身を切る改革に取り組んでいかなくてはならない。  こうした観点から、公明党としては、議員定数の見直しも議論の対象とするべきであり、行財政改革や住民の判断を踏まえて削減に努力していくという立場である。  しかしながら、定数削減を行うに当たっては、住民の多様なニーズや意見を的確に反映する代表機能の確保や、増大する行政の監視機能を果たすための議会の役割維持の点を、十分に考慮する必要があると考えている。  本議案における定数削減自体の協議は、これまで議会運営委員会などでは行われていない。令和5年9月の議会運営委員会において、日本維新の会から議員定数削減に関する資料の提出が提案された際、公明党として、我が会派も、市民から議員定数について様々な意見をもらう中で、議論をしっかりと進めていく必要があると思っているが、議提議案を出すのであれば、この場ではなく、各会派の理解が得られるように、日本維新の会で独自に取り組んでもらいたい。ただ、協議を前提として進めていくのであれば、私どもも、ぜひ協力したい。今期も始まったばかりなので、時間をかけて、どのような形で協議を進めていくのか、みんなでコンセンサスを取りながらやっていくべきではないかと思う。そういうことなら、引き続き、みんなで協議できるように進めてもらいたいと述べた。  ほかの会派からも、何について話し合う、どのように協議していくのかを先に決めていこうという話をしている。議会基本条例をベースにして、議員の定数だけではなくて、議会の在り方など、広く検討、協議していくべきとの意見も出された。  その後、議会運営委員会では、協議の場や方法について持ち帰り協議を重ねているさなかの令和6年3月に、日本維新の会から取下げの提案があり、最終的に令和6年6月定例会議での提出を目指すと表明された。  しかし、その後、日本維新の会をはじめ、提出した会派からは、我が会派への協議の申出や調整がないまま、今回、本議案が提出されている。  議員定数が過剰であるなら削減するべきだが、議員定数に対する協議もされないまま、協議をどのように進めるかの議論の途中で提案が取り下げられ、提出された議案である。議会には、行政を監視し、市民の声を反映させるという重要な役割がある。定数削減により、少数派の意見が届きにくくなれば、議会の機能が損なわれかねない。  また一方で、人口減少を理由に定数削減を行う自治体も増えている。議案の参考資料に記載されている単に人口比を政令市の間で比較するだけでなく、人口規模、地域特性、議会の機能維持など、十分に考慮することも必要である。  こうしたことから、議員定数については、議会でも、会派間でも、慎重かつ丁寧に議論を進めるべきである。議員定数の適正規模については、政令市に加えて、中核市や特別区の状況把握をはじめ、議会は委員会主義であり、委員会の議論が可能な委員数や市の財政から見た議員定数、行政面積と議員定数など、多角的な視点から検討を重ねるべきである。平成26年に本市議会において定数を削減した際には、最終的に反対会派もあったが、議員定数の見直しについてそのものの協議が、議会運営委員会の場で全7回行われている。こうした議論がなされないまま提出された本議案には賛成できないことを、以上、会派の考えとして申し上げる。 ○渡部俊明委員長 他に討論はないか。(「進行」と呼ぶ者あり)  ないので、以上をもって討論を終結する。  これより採決に入る。  議提議案第3号相模原市議会議員定数及び各区選挙区選出議員数に関する条例の一部を改正する条例については、可決することに賛成の委員の起立を求める。    〔賛成する者あり〕 ○渡部俊明委員長 賛成少数。  よって、議提議案第3号は否決すべきものであると決した。  以上で本委員会の審査は終了した。  お諮りする。委員会審査報告書の作成等については委員長に一任願いたいと思うが、これに異議ないか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  異議ないので、一任願う。  暫時休憩する。    午前10時11分 休憩 -----------------------------------    午前10時16分 開議 ○渡部俊明委員長 再開する。 --------------------------------------- △令和6年相模原市議会定例会令和7年3月定例会議の運営について  ○渡部俊明委員長 3月定例会議の運営についてを議題とする。  資料について、事務局から説明させる。  議事課長。 ◎鈴木議事課長 市長から新たな議案の提出と、議員提出議案の提出があり、3月定例会議の会議日程が変更になるので説明する。お手元に配付した議案を御覧いただきたい。  市長からの追加議案は1件で、議案第83号市立淵野辺小学校B-1棟改築工事に係る工事請負契約については、契約金額16億9,730万円で、古木建設・櫻内工務店共同企業体と締結するものである。  次に、議員提出議案である。議案については、モアノートに格納している。2月10日の議会運営委員会で付議予定案件として説明したものだが、議提議案第4号多様な大都市制度の早期実現を求める意見書についてである。地方自治体が地域の実情に応じた大都市制度を選択できるよう、国において議論を加速させ、特別市の法制化によって、多様な大都市制度の早期実現を図るよう要望するものである。  続いて、資料1の会議日予定案を御覧いただきたい。  2月10日の議会運営委員会で説明したものから、新たに追加したものを太ゴシックで示している。  本会議6日目、3月21日の本会議において、ただいま説明した議案第83号が上程される。一般質問終了後、提案説明から委員会付託までお願いする。予算特別委員会終了後に、こども文教委員会の開催をお願いする。  また、7日目、25日の本会議においては、最後に、議提議案第4号の提案説明から採決までをお願いする。  資料2の会議日程案を御覧いただきたい。  2月10日の議会運営委員会以降に提出された陳情第3号から第8号までの6件が2月27日の日程に追加となったことから、6日目の3月21日において、通し番号96として本日説明した議案第83号を追加し、提案説明、質疑の後、こども文教委員会へと付託となる。  次ページを御覧いただきたい。7日目の3月25日、最終日は、議案第83号及び、既に日程に追加となっている陳情第3号から陳情第8号を含めて、各委員会の審査報告から質疑、討論、採決までお願いする。なお、議案第83号の審査報告については、時間的いとまがないことから、審査結果のみを委員長から報告してもらう。その後、通し番号を繰り下げた、通し番号97から通し番号105までの専決処分の報告、債権の放棄、監査報告及び包括外部監査報告を行った後、通し番号106の議提議案第4号の提案説明、質疑の後、委員会付託を省略し、討論、採決までお願いする。その後、議員派遣の議決、令和7年度常任委員会調査事項等の承認の後、閉会となる。 ○渡部俊明委員長 ただいまの説明に対して、発言があったらお願いする。--  確認がされたので、事務局の説明のとおり決定する。  その他、何か発言があったらお願いする。  議事課長。 ◎鈴木議事課長 会議システムの不具合等について、2点、報告する。  1点目は、2月26日、27日の本会議において、傍聴席に設置している音声認識表示システムの字幕表示モニターが、電源供給装置の故障により電源が入らず、映らない現象が発生した。このため、パソコンの電源ユニットを交換し、3月3日に復旧している。  2点目は、3月3日の総務委員会において、第1委員会室の映像音響設備の不具合により、ライブ中継ができない現象が発生した。このため、分科会については、第2委員会室に変更して開催するとともに、第1委員会室のシステムを2業者によって点検し、同日復旧したことから、翌日のこども文教委員会からは正常に稼働している。  なお、翌営業日中に配信している速報版の映像配信については、録画データを基に作成できることから、現在、総務委員会の内容は配信している。迷惑をおかけし、おわび申し上げる。 ○渡部俊明委員長 議会総務課長。 ◎秋山議会総務課長 2月26日開催の本会議及び3月5日開催の市民環境経済委員会において、傍聴席で携帯電話等の着信音が鳴ってしまい、大変申し訳なかった。  日頃より、傍聴人の遵守すべき事項が記載された貼り紙の掲示による周知や、職員の口頭による注意喚起に加えて、傍聴人が傍聴席に入る前には、携帯電話の電源が切れていることを目視にて確認しているが、今後は対応する職員を増員し、傍聴席への出入りの都度、携帯電話の電源が確実に切れていることを確認するなど、より一層の丁寧な対応に努めていく。 ○渡部俊明委員長 その他、発言はあるか。(「進行」と呼ぶ者あり)  ないので、次回の議会運営委員会は、3月25日本会議終了後、開会する。  以上で議会運営委員会を閉会する。    午前10時23分 閉会