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【決算審査】令和 2年 9月 決算特別委員会市民文教分科会 09月15日-01号

種類
決算審査 使ったお金(決算)を委員会で確かめる審査
開催日
2020-09-15(2020年(令和2年)9月15日) 2020年度
会議
相模原市 令和 2年 9月 決算特別委員会市民文教分科会 09月15日-01号
確認項目
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出典
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質問と答弁(読みやすい表示)

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本人の質問 13 回・答弁 13 回。青の枠が議員の質問、緑の枠が市側の答弁です。

問 阿部善博委員

初めに全体的なお話を伺う。今回の決算は、前市長による骨格予算の編成の後、新市長による9月補正が肉づけ予算ということで、実質的な新しい市政がそこからスタートしているという特殊な状況と承知している。

本村市長は、災害時に避難所となる学校施設の整備や中学校給食の見直し、人材育成のための市立高校の設立や公民館の在り方、また、その見直しなど公約に掲げていた。現在も行財政構造改革プラン策定による行財政運営の抜本的改革や、大規模事業を一時立ち止まる、見極める、そうした方針も打ち出されている中で、本市の教育委員会においても、施策の転換等、柔軟な対応が求められてきた。

これまでも教育委員会におかれては、学校における先生方の多忙化解消や、学校規模の適正化、いじめ防止、不登校児童生徒対策、学力向上策など様々な課題に取り組んできた。そうした状況を踏まえ、令和元年度決算についてどのように総括しているのか。

答 小林教育局長 質問へ

決算の総括である。令和元年度については、子供たちの未来を切り拓く力を育むとともに、市民の皆様が生涯にわたって学び、活躍できるよう、生涯学習環境の充実にも取り組んできた。

学校教育分野においては、学習支援員の増員や放課後補習の拡充などを行い、基礎学力の定着に一層取り組むとともに、グローバル化や情報化が急速に進む中、英語教育やプログラミング教育などを積極的に進めてきた。

支援が必要な子供たちへの取組としては、不登校につながる課題の早期発見や、未然防止に努めたほか、小中学校における医療的ケアの実施体制の新たな整備や、就学援助制度を拡充するなど、一人一人の教育的ニーズに応じた支援を実施してきた。

このほか、キャリア教育や小中一貫教育の取組を推進するとともに、義務教育学校の青和学園の本年4月の開校に向けた準備を進めてきた。学校現場の働き方改革についても、部活動指導員の新規配置やスクール・サポート・スタッフを大幅に増員するなど、さらに取り組んできた。

学習環境の整備に関しては、猛暑への対応として、空調設備を前倒しで整備し、2学期開始前までには全小中学校の普通教室への設置を完了した。

生涯学習、社会教育分野においては、清新公民館の大規模改修工事を完了して、供用開始するとともに、関東学生陸上競技対抗選手権大会などトップレベルの競技会の開催や、令和3年度の国際自転車ロードレース大会、ツアー・オブ・ジャパンを誘致するなど、スポーツ振興にも取り組んできた。

このように教育委員会としては各分野における課題に取り組み、様々な施策を総合的に推進することができたと考えている。令和元年度には第2次教育振興計画を策定し、今後はこれまでの取組を継承しつつ、計画に掲げた共に認め合い、現在と未来を創る人を目指す人間像を掲げている。誰一人取り残さない温かさのある教育と、先進性のある教育を推進していきたい。

問 阿部善博委員

様々な取組、引き続き取り組んでおられること、よく分かった。コロナや財政が厳しい中だと思う。大変な中でも生涯学習や、また、学校の現場の先生方も創意工夫して、いろいろ取り組んでいることと思う。また、来年度予算に向けての議論も始まると思うが、やはり子供たちはすくすくと育っていて、1年飛ばしなどできるわけではないので、しっかりと予算確保をして、一つ一つの事業に適切に取り組んでいただきたい。

各論について伺う。ただいま生涯学習の充実に取り組まれたというお話もあった。決算主要施策成果説明書の186ページ、図書館費の中で、新図書館システムの導入の話があった。目的と成果について伺う。

答 岡本図書館長 質問へ

図書館システムについては、12年ぶりになるが、旧システムがWⅰndows7など、サポート期間が終了することもあり、最新のソフトウエアの導入や関係機器を入れ替えることにより、安定的な稼働とセキュリティーの強化、そして、市民の方にも分かりやすく、使いやすくなるよう機能の向上を目的として行った。

今回の導入により、具体的に向上した点を申し上げると、図書館ホームページにおいて、検索が容易になる予測機能や、検索結果に本の表紙が表示される、操作性と視覚的な分かりやすさの点が向上した。

また、貸出履歴を確認することができ、自分好みの条件を設定することで、例えば登録した著者やジャンルの新着本のお知らせなどの情報を受け取ることができるようになった。高齢者の方、視覚に障害がある方、こういった方に対しても、文字や画像の拡大、色の反転等、ウェブアクセシビリティの向上や、子供向けのページにおいても、以前に比べて、操作しやすい、求めている情報にたどり着きやすい作りとなったのが特徴である。

問 阿部善博委員

こうした取組はもう今の時代、必需品だと思うので、しっかりと引き続き利用者の利便性に努めていただきたい。一方で、せっかく利便性が高まっても、読みたい本がなかったり予約しても予約待ちが長く、なかなか借りることができない状況があると図書館の役割が果たせず、図書館離れにもつながってしまうのではないかと危惧している。

図書の購入費用の実績は本当に大事なもので、政令市として恥ずかしくないような蔵書や、時宜に合った、タイミングよく市民が読みたい本を読めるということも大事なことだと思う。近隣市や他の政令市と比較して、どのような状況にあるのか伺う。

答 岡本図書館長 質問へ

近隣市、政令市との比較である。図書だけでなく、雑誌や視聴覚資料を含めた図書館資料費での比較でお答えする。令和元年度予算における市民1人当たりの資料費は、本市は91円で、政令市の平均は114円。県内各市の平均は156円となっており、本市については、政令市や県内各市の平均より低い状況である。

図書の利用状況である。平成30年度の実績になるが、本市の市民1人当たりの貸出冊数は3.6冊で、政令市の平均は4.5冊、県内各市の平均は4.9冊となっており、こちらも政令市、県内各市の平均よりは低い状況となっている。

予約待ちの状況である。他市の状況は把握していないが、本市で最も多く予約が入っている図書で申し上げると、現在、500人程度の予約待ちとなっている。もちろんこちらについては1冊ではなく、複数の所蔵がある。最後に御予約いただいた方については、10か月から11か月後の貸出しとなる見込みである。限られた予算ではあるが、より多くの市民の方々に図書館を御利用いただけるよう、市民のニーズの把握や図書の選定に努めてまいりたい。

問 阿部善博委員

町田市との連携などでよく利用もしているが、予算にもやはり限界がある。市として恥ずかしくないような、市として必要なもの、市民のニーズはもちろん、相模原市でしか収蔵できないような図書もたくさんあると思う。そういうのを広く市民に伝えるような役割も持っていると思うので、予算増額が必要だと意見だけしておく。

▶ 184ページの公民館費 経過 答弁へ

続いて、184ページの公民館費について、今年の4月から、館長、館長代理の役割が変わったと承知している。現在の状況、また、これまでどのような議論をしてきたのか。

答 太田生涯学習課長 質問へ

館長職の見直し等々の御質問である。少子高齢化や都市化が進み、地域のつながりや助け合いが薄れているという指摘がある中で、平成30年から令和元年度まで、公民館長、館長代理の代表者で構成する公民館の在り方検討会を設置し、公民館が生涯学習や社会教育の拠点であるとともに、これまで果たしてきた人作りや地域作りをはじめとした成果を確認しつつ、公民館の運営体制について検討してきた。

具体的には、地方公務員法の改正に伴う関係で、公民館長、館長代理等の職員体制について見直しを検討していただいたところで、その結果を踏まえ、館長職の職務の整理、任期付短時間勤務職員の処遇改善等を行って、本年4月から新しい体制となった。

実際、地方公務員法の中では、非常勤特別職である館長職の機能、これは社会福祉法に規定しているが、各種事業のいわゆる企画や実施を担うことができなくなってしまったが、これまで公民館長が果たしてきた地域との公民館をつなぐ役割、これは非常に重要だと考えている。引き続き、地域の社会教育に理解の深い人材を本市の独自の制度である教育委員会の非常勤特別職として任用し、公民館長として位置づけることとした。

その代わり、社会教育法の、いわゆる館長職の機能は常勤職員である館長代理が担うことになった。館長と館長代理が協力して公民館運営に当たっていること、これについて何ら変わりはなく、引き続き今後もこれまでと変わらないというものである。

問 阿部善博委員

コロナでなかなか運営も制限されているときだと思う。これからも引き続き混乱などないように、また、地元の使用者の方々が不便や違和感を感じないように努めていただきたい。

それから、182ページの文化財保護費である。工事等をやっているときに文化財が発見された場合、その後、施工者負担によって文化財の保護が行われていると思うが、実績、その後の活用があったのか。

答 仙波文化財保護課長 質問へ

工事について、まず市内には543か所の埋蔵文化財包蔵地が周知されており、この包蔵地内で土木工事を実施する場合に、文化財保護法に基づき、事前に届出をしていただいている。工事の内容によって、埋蔵文化財へ影響を確認する必要があるため、試掘調査などを実施しており、その結果によって事業主と協議している。

令和元年度に市が実施した試掘調査は81件あり、主な内容としては、個人住宅の建設が28件、その他建物の建設が14件、個人宅地造成が22件、浄化槽の設置が8件あった。このうち記録保存のための発掘調査が必要となった事例は3件ほどあった。

また、発掘調査については、その成果を調査報告としてまとめて刊行したことで完了になる。この報告書を各研究機関や図書館などに配布して、研究資料や市民の学習資料として活用している。また、発掘調査の出土品については遺失物として扱われ、所定の手続の後に、市の教育委員会に譲与されたものを博物館に移管して、適切に保管するとともに、考古企画展などの開催により、調査成果の報告や、出土品の展示を行うといった活用を図っている。

問 阿部善博委員

市民にはなかなかこうした制度が知られていないことがある一面、工事の施工者、また、もともとの工事を行っている方が、工事が止まってしまうことなどを非常に危惧されたりすると、せっかくの本市の貴重な文化財が適切に保存されないようなこともあるのではないかという心配もある。もっとPRするなど、市としても、なるべく工事に負担をかけず、文化財も適切に保存できる、こうした方向を示しながら一緒に取り組む必要があると思うが、考えを伺う。

答 仙波文化財保護課長 質問へ

土木工事などにより、埋蔵文化財に直接影響を及ぼす場合には、まず工事の計画変更などにより、埋蔵文化財の現状保存を図ることができないかといった協議を行っている。また、その計画の変更が難しい場合については、記録保存のための発掘調査を実施するように指導している。

発掘調査によって重要な遺構が発見された場合は、史跡の指定による現状保存が図れるよう協議を行っている。今後についても本市の貴重な文化財を適切に保存していけるよう、土木工事の各段階において、事業主との協議を重ねて適切な指導を行うとともに、事業主の理解と協力を求め、保存に努めてまいりたい。

先ほどの試掘調査の実績報告だが、個人住宅の建設を28件と申し上げたが、26件の誤りであった。訂正する。

問 阿部善博委員

これは大事な事業だと思うので、しっかりと取り組んでいただきたい。

次に、188ページの博物館費である。平成25年にも私は文教委員会で質問したとき、収蔵品が21万4,000点ということだった。3階の収蔵庫で、ガスを使って冷温水器を沸かしたり、冷ましたりしながら、常に1年間、温度が20度から25度、湿度が50%で24時間の空調をしている。この燃料費だけでも、当時、円高になったりなどいろいろな影響によって、補正予算が発生したり、かなり大きな額が動いていたと承知している。

また、博物館では雨漏りが発生したり、市民文教委員会で雨漏りの対策だけでもかなり議論があったが、雨漏りが発生して貴重な収蔵品に影響があってはいけない。そのような状況で、博物館はお金もかかるし、収蔵品も増えている状況だと思うが、今年の収蔵品の数や保管の状況、今どのようになっているのか。固定的に費用も予算も確保しなければいけないと思うが、現状について伺う。

答 兼杉博物館長 質問へ

令和元年度の収蔵点数だが、3月31日現在で約24万9,000点となっている。

次に、収蔵庫の冷温水発生機、空調の関係である。こちらは光熱費にかかる電気の燃料調整費単価及びガスの原料費調整単価が価格変動で大きく予算に影響している。昨年度からこちらの単価は、マイナスの単価で続いており、推移としては、おおむね下方に向いている。電気料については使用量が多いため、反映が大きく、光熱水費は全体的に抑えられている。

施設管理の点で雨漏りの質問があった。雨漏りについては、委員のおっしゃるとおり、いたちごっこの状況で、昨年度は、エントランス及び中庭にかかる部分を中心に、広範囲に雨漏りの修繕を行った。現在、展示室内、あと、収蔵庫においては、雨漏りは発生していないが、風の向きや雨の量、最近、雨の降り方が変わってきているので、予期せぬところで雨漏りが生じるものと想定しているので、今後も注意していきたい。開館以降25年が経過しており、至るところで修繕が必要になっている。施設管理費についてはしっかりと予算確保していきたい。

問 阿部善博委員

現在、コロナの対策で、来館者も少なくなっている。これまでJAXAと連携を図ってきたと思うが、JAXAが休館日を増やし、また、予約制としているということで、かなり少ない来場者になっている影響もあると思う。そうした中で一番心配されるのが、今年12月6日にはやぶさ2のカプセルが地球帰還を果たすが、このカプセルがまた博物館で一般公開できるのかという市民の方の関心が少しずつ出てきている。博物館で一般公開するということは、やはり相模原市としては大きなことではないかと思う。状況について伺う。

答 兼杉博物館長 質問へ

はやぶさ2の帰還の関係である。前回の帰還の際には、博物館で特別展示を開催し、市内外から多くの方に来館いただいている。今回もJAXAのほうで公開を予定するのであれば、当館としてもぜひということで考えている。この件については、今後、シビックプライド推進部とも連携を図りながら、JAXAとの連携事業について準備を進めていけたらと考えている。

問 阿部善博委員

しっかりと連携を深めていってもらいたい。博物館の関係で、尾崎咢堂記念館についてお伺いしたい。こちらは合併を果たして、私も尾崎咢堂が大好きで、よく訪れる。たしか合併のときの議論で、土地が県の土地のままだったと記憶している。せっかくの市として地域の偉人を顕彰するすばらしい施設であるが、どのような状況なのか伺う。

答 兼杉博物館長 質問へ

尾崎咢堂記念館の土地については、現在も県からお借りしている。取組については、市民協働事業提案制度でともに事業を行った尾崎行雄を全国に発信する会に、引き続き、展示普及事業を委託しており、資料展示や講演会の開催を通じ、尾崎の偉業を広く広めている。

問 阿部善博委員

県の土地なので、できるだけ働きかけを行って、無償で引き受けられるように取り組んでもらいたい。収蔵品も貴重な、相模原でなければというものがたくさんある。博物館のノウハウも生かし、管理、市民への展示を行っていただきたい。

178ページの学校教育費で、学校情報教育推進事業がある。先生の多忙化対策ということで、校務支援システムが中学校では、三、四年前、もう始まっていると思う。小学校でも導入が始まって、成果を上げているのではないか。状況について伺う。

答 淺倉教育センター所長 質問へ

小学校における校務支援システムについては、昨年度、全校で運用を開始している。昨年度はシステムの機能に応じた研修や、各校の担当者による6ブロックでの会議等を40回ほど開催し、円滑な運用を図っている。また、コールセンターを開設するなどした。

学校現場からは、校務が効率化された、日常の単元別や観点別の評価が自動集計され、学期末の成績処理が短時間でできるようになったなどの声が寄せられている。昨今の状況から調査は行っていないが、3年早く導入した中学校では、導入年度に86%の学校が効率化を実感したという結果がある。小学校においても同様の成果、効果があるものと捉えている。

問 阿部善博委員

学校情報教育推進事業においては、先ほどの総括の中でも、プログラミングなどのお話があった。グローバル化、情報化の中で、他市、また、全国に先駆けて取り組んでいる事業として、プログラミングについてはかなり好評を得ているように聞いている。この内容を伺う。

一方で、GIGAスクールや先進的な取組はどんどんやってもらいたいが、情報モラルハンドブックも見たが、ネットの安全教育や、トラブル、事件に子供たちが巻き込まれないための取組。それから、よく保護者の方から、子供が寝ないでスマホをずっとやっていて、早く寝なさいというと、調べをしているなど、タブレットやスマホを、手離すことができない。学校に行くと眠くなってしまうなど。様々な情報機器と、生活の中でどのように暮らしていくのか。そうした教育が今、本当に問われているときである。情報教育の先進市として、しっかりとした取組を示す必要があると思うが、状況について伺う。

答 淺倉教育センター所長 質問へ

本市においては、委員が言うように、機器の整備にとどまらず、本質である教育の充実に向けて長く取り組んできた。プログラミングに関しては、昨年度、研究員による9年間のプログラミングプランを発行し、ホームページで全校に発信をしている。

プランにより、9年間、学期に1回ほどのプログラミングを全ての児童生徒が体験できるということである。プログラミングという教科がないために、どう教育課程の中に位置づけるかということが全国的にも課題になっている。学び残しのないような形の教育が推進できるものと思われる。また、これまで平成29年から市内の全ての子供たちに体験させたいということで、平成29年は4年生の算数、およその数という学習を全ての学校で行っている。同様に平成30年は5年生の算数、令和元年は6年生の算数ということで、延べ5万人ほどが体験している。

ちょうどここで3年間のプログラミング学習を経験した子供が中学校へ入学したところで、これらによって培った情報活用能力の高さを発揮しているものと思われる。

情報モラルハンドブック、今、委員もお示しいただいたが、これに関することについては、平成21年からネットパトロール等も行う中で啓発していき、現在でもネットパトロールだよりを発行しながら、児童生徒、保護者に状況を広めている。ハンドブックについては改訂を行いながら、時代に沿ったものを今後も発信していきたい。

情報モラルに関しては、少しでも危険だから禁止するということではなく、今後、子供たちがしっかりとした情報活用を行っていく中で、情報社会のよい作り手として、今後活動できるような資質能力を身につけるということで、今後も取り組んでいく。

教員の負担ももちろんある。授業、教育のより高いものを目指すということで、今後もコンピューターアドバイザーの支援等にも取り組んでいきたい。

問 阿部善博委員

相模原の子供たちはやればできるということで、こうした新しい技術もどんどん身につけてくれていると思う。全国のトップランナーとして、これからも引き続き頑張ってもらいたい。

最後になるが、スポーツ課の取組の部分で、これまでは、体力作り、健康作りのスポーツ、市民が参加するスポーツの意義と、そして、競技のスポーツとして、見て楽しむ。そして、一流選手を育てる環境作りという一面。全国では、今、スポーツが金の卵として様々な産業と一体化して、アプリやキャラクタービジネス、メディア、様々な産業の中の中核としての位置づけを得て、そうした視点での取組が計画され進められている。

他市ではそのような取組が、1自治体だけではなくて、国や県、また、様々な産業界と連携することで、スポーツの取組を進めていると承知している。本市ではまだまだ体力作り、健康作りという面も重視されていて、それは大事なことだと思う。今後のスポーツ行政の在り方について伺う。また、組織については、生涯学習部の中にあるが、他市の状況など分かったら伺う。

答 大貫生涯学習部長 質問へ

今、スポーツ課は確かに生涯学習部で所管している。スポーツが地域作りや世代を超えた絆作りということで大変有効であるという観点から、社会教育の中の一つの大きな柱として、旧体育課の時代からずっと教育委員会にある。

今、政令市、各市の状況を確認すると、名古屋市がこの4月に市長部局にスポーツ部門が移管され、政令市の中では、今、相模原市のみが教育委員会にある。確かにホームタウンチームの支援や、大規模なスポーツ競技等を相模原市に誘致して、相模原という名を全国に発信していく。また、地域の経済に結びつけていくというような面も多々あり、今、文化の部門や経済の部門とそれぞれ一緒になって市長部局でやっている政令市があることは十分承知している。

一方で、私たちとしても、当初申し上げたように、スポーツを市民の誰もがいつでも気軽にできるということを、スポーツの計画でもうたっているので、やはりスポーツの場所を提供することと、スポーツの振興、スポーツを起爆剤にしたことが、できれば一体となってやっていきたいところもある。市長部局への移管、また教育委員会でやっていくのかということについて、今検討しているところであり、この問題については引き続き検討したい。

問 阿部善博委員

どの所管課ということにとらわれず、実のある議論をしていただけたらと思う。

答 太田生涯学習課長 質問へ

先ほど阿部委員の御質問の中で、公民館長の職の見直しの関係で、社会教育法の公民館長の機能と申し上げなければいけないところを社会福祉法と申し上げてしまった。正しくは社会教育法になる。訂正して、おわび申し上げる。

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相模原市  令和 2年  9月 決算特別委員会市民文教分科会  09月15日-01号 P.38 阿部善博委員 ◆阿部善博委員 初めに全体的なお話を伺う。今回の決算は、前市長による骨格予算の編成の後、新市長による9月補正が肉づけ予算ということで、実質的な新しい市政がそこからスタートしているという特殊な状況と承知している。 本村市長は、災害時に避難所となる学校施設の整備や中学校給食の見直し、人材育成のための市立高校の設立や公民館の在り方、また、その見直しなど公約に掲げていた。現在も行財政構造改革プラン策定による行財政運営の抜本的改革や、大規模事業を一時立ち止まる、見極める、そうした方針も打ち出されている中で、本市の教育委員会においても、施策の転換等、柔軟な対応が求められてきた。 これまでも教育委員会におかれては、学校における先生方の多忙化解消や、学校規模の適正化、いじめ防止、不登校児童生徒対策、学力向上策など様々な課題に取り組んできた。そうした状況を踏まえ、令和元年度決算についてどのように総括しているのか。 P.38 小林教育局長 ◎小林教育局長 決算の総括である。令和元年度については、子供たちの未来を切り拓く力を育むとともに、市民の皆様が生涯にわたって学び、活躍できるよう、生涯学習環境の充実にも取り組んできた。 学校教育分野においては、学習支援員の増員や放課後補習の拡充などを行い、基礎学力の定着に一層取り組むとともに、グローバル化や情報化が急速に進む中、英語教育やプログラミング教育などを積極的に進めてきた。 支援が必要な子供たちへの取組としては、不登校につながる課題の早期発見や、未然防止に努めたほか、小中学校における医療的ケアの実施体制の新たな整備や、就学援助制度を拡充するなど、一人一人の教育的ニーズに応じた支援を実施してきた。 このほか、キャリア教育や小中一貫教育の取組を推進するとともに、義務教育学校の青和学園の本年4月の開校に向けた準備を進めてきた。学校現場の働き方改革についても、部活動指導員の新規配置やスクール・サポート・スタッフを大幅に増員するなど、さらに取り組んできた。 学習環境の整備に関しては、猛暑への対応として、空調設備を前倒しで整備し、2学期開始前までには全小中学校の普通教室への設置を完了した。 生涯学習、社会教育分野においては、清新公民館の大規模改修工事を完了して、供用開始するとともに、関東学生陸上競技対抗選手権大会などトップレベルの競技会の開催や、令和3年度の国際自転車ロードレース大会、ツアー・オブ・ジャパンを誘致するなど、スポーツ振興にも取り組んできた。 このように教育委員会としては各分野における課題に取り組み、様々な施策を総合的に推進することができたと考えている。令和元年度には第2次教育振興計画を策定し、今後はこれまでの取組を継承しつつ、計画に掲げた共に認め合い、現在と未来を創る人を目指す人間像を掲げている。誰一人取り残さない温かさのある教育と、先進性のある教育を推進していきたい。 P.39 阿部善博委員 ◆阿部善博委員 様々な取組、引き続き取り組んでおられること、よく分かった。コロナや財政が厳しい中だと思う。大変な中でも生涯学習や、また、学校の現場の先生方も創意工夫して、いろいろ取り組んでいることと思う。また、来年度予算に向けての議論も始まると思うが、やはり子供たちはすくすくと育っていて、1年飛ばしなどできるわけではないので、しっかりと予算確保をして、一つ一つの事業に適切に取り組んでいただきたい。 各論について伺う。ただいま生涯学習の充実に取り組まれたというお話もあった。決算主要施策成果説明書の186ページ、図書館費の中で、新図書館システムの導入の話があった。目的と成果について伺う。 P.39 岡本図書館長 ◎岡本図書館長 図書館システムについては、12年ぶりになるが、旧システムがWⅰndows7など、サポート期間が終了することもあり、最新のソフトウエアの導入や関係機器を入れ替えることにより、安定的な稼働とセキュリティーの強化、そして、市民の方にも分かりやすく、使いやすくなるよう機能の向上を目的として行った。 今回の導入により、具体的に向上した点を申し上げると、図書館ホームページにおいて、検索が容易になる予測機能や、検索結果に本の表紙が表示される、操作性と視覚的な分かりやすさの点が向上した。 また、貸出履歴を確認することができ、自分好みの条件を設定することで、例えば登録した著者やジャンルの新着本のお知らせなどの情報を受け取ることができるようになった。高齢者の方、視覚に障害がある方、こういった方に対しても、文字や画像の拡大、色の反転等、ウェブアクセシビリティの向上や、子供向けのページにおいても、以前に比べて、操作しやすい、求めている情報にたどり着きやすい作りとなったのが特徴である。 P.40 阿部善博委員 ◆阿部善博委員 こうした取組はもう今の時代、必需品だと思うので、しっかりと引き続き利用者の利便性に努めていただきたい。一方で、せっかく利便性が高まっても、読みたい本がなかったり予約しても予約待ちが長く、なかなか借りることができない状況があると図書館の役割が果たせず、図書館離れにもつながってしまうのではないかと危惧している。 図書の購入費用の実績は本当に大事なもので、政令市として恥ずかしくないような蔵書や、時宜に合った、タイミングよく市民が読みたい本を読めるということも大事なことだと思う。近隣市や他の政令市と比較して、どのような状況にあるのか伺う。 P.40 岡本図書館長 ◎岡本図書館長 近隣市、政令市との比較である。図書だけでなく、雑誌や視聴覚資料を含めた図書館資料費での比較でお答えする。令和元年度予算における市民1人当たりの資料費は、本市は91円で、政令市の平均は114円。県内各市の平均は156円となっており、本市については、政令市や県内各市の平均より低い状況である。 図書の利用状況である。平成30年度の実績になるが、本市の市民1人当たりの貸出冊数は3.6冊で、政令市の平均は4.5冊、県内各市の平均は4.9冊となっており、こちらも政令市、県内各市の平均よりは低い状況となっている。 予約待ちの状況である。他市の状況は把握していないが、本市で最も多く予約が入っている図書で申し上げると、現在、500人程度の予約待ちとなっている。もちろんこちらについては1冊ではなく、複数の所蔵がある。最後に御予約いただいた方については、10か月から11か月後の貸出しとなる見込みである。限られた予算ではあるが、より多くの市民の方々に図書館を御利用いただけるよう、市民のニーズの把握や図書の選定に努めてまいりたい。 P.41 阿部善博委員 ◆阿部善博委員 町田市との連携などでよく利用もしているが、予算にもやはり限界がある。市として恥ずかしくないような、市として必要なもの、市民のニーズはもちろん、相模原市でしか収蔵できないような図書もたくさんあると思う。そういうのを広く市民に伝えるような役割も持っていると思うので、予算増額が必要だと意見だけしておく。 続いて、184ページの公民館費について、今年の4月から、館長、館長代理の役割が変わったと承知している。現在の状況、また、これまでどのような議論をしてきたのか。 P.41 太田生涯学習課長 ◎太田生涯学習課長 館長職の見直し等々の御質問である。少子高齢化や都市化が進み、地域のつながりや助け合いが薄れているという指摘がある中で、平成30年から令和元年度まで、公民館長、館長代理の代表者で構成する公民館の在り方検討会を設置し、公民館が生涯学習や社会教育の拠点であるとともに、これまで果たしてきた人作りや地域作りをはじめとした成果を確認しつつ、公民館の運営体制について検討してきた。 具体的には、地方公務員法の改正に伴う関係で、公民館長、館長代理等の職員体制について見直しを検討していただいたところで、その結果を踏まえ、館長職の職務の整理、任期付短時間勤務職員の処遇改善等を行って、本年4月から新しい体制となった。 実際、地方公務員法の中では、非常勤特別職である館長職の機能、これは社会福祉法に規定しているが、各種事業のいわゆる企画や実施を担うことができなくなってしまったが、これまで公民館長が果たしてきた地域との公民館をつなぐ役割、これは非常に重要だと考えている。引き続き、地域の社会教育に理解の深い人材を本市の独自の制度である教育委員会の非常勤特別職として任用し、公民館長として位置づけることとした。 その代わり、社会教育法の、いわゆる館長職の機能は常勤職員である館長代理が担うことになった。館長と館長代理が協力して公民館運営に当たっていること、これについて何ら変わりはなく、引き続き今後もこれまでと変わらないというものである。 P.42 阿部善博委員 ◆阿部善博委員 コロナでなかなか運営も制限されているときだと思う。これからも引き続き混乱などないように、また、地元の使用者の方々が不便や違和感を感じないように努めていただきたい。 それから、182ページの文化財保護費である。工事等をやっているときに文化財が発見された場合、その後、施工者負担によって文化財の保護が行われていると思うが、実績、その後の活用があったのか。 P.42 仙波文化財保護課長 ◎仙波文化財保護課長 工事について、まず市内には543か所の埋蔵文化財包蔵地が周知されており、この包蔵地内で土木工事を実施する場合に、文化財保護法に基づき、事前に届出をしていただいている。工事の内容によって、埋蔵文化財へ影響を確認する必要があるため、試掘調査などを実施しており、その結果によって事業主と協議している。 令和元年度に市が実施した試掘調査は81件あり、主な内容としては、個人住宅の建設が28件、その他建物の建設が14件、個人宅地造成が22件、浄化槽の設置が8件あった。このうち記録保存のための発掘調査が必要となった事例は3件ほどあった。 また、発掘調査については、その成果を調査報告としてまとめて刊行したことで完了になる。この報告書を各研究機関や図書館などに配布して、研究資料や市民の学習資料として活用している。また、発掘調査の出土品については遺失物として扱われ、所定の手続の後に、市の教育委員会に譲与されたものを博物館に移管して、適切に保管するとともに、考古企画展などの開催により、調査成果の報告や、出土品の展示を行うといった活用を図っている。 P.42 阿部善博委員 ◆阿部善博委員 市民にはなかなかこうした制度が知られていないことがある一面、工事の施工者、また、もともとの工事を行っている方が、工事が止まってしまうことなどを非常に危惧されたりすると、せっかくの本市の貴重な文化財が適切に保存されないようなこともあるのではないかという心配もある。もっとPRするなど、市としても、なるべく工事に負担をかけず、文化財も適切に保存できる、こうした方向を示しながら一緒に取り組む必要があると思うが、考えを伺う。 P.42 仙波文化財保護課長 ◎仙波文化財保護課長 土木工事などにより、埋蔵文化財に直接影響を及ぼす場合には、まず工事の計画変更などにより、埋蔵文化財の現状保存を図ることができないかといった協議を行っている。また、その計画の変更が難しい場合については、記録保存のための発掘調査を実施するように指導している。 発掘調査によって重要な遺構が発見された場合は、史跡の指定による現状保存が図れるよう協議を行っている。今後についても本市の貴重な文化財を適切に保存していけるよう、土木工事の各段階において、事業主との協議を重ねて適切な指導を行うとともに、事業主の理解と協力を求め、保存に努めてまいりたい。 先ほどの試掘調査の実績報告だが、個人住宅の建設を28件と申し上げたが、26件の誤りであった。訂正する。 P.43 阿部善博委員 ◆阿部善博委員 これは大事な事業だと思うので、しっかりと取り組んでいただきたい。 次に、188ページの博物館費である。平成25年にも私は文教委員会で質問したとき、収蔵品が21万4,000点ということだった。3階の収蔵庫で、ガスを使って冷温水器を沸かしたり、冷ましたりしながら、常に1年間、温度が20度から25度、湿度が50%で24時間の空調をしている。この燃料費だけでも、当時、円高になったりなどいろいろな影響によって、補正予算が発生したり、かなり大きな額が動いていたと承知している。 また、博物館では雨漏りが発生したり、市民文教委員会で雨漏りの対策だけでもかなり議論があったが、雨漏りが発生して貴重な収蔵品に影響があってはいけない。そのような状況で、博物館はお金もかかるし、収蔵品も増えている状況だと思うが、今年の収蔵品の数や保管の状況、今どのようになっているのか。固定的に費用も予算も確保しなければいけないと思うが、現状について伺う。 P.43 兼杉博物館長 ◎兼杉博物館長 令和元年度の収蔵点数だが、3月31日現在で約24万9,000点となっている。 次に、収蔵庫の冷温水発生機、空調の関係である。こちらは光熱費にかかる電気の燃料調整費単価及びガスの原料費調整単価が価格変動で大きく予算に影響している。昨年度からこちらの単価は、マイナスの単価で続いており、推移としては、おおむね下方に向いている。電気料については使用量が多いため、反映が大きく、光熱水費は全体的に抑えられている。 施設管理の点で雨漏りの質問があった。雨漏りについては、委員のおっしゃるとおり、いたちごっこの状況で、昨年度は、エントランス及び中庭にかかる部分を中心に、広範囲に雨漏りの修繕を行った。現在、展示室内、あと、収蔵庫においては、雨漏りは発生していないが、風の向きや雨の量、最近、雨の降り方が変わってきているので、予期せぬところで雨漏りが生じるものと想定しているので、今後も注意していきたい。開館以降25年が経過しており、至るところで修繕が必要になっている。施設管理費についてはしっかりと予算確保していきたい。 P.44 阿部善博委員 ◆阿部善博委員 現在、コロナの対策で、来館者も少なくなっている。これまでJAXAと連携を図ってきたと思うが、JAXAが休館日を増やし、また、予約制としているということで、かなり少ない来場者になっている影響もあると思う。そうした中で一番心配されるのが、今年12月6日にはやぶさ2のカプセルが地球帰還を果たすが、このカプセルがまた博物館で一般公開できるのかという市民の方の関心が少しずつ出てきている。博物館で一般公開するということは、やはり相模原市としては大きなことではないかと思う。状況について伺う。 P.44 兼杉博物館長 ◎兼杉博物館長 はやぶさ2の帰還の関係である。前回の帰還の際には、博物館で特別展示を開催し、市内外から多くの方に来館いただいている。今回もJAXAのほうで公開を予定するのであれば、当館としてもぜひということで考えている。この件については、今後、シビックプライド推進部とも連携を図りながら、JAXAとの連携事業について準備を進めていけたらと考えている。 P.44 阿部善博委員 ◆阿部善博委員 しっかりと連携を深めていってもらいたい。博物館の関係で、尾崎咢堂記念館についてお伺いしたい。こちらは合併を果たして、私も尾崎咢堂が大好きで、よく訪れる。たしか合併のときの議論で、土地が県の土地のままだったと記憶している。せっかくの市として地域の偉人を顕彰するすばらしい施設であるが、どのような状況なのか伺う。 P.44 兼杉博物館長 ◎兼杉博物館長 尾崎咢堂記念館の土地については、現在も県からお借りしている。取組については、市民協働事業提案制度でともに事業を行った尾崎行雄を全国に発信する会に、引き続き、展示普及事業を委託しており、資料展示や講演会の開催を通じ、尾崎の偉業を広く広めている。 P.45 阿部善博委員 ◆阿部善博委員 県の土地なので、できるだけ働きかけを行って、無償で引き受けられるように取り組んでもらいたい。収蔵品も貴重な、相模原でなければというものがたくさんある。博物館のノウハウも生かし、管理、市民への展示を行っていただきたい。 178ページの学校教育費で、学校情報教育推進事業がある。先生の多忙化対策ということで、校務支援システムが中学校では、三、四年前、もう始まっていると思う。小学校でも導入が始まって、成果を上げているのではないか。状況について伺う。 P.45 淺倉教育センター所長 ◎淺倉教育センター所長 小学校における校務支援システムについては、昨年度、全校で運用を開始している。昨年度はシステムの機能に応じた研修や、各校の担当者による6ブロックでの会議等を40回ほど開催し、円滑な運用を図っている。また、コールセンターを開設するなどした。 学校現場からは、校務が効率化された、日常の単元別や観点別の評価が自動集計され、学期末の成績処理が短時間でできるようになったなどの声が寄せられている。昨今の状況から調査は行っていないが、3年早く導入した中学校では、導入年度に86%の学校が効率化を実感したという結果がある。小学校においても同様の成果、効果があるものと捉えている。 P.45 阿部善博委員 ◆阿部善博委員 学校情報教育推進事業においては、先ほどの総括の中でも、プログラミングなどのお話があった。グローバル化、情報化の中で、他市、また、全国に先駆けて取り組んでいる事業として、プログラミングについてはかなり好評を得ているように聞いている。この内容を伺う。 一方で、GIGAスクールや先進的な取組はどんどんやってもらいたいが、情報モラルハンドブックも見たが、ネットの安全教育や、トラブル、事件に子供たちが巻き込まれないための取組。それから、よく保護者の方から、子供が寝ないでスマホをずっとやっていて、早く寝なさいというと、調べをしているなど、タブレットやスマホを、手離すことができない。学校に行くと眠くなってしまうなど。様々な情報機器と、生活の中でどのように暮らしていくのか。そうした教育が今、本当に問われているときである。情報教育の先進市として、しっかりとした取組を示す必要があると思うが、状況について伺う。 P.46 淺倉教育センター所長 ◎淺倉教育センター所長 本市においては、委員が言うように、機器の整備にとどまらず、本質である教育の充実に向けて長く取り組んできた。プログラミングに関しては、昨年度、研究員による9年間のプログラミングプランを発行し、ホームページで全校に発信をしている。 プランにより、9年間、学期に1回ほどのプログラミングを全ての児童生徒が体験できるということである。プログラミングという教科がないために、どう教育課程の中に位置づけるかということが全国的にも課題になっている。学び残しのないような形の教育が推進できるものと思われる。また、これまで平成29年から市内の全ての子供たちに体験させたいということで、平成29年は4年生の算数、およその数という学習を全ての学校で行っている。同様に平成30年は5年生の算数、令和元年は6年生の算数ということで、延べ5万人ほどが体験している。 ちょうどここで3年間のプログラミング学習を経験した子供が中学校へ入学したところで、これらによって培った情報活用能力の高さを発揮しているものと思われる。 情報モラルハンドブック、今、委員もお示しいただいたが、これに関することについては、平成21年からネットパトロール等も行う中で啓発していき、現在でもネットパトロールだよりを発行しながら、児童生徒、保護者に状況を広めている。ハンドブックについては改訂を行いながら、時代に沿ったものを今後も発信していきたい。 情報モラルに関しては、少しでも危険だから禁止するということではなく、今後、子供たちがしっかりとした情報活用を行っていく中で、情報社会のよい作り手として、今後活動できるような資質能力を身につけるということで、今後も取り組んでいく。 教員の負担ももちろんある。授業、教育のより高いものを目指すということで、今後もコンピューターアドバイザーの支援等にも取り組んでいきたい。 P.46 阿部善博委員 ◆阿部善博委員 相模原の子供たちはやればできるということで、こうした新しい技術もどんどん身につけてくれていると思う。全国のトップランナーとして、これからも引き続き頑張ってもらいたい。 最後になるが、スポーツ課の取組の部分で、これまでは、体力作り、健康作りのスポーツ、市民が参加するスポーツの意義と、そして、競技のスポーツとして、見て楽しむ。そして、一流選手を育てる環境作りという一面。全国では、今、スポーツが金の卵として様々な産業と一体化して、アプリやキャラクタービジネス、メディア、様々な産業の中の中核としての位置づけを得て、そうした視点での取組が計画され進められている。 他市ではそのような取組が、1自治体だけではなくて、国や県、また、様々な産業界と連携することで、スポーツの取組を進めていると承知している。本市ではまだまだ体力作り、健康作りという面も重視されていて、それは大事なことだと思う。今後のスポーツ行政の在り方について伺う。また、組織については、生涯学習部の中にあるが、他市の状況など分かったら伺う。 P.47 大貫生涯学習部長 ◎大貫生涯学習部長 今、スポーツ課は確かに生涯学習部で所管している。スポーツが地域作りや世代を超えた絆作りということで大変有効であるという観点から、社会教育の中の一つの大きな柱として、旧体育課の時代からずっと教育委員会にある。 今、政令市、各市の状況を確認すると、名古屋市がこの4月に市長部局にスポーツ部門が移管され、政令市の中では、今、相模原市のみが教育委員会にある。確かにホームタウンチームの支援や、大規模なスポーツ競技等を相模原市に誘致して、相模原という名を全国に発信していく。また、地域の経済に結びつけていくというような面も多々あり、今、文化の部門や経済の部門とそれぞれ一緒になって市長部局でやっている政令市があることは十分承知している。 一方で、私たちとしても、当初申し上げたように、スポーツを市民の誰もがいつでも気軽にできるということを、スポーツの計画でもうたっているので、やはりスポーツの場所を提供することと、スポーツの振興、スポーツを起爆剤にしたことが、できれば一体となってやっていきたいところもある。市長部局への移管、また教育委員会でやっていくのかということについて、今検討しているところであり、この問題については引き続き検討したい。 P.47 阿部善博委員 ◆阿部善博委員 どの所管課ということにとらわれず、実のある議論をしていただけたらと思う。 P.48 太田生涯学習課長 ◎太田生涯学習課長 先ほど阿部委員の御質問の中で、公民館長の職の見直しの関係で、社会教育法の公民館長の機能と申し上げなければいけないところを社会福祉法と申し上げてしまった。正しくは社会教育法になる。訂正して、おわび申し上げる。

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収録範囲:運営者の質問と答弁のやり取りを中心に収録しています(会議によっては討論のみ等の場合があります)。委員長報告や採決を含む会議全体の経過は、出典(公式会議録)で確認できます。

出典確認済み。公式資料:https://ssp.kaigiroku.net/tenant/sagamihara2/SpMinuteView.html?council_id=800&schedule_id=2&minute_id=529&power_user=true

相模原市 令和 2年 9月 決算特別委員会市民文教分科会 09月15日-01号(公式発言集)

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