私は、2005年(平成17)12月定例会で一般質問を行いました。相模原市議会議員選挙の公約で、「相模原のIT化を進める!」と謳っていた私は、一般質問はじめ様々な機会をとらえては「電子自治体の推進」というキーワードで通告を行い、市の姿勢や取組状況を質問したり、提言したりしていました。 ・「幻の質問」があった――新人議員時代の試行錯誤と舞台裏。 ・2005年、まだ“DX”という言葉すら一般的でなかった時代に、『電子市役所宣言』を構想していました。 ・限られた質問時間、他施策との兼ね合い、政治的判断、インパクトの配分――議員たちは常に取捨選択を迫られています。 概要  この時の質問、通告時には、以下のような内容でした。が、後に「(3) 『電子市役所宣言』について」の部分は削除して、用意していた原稿と内容は幻の質問となってしまいました。特に、私が叩き台として作成していた『さがみはら電子市役所宣言』はブログに載せることもなく、お蔵入りとなりました。 2、電子自治体の推進について (1) 情報の取り扱いについて ア 情報公開の考え方について イ 情報セキュリティ対策について (2) 人材の確保育成と組織内での異動について (3) 『電子市役所宣言』について  『電子自治体宣言』としなかったのは、市役所としての宣言なので、という理由からでした。市の担当職員の方とも意見交換やヒアリングを行い、また他都市の議員や職員の方とのやり取りから、『宣言』という形で市の姿勢を示すように促すことは意味がある、との判断でした。 削除した主な理由は、以下の通りです。 ・福祉や基地対策をはじめ市が取り組む他の施策と兼ね合い ・提言としては良いので質問項目として挙げる必要はない ・一度否定してしまうと後で肯定できなくなる 等々  今考えると、確かに難しい質問でしたが、新人議員の私としては、一生懸命に取り組んでのことです。また、同じ質問の中に、「「さがみはら愛」について」という新しい言葉を入れていましたので、あまり新しい提言は複数入れない方が良い、インパクトのあるものは一つ、という助言もいただいていました。 この質問のギジロク記事 一般質問④ 2005年(平成17)12月定例会  12月21日 https://abn.jp/ippan_sitsumon/dec-21-2005-4    他にも、質問の通告では、取り入れるべき項目と、やむを得ず外さざるを得なかった項目、委員会で質疑を行うことにした項目、仲間の議員の質問で取り上げてもらった項目、等、質問時間にも限りがある中で、常に葛藤があります。どの議員の皆さんも同様だと思います。   ▲ TOPへ戻る その後の他市の状況  その後、令和3年には埼玉県戸田市の『戸田市デジタル宣言』、令和4年には宮崎市の『宮崎市デジタルチャレンジ宣言』、令和6年には成田市の『成田市ペーパーレス宣言』など、同様の取組が出て来ています。 他市の取組 参考URL 戸田市デジタル宣言 https://www.city.toda.saitama.jp/soshiki/154/joho-digitalsengen.html 宮崎市デジタルチャレンジ宣言 https://www.city.miyazaki.miyazaki.jp/city/policy/administration/322861.html 成田市ペーパーレス宣言 https://www.city.narita.chiba.jp/shisei/page0107_00067.html 実際の通告内容 一般質問 2005年(平成17)12月定例会  12月21日 1、犯罪のないまちづくりについて (1) こどもの安全について ア 平時及び緊急時の取り組み状況について イ CAPの小学校全校導入について (2) 安全・安心まちづくり推進協議会について (3) JR町田駅南口環境浄化活動について 2、電子自治体の推進について (1) 情報の取り扱いについて ア 情報公開の考え方について イ 情報セキュリティ対策について (2) 人材の確保育成と組織内での異動について 3、市民意識の醸成について (1) 市民意識について ア 市民モラル、道徳心醸成について イ 津久井町・相模湖町との合併に際して (2) 自分たちのまちを愛する心「さがみはら愛」について ▲ TOPへ戻る イラスト お蔵入りになった『さがみはら電子市役所宣言』   ▲ TOPへ戻る