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【予算審査】令和 8年 3月 予算特別委員会こども文教分科会 03月06日-01号

種類
予算審査 予算案の中身を委員会で確かめる審査
開催日
2026-03-06(2026年(令和8年)3月6日) 2025年度
議会
相模原市 相模原市議会
会議
令和 8年 3月定例会議 相模原市 令和 8年 3月 予算特別委員会こども文教分科会 03月06日-01号 予算特別委員会
確認項目
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出典
https://ssp.kaigiroku.net/tenant/sagamihara/SpMinuteView.html?council_id=1035&sc 出典確認済み
テーマ
子ども 文教

質問と答弁(読みやすい表示)

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本人の質問 16 回・答弁 15 回。青の枠が議員の質問、緑の枠が市側の答弁です。

問 阿部善博委員

令和8年度一般会計当初予算について総括的に伺う。令和8年度当初予算における教育局の予算編成の考え方について、総括を伺う。

答 河崎教育局長 質問へ

令和8年度予算編成、これは先日御審議いただいた補正予算を含めた考え方となるが、教育局では、まず学びの場の環境整備、そして、社会教育施設の魅力向上、あと、物価高騰の収束の兆しが見込まれない中での子育て世帯の負担軽減、こういった点に重きを置いて、こども・若者未来局などとも議論を重ねながら、より効果的な支援につながる予算を計上した。そういったことで、教育費の総額としては、前年度当初予算と比較し、約108億円、率にして17.8%の増額となっている。学びの場の環境整備については、先ほど来から御議論いただいているが、相模原市学校施設長寿命化計画に基づく校舎改造をはじめ、空調設備整備の加速化や雨漏り対策、また、トイレの改修などを、学校の安全性と快適性の確保のため、教育環境の改善にスピード感を持って取り組む予算のほか、教育職員のウェルビーイングの向上や人材確保にもつながる働き方改革の推進、また、処遇改善にも資する予算を計上したところである。

特に喫緊の課題である不登校対策については、学びの多様化学校の設置に向けた取組、また、メタバースの整備など、「さがそうみらい みんなでつながる アクションプラン」に基づく予算を計上し、誰一人取り残さない学びの場、居場所の整備を進めていくこととしている。社会教育施設についても、淵野辺駅南口周辺まちづくり事業とか、光が丘地区複合施設整備事業による図書館、公民館等の機能強化、魅力向上のほか、昨年7月にプラネタリウムをリニューアルオープンしたが、ポケモン天文台の全国初開催により、市立博物館の認知度が高まったことを受け、今度は常設展示室のリニューアルに向けた基本設計を行う。こういった社会教育施設にも目を向けた予算も計上したところである。

物価高騰などの影響を踏まえた子育て世帯の負担軽減策についても、学校給食費の保護者負担の抜本的な軽減や通学費の助成拡充、また、スタディクーポン事業の多子世帯への対象拡大など、必要な支援が行き届く予算も計上したところである。

引き続き、より効果的な予算執行を心がけ、また、予算を確保したからといって、それが適切に執行されなければ意味がないので、運用、改善といった視点も忘れずに、教育を受けるなら相模原、子育てするなら相模原の具現化に向けた取組を着実に進め、また、多くの皆様に見える形で取り組んでまいりたいと考えている。

問 阿部善博委員

しっかりと取り組んでいただきたい。こども・若者未来局とも連携してということなので、ぜひ進めていただきたい。お話のあった点、何点か大きな視点から触れたい。まず、令和7年度の教員の離職と採用の状況を伺う。

答 濱端教職員課課長代理 質問へ

令和7年度の教員の離職の状況については、小中学校合わせて60人程度を見込んでいる。また、令和7年度の採用の状況について、138人が採用予定となっている。内訳としては、小学校が87人、中学校が46人、養護教諭が2人、栄養教諭が3人となっている。

問 阿部善博委員

続いて、今の話に関連して、令和8年度当初予算における欠員解消の見込みを伺う。

答 濱端教職員課課長代理 質問へ

令和8年度当初における欠員解消の見込みについてであるが、小学校については、本年度実施の採用試験において、募集数を充足する合格者を確保できたことなどから、おおむね解消できる見込みとなっているが、中学校については、一部合格者が募集数に満たない教科があったことなどから、学校現場に欠員が生じることがないよう、引き続き臨時的任用職員等の確保に努めているところである。

問 阿部善博委員

民間企業も含めて人不足が大変な状況になっている。そしてまた、市の職員の採用でも工夫していて、また、離職をなるべく出さないようにということで、定職率というか、定着していただけるようにしっかりやっていくことと、そしてまた、最初の試験を受ける段階で、既に募集人員が割れるようなことが全国でも発生しているので、少なくともそういうところから、まずはたくさんの方に受けていただき、受かったら、なるべくこちらで働いていただいてということをしっかりやっていただきたいと思う。よろしくお願いする。

先ほどの総括のところでもあった学校の環境整備についてである。学校のトイレの議論、これまでもあったが、清掃回数を増やすという話は代表質問でもあった。評価できるところだが、令和8年度末のドライ化率、洋式化率をどのように見込んでいるのか。そしてまた、学校の要望で和式トイレを残すこともあるように聞いている。そうやって残った和式トイレがあるということで、洋式化が100%ならないというのは数字的におかしなことになるのかという点もあるので、そうした点を加味した洋式化率の達成の目標、また、進捗率の算定をどうするべきか、市の考えを伺う。

答 加藤学校施設課長 質問へ

令和8年度末時点におけるトイレのドライ化率、洋式化率の進捗状況である。校舎のドライ化率については89%、洋式化率が74.2%となる見込みとなっている。また、洋式化の達成度についてであるが、国の調査では、全ての便器数に対する洋式便器の状況で公表しているため、同様の算出方法により、これまでお答えしてきたが、これまでトイレの改修で、学校からの要望により、和式便器を一部残すことがあるというところが実情である。こうしたことから、今後、整備目標を明確にするため、学校の要望により残した和式便器については、整備対象から除外する、または洋式化済みのトイレとしてみなすなど、算定の考え方についても速やかに検討していく。

問 阿部善博委員

トイレの洋式化の部分を求める声も非常にたくさん聞いているし、雨漏り対応と併せて、代表質問でも聞かせてもらったが、しっかりとした対応をお願いする。

あわせて、教育環境の整備の中では、空調整備のほうも加速してやっていくというお話である。既に整備されているエアコン、特に南区では防音工事等でかなり古いものが残っているようにも聞いている。古いものが残ってしまっていると、新しくついた教室にみんなで行きたいという声があって、古いものがなかなか稼働しないし、電気も食ってしまうし、この辺の更新も非常に望まれていると思うが、対応に対する考え方を伺う。

答 加藤学校施設課長 質問へ

平成16年度以降に、委員がおっしゃった騒音や臭気対策で設置した普通教室の空調整備については、現在進めている空調整備の加速化の中で、順次、更新に取り組んでいるところである。また、平成27年度以降に整備を開始した普通教室等の空調設備についても、設置から10年が経過する学校もあることから、学校施設長寿命化計画に基づく改修を含め、今後、効率的、効果的な更新手法について検討していく。

問 阿部善博委員

しっかりした対応をお願いする。

次に、これも大きな話で伺う。学校のDX推進の状況と生成AIの活用の状況、本市でも様々取り組んでいると承知しているが、この予算でどのような取組をするのか伺う。

答 佐伯教育DX推進課長 質問へ

これまでに校務支援システムのクラウド化や欠席連絡などのデジタル化のほか、昨年の夏までにはネットワークの増強とか、年末までには約5万台の児童生徒の学習用端末を更新したところである。また、昨年11月には、生成AIを活用し、学習指導案の作成を支援するツールを作成し、今は教員に使っていただいている。また、生成AIで服務の手引や生徒指導などのチャットボットを作成し、近日中にこれも学校に公開する予定で考えている。

また、つい先日3日に教育ICTメーカーと本市で協定を結んだことから、時間割作成システムの共同開発に乗り込むことを考えている。こういったことで、校務の効率化を図っている。また、令和8年度については、教育メタバースの構築を予定しているが、そのほか、学校での調査をし、例えば特別教室、体育館のWi-Fiの件、あと何年か後にある新たな校務支援システム、先生方が便利になるものを研究していきたい、あと、教育データの利活用についてもさらに研究を進めていきたいと考えている。

問 阿部善博委員

しっかりと成果が上がる、効率化ができるような取組を進めていただきたい。特に、議論にもあった教育メタバースの構築については、私も大分前だが、ひきこもりの方のところに行ってお話を聞いたときに、昼間はよく寝ていると言っていたが、夜になると、ネットワークゲームをしていて、そこでは普通に会話したり、いろいろなことをして、自分の居場所はここだということを言っていたのを今思い出した。教育メタバースの中で、全てが閉じることもあるかもしれないが、これを入り口にして、普通の学校の登校につなげたり、いろいろいい取組ができると思うので、積極的に取り組んでいただきたいので、よろしくお願いする。

▶ 学校におけるいじめの現在の状況 経過 答弁へ

次に、秋本委員からも議論があったが、学校におけるいじめの現在の状況について、対応状況と併せて伺う。

答 菅原学校教育課長 質問へ

今年度の調査は令和6年度の数値になるが、まずいじめの認知件数については、小学校で1,213件、中学校で415件、合計で1,628件になっている。1,000人当たりの認知件数としては、本市は33.5件ということで、実は神奈川県、指定都市、都道府県の平均値よりも大分低い数値となっている。秋本委員から指摘もあったが、取組としては未然防止、早期発見に取り組んでいるが、認知したいじめについては、学校が継続的に対応について取り組んでいる。いじめの解消率ということで、国の基準ではその行為がやんで、3か月以上その行為が行われていない状態をいじめの解消と言っているが、令和6年度に発生したいじめについては、令和6年度中に解消したものがおおむね77%。その後の継続の調査で、令和7年度の7月に調査した段階では、おおむね九十六、七%が解消に至っている。ただし、残りの2%ちょっとのところがまだ解消に至っていないので、引き続き取組をしっかり進めていきたいと思う。

問 阿部善博委員

議会でも、相模原市いじめの防止等に関する条例をつくったときに様々な議論をして、ゼロになるということはないかもしれないが、しっかりとした取組をしなければいけないという話をしたのを覚えているので、これからもよろしくお願いする。

先ほど榎本委員からも少し話があったが、学校選択制である。このくくりではないが、学校規模の適正化という視点で、非常に児童生徒の多い学校と、校舎にかなり余裕がある学校。緑区と南区の端でという話であれば、ある程度理解もできるが、道路1本隔てて、そのような状況が発生しているように近年見られる。また、そういう状況が続いていると思う。柔軟な学区の区割りの考えなども含め、学校の規模、偏りの状況と、それから、ここに起因している問題や課題、そしてまた、対応状況を伺う。

答 宮澤学務課長 質問へ

緑区の中山間地では、いわゆる過小規模校、クラス替えのできない、小学校だったら1学年1クラスで全6クラスみたいな学校がある一方、上鶴間、淵野辺の辺り、いわゆる横浜線沿線の辺りに関しては、マンション等の増加により、教室もなかなか大変になってきている状況は把握している。現在、相模原市立小中学校等の適正規模・適正配置あり方検討委員会を実施しており、その中で、適正な学校規模、適正な学校配置を実現していこうと審議会で議論いただいている。この中でこういった課題について、学校選択も含めて検討していきたいと考えている。

問 阿部善博委員

学校の児童生徒が少なくて、いずれ統廃合になってしまうのかなと地域の方と話していて、それが大型のマンションが1個できたおかげでがらっと変わってしまい、仮設ではなく、プールの跡地に校舎を建てたり、そういうことが現に起こっている。また、昔、国道16号は渡らないほうが、という話を地域でしていたが、反対側で、非常に余裕のある校舎といっぱいの学校、また、校舎の小さいほうに生徒が多かったり、そういう事情が発生していると思う。よく現状を合わせて、引き続き、できるだけの対応をしていただきたい。よろしくお願いする。

最後になる。代表質問でもお答えいただいているが、アレルギーのあるお子さんが肌身離さず持っているはずのアレルギーですというカードやエピペン、避難訓練のときに、体育館に行くと、教室のしかるべき場所に置いたまま、まずは命を守らなければいけないので避難するが、避難先で食べ物を口にしたりして、そこで何かあったときに消防も来られない、しかるべきお医者さんもどこにいるか分からない。被災している状況で非常に不安だという声を聞いている。そこにしっかり対応するという答弁をいただいた。ぜひお願いしたい。学校ごとではなく市として、具体的にどのようにしっかり対応する内容について、どのような考えなのか、改めてお伺いをする。

答 馬渡学校保健課長 質問へ

学校では、あらかじめエピペンなどの処方薬の保管場所を保護者と面談の上、定めている。おおむね当該児童生徒の教室内となっている。確かに、これまで災害時に避難する場合、どうするかといった訓練等を学校に幾つか聞き取りした中では、そういったところまでの話合いがなされていなかったことを把握している。こちらについては、保護者及び児童生徒と学校が面談を行うなどして、避難する場合、どうやって持ち出すかを定めておくよう、ここは速やかに学校に周知していきたいと考えている。あわせて、避難訓練を行う際には、必ず取り決めた内容を訓練することとして、児童生徒自身、また、教職員の意識づけを図っていくようにしていきたいと考えている。

問 阿部善博委員

そもそも避難訓練は、実際に被災したときに問題が発生しないように、あらかじめ想定して訓練することにも意味がある。そこで分かった課題、問題について速やかに対応し、いざというときにしっかり対応できるようにすることは大事であるので、しっかりと取組を求めたい。

答 江成放課後児童対策課長 質問へ

具体的に、今こういった形でということで申し上げることはできないが、やはり頂いた意見なので、そういったものをきちんと形に残していくことは重要と思っているので、しっかり考えていきたいと思う。

問 阿部善博委員

令和8年度当初予算におけるこども・若者未来局の予算編成の考え方について総括的に伺う。

答 伊藤こども・若者未来局長 質問へ

こども・若者未来局の令和8年度当初予算案の編成の考え方についてである。こども・若者未来局では、全ての子供、若者が夢と希望を持って成長できるまちの実現を目指すため、まず妊娠期から子育て期にわたる切れ目のない支援の充実、そして、人材確保を含めた保育所等や児童クラブの基盤整備、そして、子供の居場所づくりなどに重点を置いて予算編成を行った。具体的には切れ目のない支援として、民間アプリを活用したプレコンセプションケアに始まり、妊婦歯科健康診査の無償化、5歳児健診の新規実施、そして、保護者の子育ての不安を解消するための地域子育て相談機関のモデル実施などを新規に盛り込んでいる。

保育所等の基盤整備としては、特に新規拡充として、保育士の宿舎借り上げ支援事業の拡充、保育現場におけるICT化の支援、支援保育の強化などを進めていく。

また、市立児童クラブにおいては、令和12年度までに受入れ年齢を小学6年生まで段階的に拡大するため、引き続き、施設整備を加速化する。あわせて、民間の児童クラブへの運営費補助金を大幅に増額する。

子供の居場所づくりとしては、登校前に児童が安全に過ごせる場が必要となっていることから、朝の居場所づくり事業をモデル実施するとともに、本市で喫緊の課題となっている不登校児童対策の一環でもある、地域での居場所づくりにも取り組んでいく。

さらに、子育て世帯の経済的負担の軽減を図るため、こども医療費助成制度について、令和9年4月から、所得制限と一部負担金の撤廃に向けて準備を進めていく。

また、職員の職場環境の改善にも努めている。児童相談所の体制強化として、タブレット端末の導入、あるいは一時保護施設の新設に向けた準備も進めていく。

また、複数の委員から御指摘いただいた、こども・若者業務センター運営費だが、私からも1点補足すると、これはふだん事務作業に携わっている主査、主任、主事、こういった職員から、やはり自分たちが企画業務に関わるためにはもう少し事務をアウトソーシングできないかということで、率直に言うと、局内調整に時間はかかったが、このたび位置づけをした。そういった思いを持って仕事に当たっている職員がいることも皆様には御承知いただけると幸いである。

以上のように、こども・若者未来局では、先ほど御審議いただいた教育局の予算と相まって、子供と、そして、保護者の支援に努めていく。

問 阿部善博委員

様々な施策があると思う。しっかりと執行していただきたいので、よろしくお願いする。

そもそもの話として、重点テーマともなっている少子化については加速している状況で、本市の現状、傾向や対策、取組など、総合的に対策していると思うが、現在の状況について改めて伺う。

答 土元こども・若者政策課長 質問へ

本市では、少子化が加速する厳しい現状を鑑み、昨年制定した相模原市子育て応援条例の理念に基づき、部局横断的な対策を展開してきた。まず経済的負担の軽減については、局長からもあったが、フリースクール等の通所費用支援や、中学生を対象としたスタディクーポン事業などを実施し、家庭の状況に左右されない教育機会の確保と負担軽減を図ったところである。また、切れ目のない支援として、妊婦健康診査の助成を拡充するとともに、理由を問わず利用可能な休日一時保育を実施するなど、保護者の皆様に寄り添った支援体制を構築している。また、子育てに優しいまちづくりの推進として、公共施設へのキッズコーナーの設置を行い、アンケートでは利用者の9割以上から高い評価を頂いた。本年3月下旬からは、淵野辺公園の芝生広場において、ふわふわドームの供用を開始して、また、親子交流の遊びの場の充実を図っている。今後とも、市民の皆様の実感に即した施策を加速させ、子育てするなら相模原と言っていただけるまちの実現を目指して進めてまいりたい。

問 阿部善博委員

子育て応援条例の1年の成果も併せて伺った。目的に、結婚したいと思っている人が結婚できて、子育てをしたいと思っている人が子育てできるような相模原にしたいと聞いているので、今後、この目的がしっかりと果たされるように、取組をさらに進めていただくようお願いする。

▶ 少子化 経過

また、少子化については、相模原にいると実感のない人も結構いるが、全国のいろいろな人と話をすると本当に子供がいなくて、子供がいないどころか、若者がいないという話をよく聞く。そしてまた、せっかく一生懸命育てた若い人たちとお話をすると、自分は東京に行って、どういうことをするのだと。夢を持つのはすごくいいのだが、地元で何かしようという人がいないと、そのような話も聞いている。少子化対策を本当に真剣にやらないといけないと思っているし、今だからできることはいっぱいあると思うので、こちらのほうはしっかりやっていただきたいと求めておく。

個々の施策についてだが、我が会派でも、これまでも求めていた保育士の確保について、1点現状を伺いたい。我が会派の秋本委員からも、保育現場での話は様々あった。また、ここでの議論でも、保育現場でのDX化、生成AIの活用とか、様々な取組はあった。保育の質の向上と多様なニーズへの対応など様々な取組も聞いている。それがまた、保育士の多忙化の解消、保育士が相模原で働きたいというようにつながっていかないといけないと思っている。現在の状況と対策について改めて伺う。

答 風間保育課長 質問へ

先ほど来、保育士不足については喫緊の課題とお答えしており、相模原市内にも養成校が2校あるが、なかなか保育士不足というところで、各園の皆様からは人材の不足がいろいろなものの課題になっていることを伺っている。その中で、今回、保育現場にICT導入ということで、まずは人材確保で人を増やすところもあるが、今ある作業にICTを使って、事務負担を軽減するということで、今回、ICTの補助金等を交付する。一方で、今年度実施したアンケート調査の中では、財源とノウハウの両面に課題があるところもお聞きしている。ノウハウの部分を、寄り添って、しっかり個別に説明したり、全体説明等を行い、園の皆様のICTに対する意識の醸成にしっかりつなげてまいりたい。

問 阿部善博委員

保育士を目指す方とお話をしたところ、東京をはじめ、いろいろなところの待遇がどのぐらいいいかとか、比較表を自分でつくって、神奈川県下も含め、ここがいいなとか、あそこがいいなとか。やはり一番基準にしているのは、待遇がどうかというところを気にされていた。それは非常に分かるし、また、一方で、市内の園の保育士とお話をしたときには、家の近くだからとか、卒園生だからと言う方もおられたので、様々な形で待遇改善を図りつつ、本市の魅力を高めていってもらいたい。

▶ 予算主要施策説明書76ページの産前・産後支援事業 経過

続いて、予算主要施策説明書76ページの産前・産後支援事業についてである。外国の方、また、核家族化で1人で出産しなければいけない方、様々な家族構成や御近所付き合いがないとか、そういう状況が見られる中で、配偶者の方が暴力を振るったり、また、連れ子の方からの暴力や虐待があったり、世間ではいろいろな危険も報じられることがある。赤ちゃんを産もうという、産前産後の一番大事なとき、何かあったときに、いざというときに頼りになるのが本当にいないという人に会った。そういうときに、市、また、シェルターとか相談できるという話をしても、市に相談するという発想すらないし、言葉も分からなかったり、いろいろな状況があるように聞いている。いざというとき、相談を受けたり、支援したり、こうしたときの助けになるのはもう市しかないと思うが、考え方とか現状について、1点だけ伺う。

答 井出中央子育て支援センター所長 質問へ

各区の子育て支援センターでは、母子健康手帳を交付する際に、保健師が面接を行い、妊婦のサポート体制を含めた状況や不安などを把握するとともに、必要時には、医療機関とも連携を図り、継続的な支援を実施している。また、出産後は、こんにちは赤ちゃん事業や、産後ケア事業などの子育て支援サービス活用を通じ、産後も安心して子育てができる支援に取り組んでいる。こうした取組によって、妊産婦が不安や悩みを早期に相談できる機会が確保され、孤立の防止や母子の健康の確保につながっているものと考えている。

問 阿部善博委員

人生でも一番大変な時期だと思うので、優しく助けが、手が届くように支援していただきたい。引き続きよろしくお願いする。

最後になる。最初の総括のところでもあったが、こども・若者未来局ができたときに、生まれる前から市は支援する、そして、生まれて、育って、働いて、家庭を持って、そして高齢となって亡くなるまで、ずっと相模原で元気で幸せに暮らしてもらいたい。未来に希望を持って暮らしていただきたいということで、縦割り行政ではなく、人生のステージの変わり目で市との関わりが変わってしまうのではなく、ずっと切れ目なく支援していこうということで、この局ができたと記憶している。一般論としてだが、18歳になった年まで、もしくは、それ未満までが子供の位置づけで、それ以降の40歳まで、もしくは40歳未満までが若者という位置づけで、そうした非常に幅広い若者の位置づけ、そして、若者支援といっても、様々、非常に多岐にわたっていると思う。こども・若者未来局としては、市民の立場に立ってみると、一元的に支援してほしいというところだと思うが、実際には、若者文化の支援と居場所づくり、若者の社会参加、若者の結婚支援、若者の就労支援、若者の定住促進や移住促進、また、若者のメンタルヘルス対策なども様々やられている。なかなか子供施策に対し、若者支援というものが一体どこにあって、どういうところに出てくるのかというのが分かりにくいという声も聞いたりする。若者支援に対し、相模原はよく若いまちだと言われるが、若い人たちが頑張るまちというのは本当に元気で、みんなが元気になれると思うので、そうした支援に対する総合的な取組の状況を伺う。

答 櫻井こども・若者応援課長 質問へ

若者の将来のための施策として、婚活事業とか、また今年度は、新たに高校生や大学生、また、若手社会人を対象に、就職や結婚、子育てなどの将来について理解を深め、考えてもらうために、ライフデザインセミナーなども実施した。また、大学生には活動と交流の場を提供するとともに、地域の元気創出やシビックプライドの向上を図るため、さがみはら大学生チャレンジ応援事業などを実施しており、今週末は学生団体によるさがみはら学生祭が淵野辺公園で実施されるところである。若者支援の課題についてだが、今おっしゃられたように様々な立場、状況、悩みのある若者がいることから、就労支援やメンタルヘルス、健康管理など、こども・若者未来局以外のものも含め、様々な情報やきっかけを与えられるよう、一つの事業を一つの目的のみに終わらせることなく、部局をまたいで様々な課と連携しながら事業を実施するとともに、若者の目が留まるような周知、若者の声を反映し、ニーズに合った事業実施ができるよう、これからも努めてまいりたいと思っている。

問 阿部善博委員

私も二十数年前、議員になったとき、若者、若者と言っていたが、今では若者を応援しようという気持ちがやはりできてきて、多くの市民の方は若い人を応援しようと思っている。市役所も、そういう声をしっかりとまとめて、みんなで若い人を応援しようというまちづくりをこれからも進めていただけたらと思うので、よろしくお願いする。

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相模原市  令和 8年  3月 予算特別委員会こども文教分科会  03月06日-01号 P.29 阿部善博委員 ◆阿部善博委員 令和8年度一般会計当初予算について総括的に伺う。令和8年度当初予算における教育局の予算編成の考え方について、総括を伺う。 P.30 河崎教育局長 ◎河崎教育局長 令和8年度予算編成、これは先日御審議いただいた補正予算を含めた考え方となるが、教育局では、まず学びの場の環境整備、そして、社会教育施設の魅力向上、あと、物価高騰の収束の兆しが見込まれない中での子育て世帯の負担軽減、こういった点に重きを置いて、こども・若者未来局などとも議論を重ねながら、より効果的な支援につながる予算を計上した。そういったことで、教育費の総額としては、前年度当初予算と比較し、約108億円、率にして17.8%の増額となっている。学びの場の環境整備については、先ほど来から御議論いただいているが、相模原市学校施設長寿命化計画に基づく校舎改造をはじめ、空調設備整備の加速化や雨漏り対策、また、トイレの改修などを、学校の安全性と快適性の確保のため、教育環境の改善にスピード感を持って取り組む予算のほか、教育職員のウェルビーイングの向上や人材確保にもつながる働き方改革の推進、また、処遇改善にも資する予算を計上したところである。 特に喫緊の課題である不登校対策については、学びの多様化学校の設置に向けた取組、また、メタバースの整備など、「さがそうみらい みんなでつながる アクションプラン」に基づく予算を計上し、誰一人取り残さない学びの場、居場所の整備を進めていくこととしている。社会教育施設についても、淵野辺駅南口周辺まちづくり事業とか、光が丘地区複合施設整備事業による図書館、公民館等の機能強化、魅力向上のほか、昨年7月にプラネタリウムをリニューアルオープンしたが、ポケモン天文台の全国初開催により、市立博物館の認知度が高まったことを受け、今度は常設展示室のリニューアルに向けた基本設計を行う。こういった社会教育施設にも目を向けた予算も計上したところである。 物価高騰などの影響を踏まえた子育て世帯の負担軽減策についても、学校給食費の保護者負担の抜本的な軽減や通学費の助成拡充、また、スタディクーポン事業の多子世帯への対象拡大など、必要な支援が行き届く予算も計上したところである。 引き続き、より効果的な予算執行を心がけ、また、予算を確保したからといって、それが適切に執行されなければ意味がないので、運用、改善といった視点も忘れずに、教育を受けるなら相模原、子育てするなら相模原の具現化に向けた取組を着実に進め、また、多くの皆様に見える形で取り組んでまいりたいと考えている。 P.31 阿部善博委員 ◆阿部善博委員 しっかりと取り組んでいただきたい。こども・若者未来局とも連携してということなので、ぜひ進めていただきたい。お話のあった点、何点か大きな視点から触れたい。まず、令和7年度の教員の離職と採用の状況を伺う。 P.31 濱端教職員課課長代理 ◎濱端教職員課課長代理 令和7年度の教員の離職の状況については、小中学校合わせて60人程度を見込んでいる。また、令和7年度の採用の状況について、138人が採用予定となっている。内訳としては、小学校が87人、中学校が46人、養護教諭が2人、栄養教諭が3人となっている。 P.31 阿部善博委員 ◆阿部善博委員 続いて、今の話に関連して、令和8年度当初予算における欠員解消の見込みを伺う。 P.31 濱端教職員課課長代理 ◎濱端教職員課課長代理 令和8年度当初における欠員解消の見込みについてであるが、小学校については、本年度実施の採用試験において、募集数を充足する合格者を確保できたことなどから、おおむね解消できる見込みとなっているが、中学校については、一部合格者が募集数に満たない教科があったことなどから、学校現場に欠員が生じることがないよう、引き続き臨時的任用職員等の確保に努めているところである。 P.31 阿部善博委員 ◆阿部善博委員 民間企業も含めて人不足が大変な状況になっている。そしてまた、市の職員の採用でも工夫していて、また、離職をなるべく出さないようにということで、定職率というか、定着していただけるようにしっかりやっていくことと、そしてまた、最初の試験を受ける段階で、既に募集人員が割れるようなことが全国でも発生しているので、少なくともそういうところから、まずはたくさんの方に受けていただき、受かったら、なるべくこちらで働いていただいてということをしっかりやっていただきたいと思う。よろしくお願いする。 先ほどの総括のところでもあった学校の環境整備についてである。学校のトイレの議論、これまでもあったが、清掃回数を増やすという話は代表質問でもあった。評価できるところだが、令和8年度末のドライ化率、洋式化率をどのように見込んでいるのか。そしてまた、学校の要望で和式トイレを残すこともあるように聞いている。そうやって残った和式トイレがあるということで、洋式化が100%ならないというのは数字的におかしなことになるのかという点もあるので、そうした点を加味した洋式化率の達成の目標、また、進捗率の算定をどうするべきか、市の考えを伺う。 P.32 加藤学校施設課長 ◎加藤学校施設課長 令和8年度末時点におけるトイレのドライ化率、洋式化率の進捗状況である。校舎のドライ化率については89%、洋式化率が74.2%となる見込みとなっている。また、洋式化の達成度についてであるが、国の調査では、全ての便器数に対する洋式便器の状況で公表しているため、同様の算出方法により、これまでお答えしてきたが、これまでトイレの改修で、学校からの要望により、和式便器を一部残すことがあるというところが実情である。こうしたことから、今後、整備目標を明確にするため、学校の要望により残した和式便器については、整備対象から除外する、または洋式化済みのトイレとしてみなすなど、算定の考え方についても速やかに検討していく。 P.32 阿部善博委員 ◆阿部善博委員 トイレの洋式化の部分を求める声も非常にたくさん聞いているし、雨漏り対応と併せて、代表質問でも聞かせてもらったが、しっかりとした対応をお願いする。 あわせて、教育環境の整備の中では、空調整備のほうも加速してやっていくというお話である。既に整備されているエアコン、特に南区では防音工事等でかなり古いものが残っているようにも聞いている。古いものが残ってしまっていると、新しくついた教室にみんなで行きたいという声があって、古いものがなかなか稼働しないし、電気も食ってしまうし、この辺の更新も非常に望まれていると思うが、対応に対する考え方を伺う。 P.32 加藤学校施設課長 ◎加藤学校施設課長 平成16年度以降に、委員がおっしゃった騒音や臭気対策で設置した普通教室の空調整備については、現在進めている空調整備の加速化の中で、順次、更新に取り組んでいるところである。また、平成27年度以降に整備を開始した普通教室等の空調設備についても、設置から10年が経過する学校もあることから、学校施設長寿命化計画に基づく改修を含め、今後、効率的、効果的な更新手法について検討していく。 P.32 阿部善博委員 ◆阿部善博委員 しっかりした対応をお願いする。 次に、これも大きな話で伺う。学校のDX推進の状況と生成AIの活用の状況、本市でも様々取り組んでいると承知しているが、この予算でどのような取組をするのか伺う。 P.33 佐伯教育DX推進課長 ◎佐伯教育DX推進課長 これまでに校務支援システムのクラウド化や欠席連絡などのデジタル化のほか、昨年の夏までにはネットワークの増強とか、年末までには約5万台の児童生徒の学習用端末を更新したところである。また、昨年11月には、生成AIを活用し、学習指導案の作成を支援するツールを作成し、今は教員に使っていただいている。また、生成AIで服務の手引や生徒指導などのチャットボットを作成し、近日中にこれも学校に公開する予定で考えている。 また、つい先日3日に教育ICTメーカーと本市で協定を結んだことから、時間割作成システムの共同開発に乗り込むことを考えている。こういったことで、校務の効率化を図っている。また、令和8年度については、教育メタバースの構築を予定しているが、そのほか、学校での調査をし、例えば特別教室、体育館のWi-Fiの件、あと何年か後にある新たな校務支援システム、先生方が便利になるものを研究していきたい、あと、教育データの利活用についてもさらに研究を進めていきたいと考えている。 P.33 阿部善博委員 ◆阿部善博委員 しっかりと成果が上がる、効率化ができるような取組を進めていただきたい。特に、議論にもあった教育メタバースの構築については、私も大分前だが、ひきこもりの方のところに行ってお話を聞いたときに、昼間はよく寝ていると言っていたが、夜になると、ネットワークゲームをしていて、そこでは普通に会話したり、いろいろなことをして、自分の居場所はここだということを言っていたのを今思い出した。教育メタバースの中で、全てが閉じることもあるかもしれないが、これを入り口にして、普通の学校の登校につなげたり、いろいろいい取組ができると思うので、積極的に取り組んでいただきたいので、よろしくお願いする。 次に、秋本委員からも議論があったが、学校におけるいじめの現在の状況について、対応状況と併せて伺う。 P.33 菅原学校教育課長 ◎菅原学校教育課長 今年度の調査は令和6年度の数値になるが、まずいじめの認知件数については、小学校で1,213件、中学校で415件、合計で1,628件になっている。1,000人当たりの認知件数としては、本市は33.5件ということで、実は神奈川県、指定都市、都道府県の平均値よりも大分低い数値となっている。秋本委員から指摘もあったが、取組としては未然防止、早期発見に取り組んでいるが、認知したいじめについては、学校が継続的に対応について取り組んでいる。いじめの解消率ということで、国の基準ではその行為がやんで、3か月以上その行為が行われていない状態をいじめの解消と言っているが、令和6年度に発生したいじめについては、令和6年度中に解消したものがおおむね77%。その後の継続の調査で、令和7年度の7月に調査した段階では、おおむね九十六、七%が解消に至っている。ただし、残りの2%ちょっとのところがまだ解消に至っていないので、引き続き取組をしっかり進めていきたいと思う。 P.34 阿部善博委員 ◆阿部善博委員 議会でも、相模原市いじめの防止等に関する条例をつくったときに様々な議論をして、ゼロになるということはないかもしれないが、しっかりとした取組をしなければいけないという話をしたのを覚えているので、これからもよろしくお願いする。 先ほど榎本委員からも少し話があったが、学校選択制である。このくくりではないが、学校規模の適正化という視点で、非常に児童生徒の多い学校と、校舎にかなり余裕がある学校。緑区と南区の端でという話であれば、ある程度理解もできるが、道路1本隔てて、そのような状況が発生しているように近年見られる。また、そういう状況が続いていると思う。柔軟な学区の区割りの考えなども含め、学校の規模、偏りの状況と、それから、ここに起因している問題や課題、そしてまた、対応状況を伺う。 P.34 宮澤学務課長 ◎宮澤学務課長 緑区の中山間地では、いわゆる過小規模校、クラス替えのできない、小学校だったら1学年1クラスで全6クラスみたいな学校がある一方、上鶴間、淵野辺の辺り、いわゆる横浜線沿線の辺りに関しては、マンション等の増加により、教室もなかなか大変になってきている状況は把握している。現在、相模原市立小中学校等の適正規模・適正配置あり方検討委員会を実施しており、その中で、適正な学校規模、適正な学校配置を実現していこうと審議会で議論いただいている。この中でこういった課題について、学校選択も含めて検討していきたいと考えている。 P.34 阿部善博委員 ◆阿部善博委員 学校の児童生徒が少なくて、いずれ統廃合になってしまうのかなと地域の方と話していて、それが大型のマンションが1個できたおかげでがらっと変わってしまい、仮設ではなく、プールの跡地に校舎を建てたり、そういうことが現に起こっている。また、昔、国道16号は渡らないほうが、という話を地域でしていたが、反対側で、非常に余裕のある校舎といっぱいの学校、また、校舎の小さいほうに生徒が多かったり、そういう事情が発生していると思う。よく現状を合わせて、引き続き、できるだけの対応をしていただきたい。よろしくお願いする。 最後になる。代表質問でもお答えいただいているが、アレルギーのあるお子さんが肌身離さず持っているはずのアレルギーですというカードやエピペン、避難訓練のときに、体育館に行くと、教室のしかるべき場所に置いたまま、まずは命を守らなければいけないので避難するが、避難先で食べ物を口にしたりして、そこで何かあったときに消防も来られない、しかるべきお医者さんもどこにいるか分からない。被災している状況で非常に不安だという声を聞いている。そこにしっかり対応するという答弁をいただいた。ぜひお願いしたい。学校ごとではなく市として、具体的にどのようにしっかり対応する内容について、どのような考えなのか、改めてお伺いをする。 P.35 馬渡学校保健課長 ◎馬渡学校保健課長 学校では、あらかじめエピペンなどの処方薬の保管場所を保護者と面談の上、定めている。おおむね当該児童生徒の教室内となっている。確かに、これまで災害時に避難する場合、どうするかといった訓練等を学校に幾つか聞き取りした中では、そういったところまでの話合いがなされていなかったことを把握している。こちらについては、保護者及び児童生徒と学校が面談を行うなどして、避難する場合、どうやって持ち出すかを定めておくよう、ここは速やかに学校に周知していきたいと考えている。あわせて、避難訓練を行う際には、必ず取り決めた内容を訓練することとして、児童生徒自身、また、教職員の意識づけを図っていくようにしていきたいと考えている。 P.35 阿部善博委員 ◆阿部善博委員 そもそも避難訓練は、実際に被災したときに問題が発生しないように、あらかじめ想定して訓練することにも意味がある。そこで分かった課題、問題について速やかに対応し、いざというときにしっかり対応できるようにすることは大事であるので、しっかりと取組を求めたい。 P.78 江成放課後児童対策課長 ◎江成放課後児童対策課長 具体的に、今こういった形でということで申し上げることはできないが、やはり頂いた意見なので、そういったものをきちんと形に残していくことは重要と思っているので、しっかり考えていきたいと思う。 P.79 阿部善博委員 ◆阿部善博委員 令和8年度当初予算におけるこども・若者未来局の予算編成の考え方について総括的に伺う。 P.79 伊藤こども・若者未来局長 ◎伊藤こども・若者未来局長 こども・若者未来局の令和8年度当初予算案の編成の考え方についてである。こども・若者未来局では、全ての子供、若者が夢と希望を持って成長できるまちの実現を目指すため、まず妊娠期から子育て期にわたる切れ目のない支援の充実、そして、人材確保を含めた保育所等や児童クラブの基盤整備、そして、子供の居場所づくりなどに重点を置いて予算編成を行った。具体的には切れ目のない支援として、民間アプリを活用したプレコンセプションケアに始まり、妊婦歯科健康診査の無償化、5歳児健診の新規実施、そして、保護者の子育ての不安を解消するための地域子育て相談機関のモデル実施などを新規に盛り込んでいる。 保育所等の基盤整備としては、特に新規拡充として、保育士の宿舎借り上げ支援事業の拡充、保育現場におけるICT化の支援、支援保育の強化などを進めていく。 また、市立児童クラブにおいては、令和12年度までに受入れ年齢を小学6年生まで段階的に拡大するため、引き続き、施設整備を加速化する。あわせて、民間の児童クラブへの運営費補助金を大幅に増額する。 子供の居場所づくりとしては、登校前に児童が安全に過ごせる場が必要となっていることから、朝の居場所づくり事業をモデル実施するとともに、本市で喫緊の課題となっている不登校児童対策の一環でもある、地域での居場所づくりにも取り組んでいく。 さらに、子育て世帯の経済的負担の軽減を図るため、こども医療費助成制度について、令和9年4月から、所得制限と一部負担金の撤廃に向けて準備を進めていく。 また、職員の職場環境の改善にも努めている。児童相談所の体制強化として、タブレット端末の導入、あるいは一時保護施設の新設に向けた準備も進めていく。 また、複数の委員から御指摘いただいた、こども・若者業務センター運営費だが、私からも1点補足すると、これはふだん事務作業に携わっている主査、主任、主事、こういった職員から、やはり自分たちが企画業務に関わるためにはもう少し事務をアウトソーシングできないかということで、率直に言うと、局内調整に時間はかかったが、このたび位置づけをした。そういった思いを持って仕事に当たっている職員がいることも皆様には御承知いただけると幸いである。 以上のように、こども・若者未来局では、先ほど御審議いただいた教育局の予算と相まって、子供と、そして、保護者の支援に努めていく。 P.80 阿部善博委員 ◆阿部善博委員 様々な施策があると思う。しっかりと執行していただきたいので、よろしくお願いする。 そもそもの話として、重点テーマともなっている少子化については加速している状況で、本市の現状、傾向や対策、取組など、総合的に対策していると思うが、現在の状況について改めて伺う。 P.80 土元こども・若者政策課長 ◎土元こども・若者政策課長 本市では、少子化が加速する厳しい現状を鑑み、昨年制定した相模原市子育て応援条例の理念に基づき、部局横断的な対策を展開してきた。まず経済的負担の軽減については、局長からもあったが、フリースクール等の通所費用支援や、中学生を対象としたスタディクーポン事業などを実施し、家庭の状況に左右されない教育機会の確保と負担軽減を図ったところである。また、切れ目のない支援として、妊婦健康診査の助成を拡充するとともに、理由を問わず利用可能な休日一時保育を実施するなど、保護者の皆様に寄り添った支援体制を構築している。また、子育てに優しいまちづくりの推進として、公共施設へのキッズコーナーの設置を行い、アンケートでは利用者の9割以上から高い評価を頂いた。本年3月下旬からは、淵野辺公園の芝生広場において、ふわふわドームの供用を開始して、また、親子交流の遊びの場の充実を図っている。今後とも、市民の皆様の実感に即した施策を加速させ、子育てするなら相模原と言っていただけるまちの実現を目指して進めてまいりたい。 P.80 阿部善博委員 ◆阿部善博委員 子育て応援条例の1年の成果も併せて伺った。目的に、結婚したいと思っている人が結婚できて、子育てをしたいと思っている人が子育てできるような相模原にしたいと聞いているので、今後、この目的がしっかりと果たされるように、取組をさらに進めていただくようお願いする。 また、少子化については、相模原にいると実感のない人も結構いるが、全国のいろいろな人と話をすると本当に子供がいなくて、子供がいないどころか、若者がいないという話をよく聞く。そしてまた、せっかく一生懸命育てた若い人たちとお話をすると、自分は東京に行って、どういうことをするのだと。夢を持つのはすごくいいのだが、地元で何かしようという人がいないと、そのような話も聞いている。少子化対策を本当に真剣にやらないといけないと思っているし、今だからできることはいっぱいあると思うので、こちらのほうはしっかりやっていただきたいと求めておく。 個々の施策についてだが、我が会派でも、これまでも求めていた保育士の確保について、1点現状を伺いたい。我が会派の秋本委員からも、保育現場での話は様々あった。また、ここでの議論でも、保育現場でのDX化、生成AIの活用とか、様々な取組はあった。保育の質の向上と多様なニーズへの対応など様々な取組も聞いている。それがまた、保育士の多忙化の解消、保育士が相模原で働きたいというようにつながっていかないといけないと思っている。現在の状況と対策について改めて伺う。 P.81 風間保育課長 ◎風間保育課長 先ほど来、保育士不足については喫緊の課題とお答えしており、相模原市内にも養成校が2校あるが、なかなか保育士不足というところで、各園の皆様からは人材の不足がいろいろなものの課題になっていることを伺っている。その中で、今回、保育現場にICT導入ということで、まずは人材確保で人を増やすところもあるが、今ある作業にICTを使って、事務負担を軽減するということで、今回、ICTの補助金等を交付する。一方で、今年度実施したアンケート調査の中では、財源とノウハウの両面に課題があるところもお聞きしている。ノウハウの部分を、寄り添って、しっかり個別に説明したり、全体説明等を行い、園の皆様のICTに対する意識の醸成にしっかりつなげてまいりたい。 P.81 阿部善博委員 ◆阿部善博委員 保育士を目指す方とお話をしたところ、東京をはじめ、いろいろなところの待遇がどのぐらいいいかとか、比較表を自分でつくって、神奈川県下も含め、ここがいいなとか、あそこがいいなとか。やはり一番基準にしているのは、待遇がどうかというところを気にされていた。それは非常に分かるし、また、一方で、市内の園の保育士とお話をしたときには、家の近くだからとか、卒園生だからと言う方もおられたので、様々な形で待遇改善を図りつつ、本市の魅力を高めていってもらいたい。 続いて、予算主要施策説明書76ページの産前・産後支援事業についてである。外国の方、また、核家族化で1人で出産しなければいけない方、様々な家族構成や御近所付き合いがないとか、そういう状況が見られる中で、配偶者の方が暴力を振るったり、また、連れ子の方からの暴力や虐待があったり、世間ではいろいろな危険も報じられることがある。赤ちゃんを産もうという、産前産後の一番大事なとき、何かあったときに、いざというときに頼りになるのが本当にいないという人に会った。そういうときに、市、また、シェルターとか相談できるという話をしても、市に相談するという発想すらないし、言葉も分からなかったり、いろいろな状況があるように聞いている。いざというとき、相談を受けたり、支援したり、こうしたときの助けになるのはもう市しかないと思うが、考え方とか現状について、1点だけ伺う。 P.82 井出中央子育て支援センター所長 ◎井出中央子育て支援センター所長 各区の子育て支援センターでは、母子健康手帳を交付する際に、保健師が面接を行い、妊婦のサポート体制を含めた状況や不安などを把握するとともに、必要時には、医療機関とも連携を図り、継続的な支援を実施している。また、出産後は、こんにちは赤ちゃん事業や、産後ケア事業などの子育て支援サービス活用を通じ、産後も安心して子育てができる支援に取り組んでいる。こうした取組によって、妊産婦が不安や悩みを早期に相談できる機会が確保され、孤立の防止や母子の健康の確保につながっているものと考えている。 P.82 阿部善博委員 ◆阿部善博委員 人生でも一番大変な時期だと思うので、優しく助けが、手が届くように支援していただきたい。引き続きよろしくお願いする。 最後になる。最初の総括のところでもあったが、こども・若者未来局ができたときに、生まれる前から市は支援する、そして、生まれて、育って、働いて、家庭を持って、そして高齢となって亡くなるまで、ずっと相模原で元気で幸せに暮らしてもらいたい。未来に希望を持って暮らしていただきたいということで、縦割り行政ではなく、人生のステージの変わり目で市との関わりが変わってしまうのではなく、ずっと切れ目なく支援していこうということで、この局ができたと記憶している。一般論としてだが、18歳になった年まで、もしくは、それ未満までが子供の位置づけで、それ以降の40歳まで、もしくは40歳未満までが若者という位置づけで、そうした非常に幅広い若者の位置づけ、そして、若者支援といっても、様々、非常に多岐にわたっていると思う。こども・若者未来局としては、市民の立場に立ってみると、一元的に支援してほしいというところだと思うが、実際には、若者文化の支援と居場所づくり、若者の社会参加、若者の結婚支援、若者の就労支援、若者の定住促進や移住促進、また、若者のメンタルヘルス対策なども様々やられている。なかなか子供施策に対し、若者支援というものが一体どこにあって、どういうところに出てくるのかというのが分かりにくいという声も聞いたりする。若者支援に対し、相模原はよく若いまちだと言われるが、若い人たちが頑張るまちというのは本当に元気で、みんなが元気になれると思うので、そうした支援に対する総合的な取組の状況を伺う。 P.83 櫻井こども・若者応援課長 ◎櫻井こども・若者応援課長 若者の将来のための施策として、婚活事業とか、また今年度は、新たに高校生や大学生、また、若手社会人を対象に、就職や結婚、子育てなどの将来について理解を深め、考えてもらうために、ライフデザインセミナーなども実施した。また、大学生には活動と交流の場を提供するとともに、地域の元気創出やシビックプライドの向上を図るため、さがみはら大学生チャレンジ応援事業などを実施しており、今週末は学生団体によるさがみはら学生祭が淵野辺公園で実施されるところである。若者支援の課題についてだが、今おっしゃられたように様々な立場、状況、悩みのある若者がいることから、就労支援やメンタルヘルス、健康管理など、こども・若者未来局以外のものも含め、様々な情報やきっかけを与えられるよう、一つの事業を一つの目的のみに終わらせることなく、部局をまたいで様々な課と連携しながら事業を実施するとともに、若者の目が留まるような周知、若者の声を反映し、ニーズに合った事業実施ができるよう、これからも努めてまいりたいと思っている。 P.83 阿部善博委員 ◆阿部善博委員 私も二十数年前、議員になったとき、若者、若者と言っていたが、今では若者を応援しようという気持ちがやはりできてきて、多くの市民の方は若い人を応援しようと思っている。市役所も、そういう声をしっかりとまとめて、みんなで若い人を応援しようというまちづくりをこれからも進めていただけたらと思うので、よろしくお願いする。

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出典確認済み。公式資料:https://ssp.kaigiroku.net/tenant/sagamihara/SpMinuteView.html?council_id=1035&schedule_id=1&minute_id=128

相模原市 令和 8年 3月 予算特別委員会こども文教分科会 03月06日-01号(公式発言集)

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