【決算審査】平成26年 9月 決算特別委員会文教分科会 09月12日-01号
質問と答弁(読みやすい表示)
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本人の質問 6 回・答弁 5 回。青の枠が議員の質問、緑の枠が市側の答弁です。
議長 鈴木秀成担当委員長:休憩する。 午後5時25分 休憩 午後5時45分 開議
議長 鈴木秀成担当委員長:再開する。
問 阿部善博委員
平成25年度決算ということで、25年度の予算審議、24年度の決算審議、また、26年3月の予算審議における議論を見返し、そうしたものを背景にして25年度の決算ということで考えたところだが、やはり大切なことの一つに先生の多忙化ということあり、常に議論になっている。職員の皆さんもそうだし、民間の方も忙しいのは当たり前だが、先生の場合は、そのときしかない子供たちを預かっているということで、その忙しい先生方のおかげでいろいろな問題が発生している。先生たちは子供たちの面倒を見たい、向き合いたいけれども向き合えない、仕事をしたい、子供たちと一緒にいたいけれどもいられないということなので、この辺の問題がどこにあって、状況はどうなっているのか、今後、よくなる見通しがあるのかということが大事だと思うが、そうした視点で今回の決算についてどう評価しているのか。
答 小野澤教育局長 質問へ
今、お話があったように、学校現場の教師の多忙化については、先ほどほかの委員の方からも御指摘があった。何はともあれ、学校の先生が多忙化することによって一番影響を受けるのは児童生徒である。そうした中で、我々、教育委員会のそれぞれ所管においては、子供たちが安全安心でよりよい教育環境の整備に向けてハード、ソフトも含めた予算編成に取り組んできた。そうした中で、先生方が少しでも子供と接する時間を多く持てるように、支援員や臨任の配置、また、先生方のメンタル疾患予防など、先生の負担軽減につながるような施策に取り組んできた。今後もまた27年度の予算編成に向けて取り組んでいくわけだが、今後もソフト、ハード面の充実に重点を置いて取り組んでいきたいと思っている。
問 阿部善博委員
いろいろなところで話を聞くと、お金がなくて正規の先生が足りない。じゃあ、先生をふやせるかというと、そうもいかない。そういったときにどうするかといったら、作業を減らす工夫をしたり、経験ある人に補ってもらったり、地域の力をかりたり、そうした努力を学校と教育委員会で一緒になってやっているわけだが、もうそれでは追いつかなくなってきているということではないかと思うわけである。本当にお金があれば人もふやせるという話はどこでも聞くが、それは市のほかの職員の皆さんも同じ状況でやっていかなければならないということで、学校にこれ以上求めるのか、どうするのかというと、やはりこれはもう教育委員会でしっかり策を打っていかなければならないのではないかというように感じている。
一つには、決算主要施策成果説明書180ページ、決算書239ページの教職員任用経費だが、本市単独採用を始めて2回目ということで先ほども議論があったので内容は省略するが、そうした職員を採用するときに少しでも現場の負担が軽減できるようなとり方をしてもらいたい。また、校長先生の定年延長や再任用という話についても、私どもの会派の委員からもこれまでずっと話をさせてもらってきたが、校長先生の定年延長や再任用、そうした経験を生かすという工夫について伺う。
答 二宮教職員課長 質問へ
再任用についてだが、今年度から校長、教頭の再任用を実施している。平成26年度については、校長は9名、教頭は3名の再任用ということで、今、実際に学校で力を発揮してもらっている。本市ではちょうどこれから管理職になる年齢層がかなり少なくなる状況なので、さがみはら教育の継承、そして発展という意味からも、この再任用に今後も力を発揮してもらいたいというように考えている。
問 阿部善博委員
学校の現状を見に行っても、若い先生はたくさんいて、年配の方もたくさんいるが、中堅層がいない。これまでも計画的にやってきたとは思うが、なかなか社会の変化に追いついていない部分もあるかと思うので、せっかくの経験を持っている方々を有効に活用してもらいたい。
それから、同じ視点の議論で、先生方が多忙化したというところで話をいろいろ伺うと、学校が情報化してパソコンが入った。本来、情報機器が入るといろいろ便利になって、仕事が減っていくはずなのに、効率化するよりも、いろいろと書類がふえたり、事務作業がふえたりという話も先ほど栄委員が言われていた。せっかく入れたものが負担になってしまったら意味がないわけだから、そうした状況をこの決算の中でどう把握しているのか。
答 金井総合学習センター所長 質問へ
学校の情報化については、これまでもさまざまな計画の中で進めてきているところだが、実際にコンピューターが学校に導入され、通知等が電子メールで送られるようになったが、学校で処理をするときには、そこでプリントアウトをして、紙で処理し、添付して送り直すということで、結局、電子化はされているものの、そこに煩雑な作業が伴ってしまっていたという現状があったというように認識している。そこで、公文書管理規則に即して、文書管理機能を学校と教育委員会、または学校間を結ぶイントラネットの中に追加し、学校の中で決裁が終われば自動的に教育委員会のほうに送られてくるというような改善が図られているところだと思っている。試行期間を含めて、学校からの意見をさらに吸い上げて、できるだけ現状の改善につながるようなシステム改善を行っているところである。また、中学校、小学校、それぞれ成績処理や学籍の処理等があるが、こちらもできるだけ簡略化できるような校務の支援ソフトの導入について、現在検討を進めている。
問 阿部善博委員
その話で一番心配になってしまうのが、せっかく校務の支援ソフトを入れても、今度は使い方の勉強会だとか、ソフトが合わなくなったとか、また結局、手間がふえてしまうのではないかということで心配される方もおられるのではないか。こうした状況がやはりよくないと思う。例えば、今度、iPhone6が発売になるが、みんなわくわくして買うわけである。それで、これは困った、新しいものが出たよ、どうしようなんて人はほとんどおらず、お金を出して買ってきても、新しいものをどんどん使いこなしているのに、自分たちでシステムを入れると、もう入れたときから時代おくれになっているような状況もあるので、そうならないように、とにかく入れてチェックして、おかしければすぐ直して、いいものにしていく。完成品を入れるというのはなかなか難しいし、機器に関してもイントラネットの環境が遅かったりすると、エンターキーを押してから10分も待っていたということになり、結局、何のためにそれを入れたのかとか、それを待っていなければならないというのが一番、時間がもったいない。そういうようなことがないように、パソコン端末もそうだし、ネット環境もそうだし、場合によってはスマートフォンだとか、新しい技術のほうに移っていくことも考えるべきだと思う。そうしたことで、総合的に学校の現場を支援してもらいたい。
来年3月に平成27年度予算の議論をすることになると思うが、ここでは先生の多忙化は変わるんだ、こんな話はもうなくなるというぐらいの取り組みをしなければならない。私も初心に返って、議員になったときのことをふと思い出したが、やはり民間の感覚と市役所や学校の感覚の違いというものがあって、それは一概に悪いということではないが、ただ、民間だったら、こんな先生方の多忙化なんてことをずっとやっていたら潰れてしまうわけである。潰れるということは、要するに子供たちがきちんとした教育を受けられないということで、そういう状態はやはりあり得ないことだと思う。今、こういう問題があるけれども、その対策はこれですと、そのチェックをやはり予算審議のときにしなければならないと思うので、それができるようなものをぜひ出してきてもらって、来年度はこうした多忙化の問題がきっちり解消に向かっていくというような状況をつくっていきたいと思う。これは要望ではなくて、しなければならないのではないかと思う。その間に子供たちがどんどん大きくなっていくので、これは意見として述べておく。
決算の内容について何点か伺う。各校でホームページを持っているが、この活用状況と、昨年度の最後の5月の文教委員会で議論した際、各学校のいじめ防止基本方針が4月1日にはホームページに掲載しておかなければならなかったが、それがごく一部しか掲載されていなかったという議論があったが、その状況を確認する。
答 長嶋学校教育部参事 質問へ
5月の文教委員会のほうで御指摘いただいたが、そのときには各学校の基本方針はできていたが、ホームページのほうにはなかなか掲載ができていなかった学校もあったということである。理由としては、技術的なことが主だったようであった。現在では全ての学校で基本方針が掲載されていると確認している。
問 阿部善博委員
それから、情報の関係で保護者の方から一番問い合わせが多いのは、子供たちがLINEを使っていて、非常に心配しているということである。私の友人もアカウントをのっとられて、私のところにプリペイドカードを買ってくれというメッセージが来たこともあった。そういうことを頻繁に聞いていて、親御さんたちが心配している状況がある。学校や家庭、また、本人も協力しながら、どうやっていくのかということをしっかり考えていかなければならないと思う。他の市町では9時までルールということで、9時になったら、携帯電話やスマートフォンは保護者に預けましょうということをやっているが、ネットを使わないということはあり得ないので、学校の中でスマートフォンの早打ちの授業をしたり、授業の中で正しい使い方をどんどん教えていくというような方向もあると聞いているが、この決算の中で情報化の対策としてはどのようなことをやってきて、どのように評価しているのか伺う。
答 金井総合学習センター所長 質問へ
情報化が進む中での子供たちのネットモラル等についての取り組みについてだが、これまでも何度か御紹介してきた取り組みと重なる部分があるが、ネットパトロールをする中で、課題になるようなこと、それからネットパトロールの結果だけではなく、最新の情報、それから子供たちに対してとったアンケート等、それぞれの情報をネットパトロールだよりとして学校に月1回、啓発資料としてお送りし、また、それをホームページに掲載する中で保護者の方々にもごらんいただけるような状態にしておくというような取り組みをするとともに、やはり保護者の方々もネット環境に対する不安が多いということが如実にあらわれている結果かとは思うが、PTAの方々が主催し、指導主事が学校を訪問してネットの正しい、望ましいかかわり方について、子供と保護者の方々、両方に向けた出前講座を開くなどして、スマートフォンや携帯電話、ネット等との望ましいかかわり方について、ともに考えるというような機会を設けるなど、ネットモラルの向上に向けた指導を進めているところである。
問 阿部善博委員
保護者の方は、ぜひ市や学校にもう少しリードしてもらいたいと思っていると思う。家で言っても聞かない場合もあるので、家のルールを学校に持ってくるというのはなかなか難しいが、やはり学校だとか市を挙げてどうするかということを考えて、そこに家庭も協力するということもしなければならない。こうした情報化の時代に相模原の子供たちはどうしていくんだということをやはり市を挙げて考えていくときではないか。それはもう今しかないので、やはりこれも来年の3月にはきちんと方向性が出せるようにしなければならない。やはり大きな問題につながる可能性を秘めているので、そこはしっかり取り組んでもらいたいと意見として述べておく。
そのほか、今回の決算に当たって、例えば学校施設だとグラウンドの雨水対策、学童通学安全経費についてはしっかりとやってもらいたいという意見を持っている。また、トラック協会だったと思うが、横断旗、黄色の旗を寄附していただいていたが、まだ残っているところがあったり、ないところがあったり、そうした話を聞いている。また、小さい1年生が入ってくると、手を挙げても全然見えないが、そういう子供たちを守っていかなければならないし、行政とも通行する人たちとも車の皆さんとも連携をとっていかなければならないと思う。総合的に子供を守る取り組みを行っていることは承知しているが、さらにしっかりとやってもらいたい。
それから、野外体験教室活動費、やませみ、若あゆについては、私も子供たちと何回も参加させてもらったが、都市部ではできない体験ができて、すばらしい施設だと思っている。担い手の皆さん、サポーターの方々も、昔の話をしてくれたり、貴重な体験を一緒にしてくれる、かけがえない人たちだが、世代交代が進んでいないというようなことも聞いている。そうした継続的な取り組みをフォローしてもらいたい。
それから、図書館費については、すばらしい図書館があると思うが、まだまだしっかり整備していかなければならない部分がある。蔵書の数や置き場の議論もあったが、まだまだ金額が少ないのかなという印象を持っている。全国ではカフェと一体化したり、さまざまな本の置き場というより、空間としての図書館といった特色を出しているところもある。また、これまでの取り組みに加えて、そこに本がなくても、情報システムでそこに持ってこられるような仕組みや、これからの図書館のあり方というのも考えなければならない。そうしたことを意見として述べ、用意していた質問は皆さんの議論の中でかなりわかった部分があったので、以上申し上げて終わる。
原文 公式会議録の発言集の複製 そのまま・区切りなし
上の「質問と答弁」は、この原文を機械的に区切って並べ直したものです。ここは区切りや項目名を加えていない原文で、確認のために残しています。
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出典と確認状況 このサイトで分かること・分からないこと
収録範囲:運営者の質問と答弁のやり取りを中心に収録しています(会議によっては討論のみ等の場合があります)。委員長報告や採決を含む会議全体の経過は、出典(公式会議録)で確認できます。
相模原市 平成26年 9月 決算特別委員会文教分科会 09月12日-01号(公式発言集)
確かめ方:上の「資料(原本)」のファイルは、公式サイトから取得したときのまま保存しています。ファイルを保存して SHA-256 を計算すると、「資料(原本)」欄に示した値と一致します(一致すれば、保存時から改変されていないことを確かめられます)。このほか、本文(原文の欄の文字列)の照合番号は 9246efdb973577fb0b238f56e7ec8551b657f5a7ac2b467cef3af347c548c307 です(原本ファイルの値とは別の番号です)。
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記録ID 01a0799a-abb1-7c4b-8cf5-5b8e5a98e4aa 最終更新 2026/09/07 11:03